スローライフは憧れか。
スローライフ大変なことも多そうだけど、楽しそうだな〜 お水もご飯も美味しそうだし、時間もゆったり流れるのだろうか。 自分の肌に合う場所探しができる時って、人生限られているのかも。 いや、人生100年時代そんなこともないのか。笑 桧由の様に、自分には現実住むこと作ることはないのかもだけど疲れてしまった時に、ここ行きたい!って思える場所を探してみるのもいいな。なんて思いました。
桧由(ひより)は東京生まれ東京育ち、広告代理店に勤める25歳。仕事に追われる毎日を送っていた彼女は、久々の連休を利用し、長野に住む親友を訪ねる。そこには豊かな自然と温かい人々、ちょっぴり不便なスローライフがあった。息苦しい東京の暮らしを捨て、田舎に移り住むことを決意した桧由だったが、彼女を待っていたのは、ボロの借家と身の回りの家具を一から作る“物作り生活”…都会っ子のDIYな田舎暮らしが始まる! 【本商品は「ものつく~手作り生活、はじめました。~」1~6巻を1冊にまとめた合本版です。】
主人公の檜前桧由がブラック企業を脱出して友人の故郷である長野に移住するという話。線がすっきりしていて読みやすく、物語は現在と過去の回想が入るなど工夫があり面白いです。主人公が古い家を自力で修繕しながら、地域の人たちと付き合い、生活を楽しんでるのが良いですね。自然の素材を食器にしたり、家具を作ったりする工程が細かく解説されていて、自分も何か作りたいという意欲が湧いてきます。過去にブラック企業で苦労してきたことも描かれていて、上司で苦労した経験のある人には共感できるところがあります。のんびりした作品ですが、登場人物たちの感情を丁寧に描いてる作品だと思いました。