胸が苦しくなるほどの圧倒的描写の連続
読み終えたあとは毎回、しばらく現実の世界には戻って来れなくなります。これが少女マンガでいいのか?って思うほど、重くて苦しい展開もたくさんあるので、それなりに覚悟してから読むことをおすすめします。 漫画独自の世界観と、リアルさの混ざり方が絶妙で…さすが!ジョージ朝倉先生です。この作品にであえて本当によかったと思います。 コウちゃんの苦しみ、深い闇。離れたい、でも離れられない。2人の距離感が苦しくてツラくて痛くて胸が熱くなりました。 夏芽の心理描写が、あーもう女子特有のめんどくさいやつ、、と思いながらも共感、感情移入しまくりでした。「信じて笑っとけ」そうなんだよね、単純な男の子にはそれが幸せなんだよね。1巻からコウちゃんのカリスマ性に、ただただ引き込まれます。話はそれますが実写版の菅田くんはほんとにコウちゃんがマンガから出てきたかと思いました。 最後に、とにかくいい奴な大友、ちゃんと健全に幸せになっててほしい!
東京から突然田舎へ引っ越した夏芽と不思議なオーラを放つコウちゃん。
東京でモデルをしていた夏芽のキレイな大人びた姿やオーラと、田舎の方言で突拍子もないことを言い出したり、海に飛び込んだり、バイクを乗り回したり、野蛮だなぁなんて最初は思うコウちゃんの二人の雰囲気や世界がとても綺麗です。
学生の時に思い出をつくり、突然離れたり、また出会えたり、沢山の時間が流れる中で進むストーリーに引き込まれていきました。
コウちゃんは、あんな男の子いたら近づいてみたいけどちょっと怖いけど、やっぱり気になる!好き!みたいなキャラクターが確立されていて私もめっちゃ好きになりました!