結局の所は。
このスーパー、モヤモヤしてる人がつい入ってしまうスーパーらしい。 私もモヤモヤしてる時に入ってみたい。いや、常にモヤモヤしてる様な。コバヤシ店長と喋ってみたい。笑 店長は、とても味のある人で、あの毒舌が妙に癖になり、ついつい読んでしまいます。 まぁでも結果、良い方に向く人もいれば悪い方に向いてしまう人もいて。話の終わりもなるほどなと納得し、色んな人の人生を見ている様な不思議な気持ちになる漫画でした。
好きな人に素直になれない、友達がケチ、旦那が片付けをしない……日常の些細なモヤモヤ、ありますよね?「世にも奇妙なスーパーマーケット」は、心にモヤモヤを抱えた人だけが訪れることができる不思議なお店。人ならざる店長・コバヤシが選ぶアイテムは「使ってどうなるかは自分次第」。アイテムを使った登場人物たちの運命はいかに…? 嶽まいこが描く、ちょっと不思議で癒される、奇妙なオムニバスシリーズ!
ダメ男に振り回されたり、ケチな友達に不満があったり、メシマズな妻に悩まされたり……モヤモヤを抱えた人たちの前に突然現れ、ぴったりな商品を販売してくれる世にも奇妙なスーパーマーケット。
お悩みなんでも解決の便利アイテムではなく、使ってどうなるかは自分次第。
うまく使えたとしても自分が変わらなければ意味がなかったり、新たな問題を引き起こしたり。
心のモヤモヤが晴れてわかりやすくハッピーエンドっていうわけではないけど、めちゃくちゃバッドエンドもない。
まあいろいろあるけど日常は続いてくよね〜人なんて簡単に変わらないよね〜みたいな軽い感じが心地よかったです。