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死を願った父が亡くなった話

死を願った父が亡くなった話

「お父さん死んじゃったんだって」25歳の時に知った父の訃報に悲しみや動揺はなかった。だが、あの怪物を忘れることはなかった。幼少期に受けた精神的虐待、母への暴力、親戚や友人にまで及んだ危害...。小学生だった自分は、習ったばかりの引き算で父が死ぬまでを計算することしかできなかった。怪物のようだった父との凄絶な日々と、そこから母と共に抜け出すまでを、当事者である筆者が描いた実話コミックエッセイ。【監修・解説】斎藤 学(精神科医)

母が「女」とわかったら、虐待連鎖ようやく抜けた

母が「女」とわかったら、虐待連鎖ようやく抜けた

母はなぜ、父から私への性的虐待を見て見ぬふりしたのか。身体的暴力、面前DV、人格否定、性的虐待……。そんな家庭環境で育った私が、自分の居場所を見つけ結婚し、子どもを産んだ。「父親みたいには絶対にならない、“いい親”になる」。しかし子育ての中で親からされた仕打ちを思い出し、次第にどす黒い感情に飲み込まれていく。連鎖は断ち切れないのか――。父を憎み切ったその先に見えたのは母の真実。虐待のある家庭に「父と母、片方はまとも」は存在しない。目次 第1章 凶器の親 ー父から私への連鎖ー 第1話 “いい親”になるからね 第2話 振り上げた手 第3話 母への電話 第4話 所詮は父と同じなのか 第5話 かわいそうなのは私 第6話 親の顔色をうかがう子ども 第7話 私は加害者 第8話 息子への苛立ちの真相 第2章 毒の親 ー母から私への連鎖ー 第9話 母への違和感 第10話 見て見ぬふりされた性的虐待 第11話 私を「女」として見る母 第12話 嫌いという気持ちを受け入れる 最終話 普通の家族の始まり

虐待父がようやく死んだ

虐待父がようやく死んだ

父の死は私の“希望”。虐待を受け育った作者が描くコミックエッセイ。暴力・性的虐待・面前DV・人格否定。――父が私にしたこと。これが、私の日常だった。子どもの頃は、家を出るお金もなければ、歯向かうための腕力もない。虐待する親の元に生まれた私には、耐えるしか道がなかった――。――第1話 日常的なDVと虐待第2話 外面のいい父第3話 よりを戻す両親第4話 狂う母第5話 誰にも言えない第6話 私に流れる父の血第7話 恋愛依存第8話 全ては父のせい第9話 復讐失敗第10話 「私は悪くない」第11話 彼氏に依存する私第12話 自立したい 第13話 結婚そして妊娠第14話 余命僅かの父第15話 虐待の連鎖第16話 子どもは親を選べない第17話 父の死は希望第18話 愛されたかった?第19話 気づいてしまった母の気持ち第20話 ただ普通の幸せが 第21話 自分の人生を取り戻す―――私はただ、普通の幸せが欲しかった。普通のお父さん、普通のお母さんが。★単行本カバー下画像収録★

“隠れビッチ”やってました。

“隠れビッチ”やってました。

男にチヤホヤされることで自分を満たしていた著者が、本当の自分を取り戻すまでの10年記。あなたの周りにもいるかもしれない“隠れビッチ”の生態をコミカルに描くだけでなく、“隠れビッチ”としてしか生きてこられなかった主人公が、自信のなさやコンプレックス、毒親との関係に必死で向き合う姿を描く。笑えて、苦しくて、やっぱり笑えて、ラストの切なさに身もだえる実話コミックエッセイ。