グルメ漫画としてもギャグ漫画としても
個性的で面白いです。
主人公の名前が面堂露(めんどう つゆ)ってのも
いかにもだけれど話の内容と合っていて面白い。
めんどくさい料理も「めんつゆ」使えば
簡単でそこそこ美味しく出来上がる、味わえる。
一応は料理を作る楽しさも味わえるし、
味もすてたもんじゃないのよ、という感じ。
でも、それが正義だ絶対だとは
主人公も思っていないみたい。
気軽く手抜きで楽しんで申し訳ない、
でもその手抜きやお得感も好きなのよ、
正統派な料理と楽しみ方じゃないのは判っているけれど、
その背徳感すらもあわせて魅力なの、
という感じかな(笑)
めんつゆが、オールマイティな必殺技じゃないんですよね。
よくいるマヨラーみたいな、なにもかも結局は
マヨネーズで食べるのが美味しいのよ!
ではないところに、この漫画と主人公から
好印象を感じます。