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インスタグラムのフォロワー数6万以上!(*2020年12月現在)NYでアメリカ人の夫と2児の子どもたちと暮らす日本人マンガ家「るびー(@rubydays6867)」が放つ、切なくて愛おしい10代の恋愛の記憶。恋愛読み切り三部作の第一弾は、「宗太郎くん」。ブログサービスnoteに公開時「これが10代の遠距離恋愛あるある!」と大きな反響を読んだラブストーリー。東京の高校で「私」が15歳の春に出会った「宗太郎くん」は、クラシックで上品なたたずまいが印象的だった。はじめてちゃんと恋をした。「あの頃私達は いつかプロフェッショナルの中心地へ行って 夢の職業に就けると信じて疑わなかった」「東京タワーの下で 好きな人とファーストキスって・・・ 私、前世で神様に恩でも売ったのかな?」「見られるたびに恥ずかしくて 苦しかったコンプレックスの枷を 好きな人の言葉が 簡単に外してくれる」通じ合い、同じ夢を見ていたはずのふたりは、「私」の留学をきっかけに少しずつすれ違いはじめ・・・。「ピュアな恋愛をしているだけじゃ大人になれない」誰もが一度は経験したことがある、10代の切ない恋愛模様を、あなたも。【るびー 恋愛読み切り三部作】第一弾 宗太郎くん 第二弾 ランス(2021年2月刊行予定) 第三弾 ヒュン(2021年夏頃刊行予定)
新刊ページで見つけたやつ。表紙がかわいかったのと「東京タワーの下で 好きな人とファーストキスって…私、前世で神様に恩でも売ったのかな?」っていうエモいセリフに惹かれて買いました。
実体験を元に描いた創作漫画らしいですが、ストーリーがトレンディすぎてどこまでがリアルなのか気になりすぎる!!90年代の大人っぽい少女漫画みたいな恋愛だった。
そもそも出会いがおしゃれすぎる。クリエイターを育てる専門学校みたいな東京の高校って何…。
高校生の頃のカレピ・宗太郎くんは、下ネタのしの字もない清潔感溢れる優しい男の子。
夢に向かって真っ直ぐものすごいスピードで突き進む主人公とは対照的に、落ち着いている宗太郎くん。
結局、主人公は服飾を学ぶためにイギリスの美大に通うことになり遠距離恋愛が始まって、それによって2人の考え方の違いがハッキリと浮き彫りになり衝突することに…。
画風も内容も、一から十まで何もかもお洒落で異世界だった。
あらすじに「『これが10代の遠距離恋愛あるある!』と大きな反響を読んだラブストーリー」ってあってビビりました。
音信不通で自然消滅するほうが多数派じゃないのかよ…。
別れても毎年誕生日に連絡くれる元カレって考えるとかなりアレな気がしますが、10代の自分が憧れてた初恋の人とずっと結婚してもやり取りが続いてるって特殊すぎる。
もはや「元カレ」という概念を超越してねーかと思ったら、あとがきで宗太郎くんの手紙の一文が載ってて「俺、彼氏というより、君の親みたいな感覚なのかもしれない」とあって、マジで理解越えてました。どういうこと…??
読み終わったあと「面白いけど消化できない。一体何だこれは…」って感じだったんですけど、あとがきを読んでこの2人の関係はやっぱ普通のカレカノに括れないんだなと納得しました。
とにかく絵が綺麗で色使いがかわいいことは間違いないですが、内容について他の人の感想も聞いてみたいです。
【追記】
ちなみに一番驚いたのが最後に載ってた著者プロフィール。
「コロナ禍により服飾デザインからマンガへキャリアチェンジした新人漫画家です」ってマジか〜。短いのにマジでいろいろ内容が濃いな。