ネタバレ
タイトル通りの1冊

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面白かった。シンガポールは野良猫多いんですね。フー・スウィ・チンフー・スウィ・チン先生が飼ってる4匹(ニューユ・パキ・キウィ・エマエマ)が全員拾ってきた子というのにまず驚きました。

「カーテンを破く音はマジックテープとそっくり(アーさよならさよなら! カーテン!)」
からの
「エマすごいよ! 1人で降りられたね!」

に猫好きの真骨頂を見ました。愛が深い。

4匹それぞれとの出会いも描かれているのですが、全員野良猫だったため全部ドラマチックだったのもすごかったです。

シンガポール事情として面白いなと思ったのが
・公営住宅で「猫」を買うと罰金
・猫砂は輸入品
・長女ニューユの好物がドリアン

また、野良猫が多いという環境で、シンガポールの人々はそれぞれ好き勝手に猫を愛したり嫌ったりしてて、それがすごく新鮮でした。
子猫を傘で追い払ったり、鳴き声がうるさいからと工場に捨てる人もいるし、作者とその家族のように拾って育て、痩せた野良猫を見つければ餌をやる人もいる。

日本という、野良猫自体が少なく、「野良猫(や鳩など)に餌をやってはいけない」という一定の共通認識の下で育ってきた自分には、こういう猫との付き合い方もあるのか…と目からウロコでした。

あと自分は動物を飼ったことがないので、動物と話せる人たち…アニマルカウンセラーや動物との交信を学ぶ団体が登場してメチャクチャびっくりしました。そういうのもあるんですね。

作品の後半では大切に育ててきた子たちが、次々と旅立っていくところまで描かれていて読んでるこっちも寂しくなりました…。

面白かった。シ...

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