初めて読んだ感想
あしたのジョー ちばてつや 高森朝雄
ジョーってこんなに不良だったんだ…って思いました。有名作品なのでキャラクターの名前と名セリフくらいは知ってましたが、実際に読むまでジョーってもっといい子だと思ってました。力石徹との出会いも少年院なんですね。自分みたいに勘違いしてる人は世の中にたくさんいそうです。恥ずかしながら力石の死がクライマックスだと思ってたので、終生のライバルがこんなに早く死んでしまうのかと驚きました。でもそこから力石に致命傷を与えて殺してしまったトラウマをジョーが乗り越えていくという、さらに踏み込んだ物語になっていくのがすごく面白かったです。トラウマがフラッシュバックしてリングでジョーが吐いてしまうシーンが印象的でした。ジョー以外は黒塗りのシンプルな見開きなんですけど、ジョーのショックの大きさが見えて辛い、けどそれを乗り越えていかなきゃいけないんだって思いました。もう一つ好きなのはやっぱり紀ちゃんとデートするシーンです。あれも存分にページを取って一日デートした最後に「わたしついていけそうにない…」と紀ちゃんが言うなんてガーンときますね。これもちばてつや先生がよくおっしゃってる漫画の「間」の効果なのでしょうか。前半は自分が感情移入しやすかったのでチビ連のサチが好きでしたが、脇役って言っちゃうのが失礼なくらい全員が登場人物として必要なキャラになっているので、読み終わると全員好きになりますね。こんなにどのキャラも人生を持ってる漫画は初めて読みました。
息をするようにモテるモナちゃん(大阪生まれ)は、クイーンビーとしての自覚がありすぎる女の子。そんな時に自分に全く興味を持たない転校生・黒岩メダカと出会いなんとか彼の気を惹こうとするが…というお話。
「明らかににゃんをこすってきてる…!」
「ならパンツや!!」
で吹いたww
喋りは標準語なのに内心は関西弁なのすごくかわいい…!!
引っ込みがつかなくなって内心半泣きでどんどん過激なことをやり始めるけど、修行僧だというメダカは動揺しつつも全然顔に出さない。
最後の抱きとめて「モナちゃん呼び」から忠告…メダカの言動がパーフェクトすぎて最高だった🥺
トーキョーバベル読んでましたが、まさか久世蘭先生にこんなラブコメの才能があったとは知りませんでした。
連載化してくれ〜〜〜!!