『おんな』って・・・。
2巻読了。 『おんな』という生き物。 自分中心でわがままだし、言わなくても分かってほしいし、優しくしてほしいし、話をちゃんと聞いてほしいし、気を使ってほしいし、大切にしてほしいし・・・。 う~ん、キリが無い!! わたしも、大変な『おんな』と言う生き物を持て余しています。 心の声と、表に出てくる声と正反対のこともある。 でも、それもくみ取って欲しい。 そんな、私も含む面倒な『おんな』の物語。 リアルで共感できることがたくさん詰まっている。 『おんな』同士でも理解できない事を他の誰か理解してくれることはできるのか? ずっと、闘い続けるのか?諦めるのか? 悶々とする日々は続く・・・。 妹のすみ香は、姉の有香より大人の気がするが、そこも姉としては気に入らない時がある。
鳥飼茜とヤマシタトモコの漫画を読んでる時もう横っ面を殴られるぐらい衝撃走る時あります。
グサーっと刺さるくらいに女性描写がうまい。
女性とその周りにいる人間たち、リアルに生きている人間たちの会話、癖、描写が本当リアル。
1巻作中で「母親は自分の体調が悪くなると不機嫌になる」っていうモノローグがあるんですがリアルにいますね、よく観察されてるんだなと思ってしまいました。
年頃の主人公の描写もリアルなのは作者の日常で思う不満とかモヤモヤを漫画にされてるからかなと思います。