名無し

無知なもんで「不気味の谷」と呼ばれる現象のことをこれを読むまで知らずにおりました。
たしかに現実に、人間に限りなく近い動作をするロボットがいたら、「怖い」「気味が悪い」と思うだろう。創作物ではしばしばなかったことにされるけど、この読切はまさにその現象を取り上げてそれによる周囲の人間の反応を描いてます。
自分はどちら側だろうと考えると間違いなく気味悪がりながらも面白がってしまう方なんだけど、人間みたいなロボットに対してリアルな友達と同じような感情を持ってしまう人間鈴木くんと、ロボット吉沢くんとの関係性はなんか羨ましく感じました。

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