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小学6年生の女の子が3年生の男の子を好きになるなんて! あの頃、三つ下の男の子を好きになることでいじめられるのが怖かった遥は自分の気持ちを隠して、三つ下の男の子の代わりに中学生だった彼の兄が好きだと嘘をつく。それにも関わらず、勇気を出して自分に告白したあの男の子…。彼の告白には答えられなかったまま、彼は引っ越してしまう。20年近く会ったことも思い出したこともなかった、と思っていた。しかし、30歳になった誕生日の朝思いついてしまったのだ!自分が無意識的に好きだった男は全員彼と似ていたことを!一瞬に私を17年前の夏に甦らせたあの子。今はどこでどう過ごしているんだろう。彼も私のことを憶えているかな。
ついに完結巻出ちゃったな〜と思いながら14巻読みました。
作者がこの漫画を通して伝えたかったことが最終巻にギュッと詰まってる感じ?かな。
夢?っていうくらいの非現実感がある圧倒的ハッピーエンド。現実ではそう上手くかないだろうという(この漫画において野暮すぎる)気持ちもあるが、それを踏まえたうえであそこまでの多幸感を描ききったんだろうと思います。作者が言いたいことは分かるし、私もそうであれと心から思う。
もしかすると猫作に感情移入して主人公を祝福できなかったり、子供時代の意地悪くらいで?と思う人もいるかもだけど、そういうのってされた方は覚えてるし何年経っても傷がなくなるわけじゃないというのはあるので…それでも猫作は遥のためによくあそこまで変われたなと思いますけどね。
ずんこさんを取り合う男同士の浜辺での殴りあいからの、それを俯瞰で眺めるあの終わり方めっちゃ最高でした。
また近いうち東村先生の本格ラブストーリーが読みたいです。
#完結応援