しばらく読んでないうちに完結してしまったんだけど、読切なら前後知らなくても大丈夫だろうと思い読んでみた。NARUTOとかハリー・ポッターとかもだけど、なんで子世代の話って無条件にワクワクしてしまうんだろうな〜! 最高でした! ………あらすじ……… 妖精王の森に暮らすバンの息子ランスロットは、エレインに似て女の子と見紛うほどの可愛らしい少年で、ニコニコと人当たりがいい顔と、荒っぽい顔を使い分けている。 妖精たちを騙しゴミを売りつける行商人を許す父・バンを頼りないと説教するが、「さすが俺の息子だ」と褒められれば父の居ないところでスキップしながら浮かれる。 額に傷を負ったことで、最近心が読めるようになったランスロットは、師匠のジェリコにすら「仕草が乙女♡カワイイ…♡」と思われていると知り、バッサリと髪を切る。 最近、ブリタニアでは人間だけがいなくなる神隠しが起きており、妖精王の森でも行商人が原っぱで突然消えてしまう。 ランスロットはバンに手伝いを申し出るが、「ガキの遊びじゃねぇ」と強く却下される。 翌朝、バンが調べに来るよりも先に現場に向かったランスロットは、弟子の行動を読んで先回りしていたジェリコと共に雨の切れ目に入り忽然と消息を絶つ…。 しかし数年後、ランスロットは「湖の王子」と呼ばれるようになり再び姿を現す。 ……… ……… ……… とにかくランスロットが可愛い…！手作りで槍作るとかさぁ。 髪が長いときはエレインに似てるし、切ったあとはバンにもキングにも似てる！ 子どもがビール飲みたがるのって、まさに普通の家族の団らんって感じでキュンときた。 あのフードついてるベストはもしかしてお下がり…? シャスティフォル柄のブランケットも気になる。 バンに「城に戻ってろ」って言われた時、バンの心を読んでランスロットが何を知ったのか知りたくてしょうがない。 こういう事件って子ども1人だけで突っ走りがちだけど、ジェリコが付いていてくれてなんかすごく安心した。 数年経ったあと、ランスロットがどうなったのか続きがメチャクチャ気になる。