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出来の悪い弟に対して「こいつは俺がいないと何もできない」と見下していたことが、実は自分より下がいることで自分が安心したいだけだったという、兄弟姉妹の間柄ではさほど珍しくない関係性が、こういう話に広げられるってのが単純に凄いです。
結末については「こうするしか方法はなかったんだろうか」と悩ましい部分もありつつ、なるようにはなっかなという気もします(どっちだ)。
一言で「兄弟の絆を描いた話」とは言えない複雑さがあります。
『底へ』(SQ.RIZE掲載)の新鋭が描く奇妙で鮮やかな"兄弟奇譚"———!(ジャンプSQ.2021年8月号)