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OLの椎名優羽は突然の事故に遭い、病院のベットにいた。目を覚ますとそこには自分の彼氏だという司の姿があった。優羽は両親や、自分が過去のトラウマで男性恐怖症であったことは覚えていたが、司のことだけは思い出せなかった。そんな優羽であったが、献身的に尽くす司の姿に次第に惹かれていった。しかし、司には優羽には言えない秘密があってー…。◆収録内容◆「遠回り~それでも好きになっていいですか?~」第1話~第8話+単行本収録の描き下ろし※本作品は、電子書籍「遠回り~それでも好きになっていいですか?~」1巻~3巻の一部を収録した単行本「遠回り~それでも好きになっていいですか?~上巻」の電子書籍版です。
面白い!構成が上手い!ありきたりな感想だけどこういう映画、ありそう。笑
まず主人公・優羽が事故にあって入院し、病院で目をさますところから物語が始まる。しかし事故の詳しい状況と恋人・司のことだけを忘れる記憶障害が残る。司と毎日顔を合わせていくうちに、優羽もすぐに彼を好きになり、もう一度恋人同士としてやり直したいと思っていたけれど、優羽のスマホには司を連絡をとった形跡がなかったり、司が寝言で「ハルコ」という名前を言っていたりと不審な点がありちゃんと司に聞いてみようと思っていたところで親友の瑞希に「あいつは優羽のストーカーだ」と言われ、状況が一変し、司は優羽の前から去ってしまいます。
そして、時はさかのぼりふたりが出会う前へ。
優羽は過去に受けた暴行の影響で男性恐怖症&会社では酷いいじめを受けていた。そんなとき、ひょんなことから優羽が出したSOSのメールを司が受け取り、メールだけのやり取りが始まる。司は優羽の置かれている状況から救ってあげたいと親身に相談に乗り、そのうち顔を見たこともない相手なのにお互いに必要とするようになる。偶然が重なり、司は一方的に優羽の顔や行きつけの店を知るんだけど、優羽の男性恐怖症のこともありなかなか会おうという話にはならず。しかしお互いを想う気持は募るばかり。そして優羽が瑞希の同僚に告白されたことを司に相談したことをきっかけにやっと会う約束をするのですが、その直後とある出来事により、メールでの連絡ができなくなってしまいます。そこで司は偶然みかけた瑞希に意を決して話しかけるのだが・・・
果たしてふたりは出会うことができるのか、というところまで読みました。
ここまで、かなりドラマティックなんです。冒頭、瑞希にストーカー呼ばわりされてましたが、実際はとっくに心は通い合っていた相手だったんですね。
でも瑞希は、会ってはいないものの優羽と司との関係を知っていたのに、ストーカー呼ばわりはひどくないか?というのはちょっと思ってしまった。そこにもなにか理由があるのかもしれないけど。
今のところ、事故の状況というのが
「走行中の司の車から優羽が飛び降りた」
という、どうしてそうなった?的なものなので、そこに至るまでに何があったのか(というよりも本当にそうやって事故にあったのか?)が早く判明してほしいです。あ〜続きが気になる〜〜〜〜〜。