日々ロックの作者の初期短編集。ほとんどが雑誌に掲載されたものではなく、大学の卒業制作や同人誌の為に描かれたもの。なので荒削りな部分は多少ありますが、初期衝動が詰まった作品集になっています。
特に表紙にもなってる『夜半』がいいですね。正義感ゼロの男が人間の悪意に興味があるという理由で警察官になって、いつか本物の殺人鬼に遭遇したいと思いながら夜の街をパトロールしていたところ、暗闇の写真ばかりを撮っている大学生の男の子と出会って仲良くなります。しかし大学生が殺人事件の犯人を撮影してしまって…という話です。この内容が元になって短編集のタイトルが「ミッドナイト・ウォーク」になったんですね。なんとなく買ってみたら当たりでした。
ヤングジャンプ連載『日々ロック』の新鋭(23歳)が放つ、豪速球作品集!!警官!老人!ロックンロール放送部!探偵!モンスター!サラリーマン!『初期の榎屋克優』を読むなら今。収録作品:ロックンロールを聴かせておくれ/夜半/ファンタスティックキラーコンドーム/心探偵/サラリーマンの死/2人の手はつながったまま
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