この作品は前年に美大受験に失敗し、一浪して予備校に通いながら再受験を目指す今正孝を中心にして描かれる青春群像劇です。

近年増えてきた”美術”をテーマにした作品ですが、この作品の舞台は「美術予備校」。
登場人物も正孝をはじめほとんどが美大受験を目指し浪人しているといた状態です。
そのため、生徒たちは既にある程度美術の知識や技術を持った状態で物語が始まるので、将来への不安や画力が伸び悩む自身への焦りなど、登場人物たちの感情がより鮮明に描かれていきます。
年齢的には成人しているけどまだまだ大人になり切れていない、でもだからこそ目標に向かって突き進む中で大きく成長する姿が垣間見える、そんな正孝たちの泥臭さと瑞々しさの入り混じった群像劇です。

1巻まで読了

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ただ静かに消え去るつもりでした

ただ静かに消え去るつもりでした

邪魔者は静かに消えて、美しい島で人生をリセットします! 伯爵令嬢のレティシアは、幼なじみのセブランと静かに愛を育んでいた。遠くないうちに結婚するのだろう、そう思っていた。だが母の死で、彼女の人生は暗転する。母が亡くなってわずか2ヵ月のうちに、父が愛人とその娘を迎え入れたのだ。義母のイメルダはレティシアに憎悪を燃やし、その居場所を奪いはじめる。そして美しい義妹・フィオナはセブランに目をつけてしまった。やがて、フィオナとセブランは互いに惹かれ合っていく。自分がいる限り、2人が結ばれることはない。だから、ただ静かにここから消え去ることにした。2人の幸せのために──。かくして、ずっと気にかかっていた美しい島へとひそかに旅立つ決意を固めたレティシアだが、家族や友人たちの思惑がすれ違うことで、事態は予想もしない方向へと展開していく。解放の異世界ファンタジー、ここに堂々開幕!

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