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80~90年代に青年誌で連載しつつ、女性からも熱狂的な支持を得たサキヒトミ代表作!! 「隣りの音が聞こえるとホッとするの ひとりじゃないって気がして……」 お互いに完璧でいることに疲れたり、渡す人もいないのにクリスマスイブに花を買ってしまったり……。 都会のワンルーム・マンションを舞台に織りなす、不器用な若者たちの恋模様を描いたオムニバス!! ▼目次 ROOM No.001 ノスタルジックな気分 ROOM No.002 103号室のブーミー ROOM No.003 シクラメン通信 ROOM No.004 すてきな同居人 ROOM No.005 100%バレンタインデー ROOM No.006 失恋:山口君の場合 ROOM No.007 10日目のジェラシー ROOM No.008 メタモルフォーゼ ROOM No.009 ディスタンス ROOM No.010 由美のシグナル ROOM No.011 雨のち晴れ ROOM No.012 社内恋愛のセオリー ROOM No.013 グラデーション ROOM No.014 おやじの週末
80〜90′sのトレンディでスタイリッシュな空気感、たまらなく好きです。
ファッションとかインテリアとか、そもそもの絵柄もこの時代の風をそのまま届けてくれているように感じます。
数十年前の作品を読むと、恋愛観やジェンダー観の違いに居心地の悪さを感じることがあるけれど、この作品からはほとんど感じられなかったです。
派手で奔放な恋愛を楽しんでそうな若者たちのピュアで不器用な部分を大事に大事に描いているからこそなのかな、と思います。
近すぎて見えなくなったり、素直に伝えられなかったり、いつまでも忘れられなかったり…いつの時代も変わらないものがあるんだなあと感じさせてくれる作品です。