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マンバ通信で知り読んでみたのですが記事では触れられてない部分が予想外に面白くて得した気分です。
しょっぱなから自分より格下の相手のことを指差して腹抱えて笑う主人公のアニー。品性なさすぎで最高……!いくら目の見えない弟のためとはいえ、この言動ではボウリング場の風紀を乱していると嫌われるのも納得。
謎の男性に川に落とされたときは、高笑い(高笑いするJKって何)したあとに川に突き落とし返すと
「このアニーさまはブジョクするやつをけっして許さないって事さ」
「キザ保安官 あんたには説教より犬かきがお似合いだよ!」
といい放ち、やはり高笑いしながら去っていく。
▼『最後のストライク』井出ちかえ
女子高生にしてこの煽りスキルと手を上げるスピードの速さよ……女子高生天才小説家・響さんを思い出します。
ライバルとなる学生チャンピオンのアメリカ人・ロマとの初めて出会ったときも
▼『最後のストライク』井出ちかえ
「フ...思った 通りかこの毛唐め!」
「よっしゃ あのキザ野郎もふくめてほえずらかかせてやる!」
と、この言いよう。まあロマもロマで試合後に札束(10万円)でアニーを引っ叩いて
「さっさとそれをもってきえるがいいわ」
「ダニの顔はもうもうみるのもふゆかいよ!」
と言い捨てる。この主人公にしてこのライバルあり。
ズベ公
めくら
対戦相手ども
毛唐
ボーリング界のダニ
ハゲチャビン
主人公のアニーだけでなく周囲の人間もキレキレで、1話にして悪口のデパートとなっていますが、いくらなんでも毛唐はヤバすぎだろと読みながらひとりで焦ってしまいました。
絵に関してはコマ割りが凝ってて複雑ですし、ぶち抜きも多用されていて迫力があります。
それにしても隆史コーチがアニーに惚れるの超スピードすぎてマジで謎。
アニーに事情を尋ねることさえせず、2回も酷い誤解をしておきながら「ぼくのアニー」とか何様なんだよと思ってしまう。
物語最後のロマとの再戦がかかっているプロの試合。
ライバルが週刊誌に弟の失明の真実を報道するように仕向けたらしく、その記事を試合中に読んだアニーは激しく動揺するが、そんなアニーをみてロマが喝を入れる。
そもそも試合中にわざわざ自分から週刊誌読むなよというツッコミはさておき、女の子同士のゴリゴリにバチバチのライバル関係って最近の少女漫画であんまり見ないのでやっぱいいなぁと思いました。
呪術廻戦の野薔薇と真依さんみたいなバチバチの関係大好きなんで少女漫画でも増えてほしいです(願望)
後半の短編「ホームラン広場にあつまれ」もスポーツマンガで、こちらは対照的に女の子同士ライバル関係が毒抜きで爽やかに描かれていて違った味わいがありました。
弟の失明の確定しアニーが右手の負傷を乗り越えプロになってからはアニーの素行がよくなってしまい、普通のスポ根になってしまいちょっと物足りなかったですが序盤のぐう畜ぶりは必見です。
ボウリングってつまりは10本のピンを多く倒せばいい!!いびつな投げ方でストライクを量産する賞金稼ぎボウラー亜川丹子。試合中ふざけていてもボウリングにだけはいつも真剣な彼女。そんな丹子の前に現れるライバル・ロマ。丹子はライバルとの戦いに勝ちプロボウラーになることができるのか!?
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