手塚治虫「どろろ」が縦スクロールマンガとしてリメイクされ、12月より日韓同時配信される。
https://natalie.mu/comic/news/479046
体の48カ所を魔物に奪われた百鬼丸による、魔物退治の旅が描かれる「どろろ」。リメイク版では原作のコンセプトとテーマを活かしながら、舞台が現代へと移された。現代では科学という名の新しい魔法が世界を支配し、妖怪は悪人と結託し権力者として生き残りながら暗躍を続けている。一方、主人公のハッキーは原作の物語から数百年間、体の一部を取り戻しつつ妖怪たちを追い続け、不老不死のまま現代まで生き延びた。やがてハッキーは、かつて苦楽をともにしたどろろにどこか似た印象を受ける“ろろ”と出会い……。ハッキーとろろは一緒に新たな旅に出る。
なお原作提供・監修は手塚プロダクション、企画・制作・流通をメディアドゥと韓国の大手縦スクロールコミック制作スタジオ・コピンコミュニケーションズが担当。配信先は決定次第発表される。また日韓での同時配信後、その他の国々でもグローバル配信される予定だ。
音楽フェスに行くなんて考えたこともないほどインドアかつダウナーな人生を歩んできた私ですが、このマンガを読んで考えが180度変わりました。
行きてぇ、フェスに。
フェス、爆音の中酒を片手に夜通し熱狂する狂乱の宴だと思い込んでおり「近づくまい!」と頑なに距離を取っていたのですが、『デイズ・オン・フェス』のなかには優しく楽しく賑やかなフェスの世界が描かれています。
のんびりキャンプとかしてるんですよみんな。いいなぁ。
登場人物は主人公・奏と音葉のJK初心者コンビと、喫茶店を営む音葉兄(楽さん)とバイトの律留のベテランチーム。計4名のコントラストが小気味いいです。
奏がフェスに魅了されていく新鮮な過程と、律留たちがフェスの“よさ”をじんわり味わっているようす。互いが互いのパートを引き立たせていて、読んでる自分も「早くこうなってこうなりたい」という欲求が湧いてきます。
行かなきゃ味わえない空気感が内包されてるんですよ…。
奏が自身の推しバンド「デイズ・オン・ユース」を起点に、どんどん自分の興味に従って世界を広げていくのも心地良いです。何かにハマるのってそういうことだよな、という原初的な喜びが押し付けがましくなく描かれていて。
そして3巻にはその「デイズ」の結成エピソードが収録されているんですけどこれもまたいいんですよね…。音楽に救われた者がまた音楽で人を救っていくという円環が完成するんです。美しい。
とにかく読んだら絶対にフェスに行きたくなることでしょう!!行きたい!!フェス!!
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