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前後編構成の短編が3本ずつと中編「メイちゃんとアキちゃん」シリーズ、最後に短編が1本収録されたオムニバス百合短編集。
キーカラーが各章ごとに一色配されたシンプルかつ美麗なアートワークがまず最高!引き込まれるようなスマートで繊細な表現が絵にも物語にも敷き詰められています。
そしてとにかく読みやすいです。各話のページ数も短くスッキリしている分、研ぎ澄まされた感情が無駄なくお届けされてくるのがありがたいですね。
話数の切れ目で視点人物の切替やキャラクターの関係性が変化したのがすごく分かりやすくて「前はああだったのに今はこう!!おあー!!」と鳴き声を上げやすい仕様になってます。
中編の「メイちゃんとアキちゃん」シリーズがやはり読み応えがありますが私のお気に入りは写真部の女の子・渚とギャル・鈴子の交流を描いた「ラブレター」。自分の写真は人に見せるようなものじゃないと自信なさげな渚を陽気な鈴子が励まします。
ここまではいい。ここまでは。
問題は渚の写真にはいつも鈴子が写っているんですよね〜!!しかも全部サイコーにカワイイ姿で!!あとは察してくれ〜〜〜!!!(放り投げ)
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