『誰にとってもどうでもいい人』にコメントする

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名無し
1年以上前
これは一個人の考察なのですが、 彼が「誰にもなりたくない」と願っていたのは、彼は山田と同じように辛い現実から目を背けるために「自分が自分である」という意識から逃れたいと思っていたからで、そのために”自分は誰でもない”という暗示を自分にかけていたのだと思います。(神社のシーンも神職の人に暗示をかけてもらうなどしたか、もしくはただそれを願いに行ったか) しかし、彼が彼だからこそ山田に愛されたという事実によってその暗示が解けてしまい、彼は「自分が自分である」ことを思い出してしまいました。なので彼女に対して「ひどい」と言ったんだと思います。 そして、自分が自分であることを思い出したために、今まで忘れることが出来ていた現実の苦しみを全て自分のものとして感じなければならなくなり、あまりの苦しさに絶望して窓から飛び降りて自殺してしまったのではないかと思います。ノートを見た後山田が窓の方を向いているので、そのあと山田も後を追ってしまったのかも…。部屋に入れた理由は考えてみましたが分かりませんでした。 以上の考察以外にもコマごとの演出が秀逸なのでいろいろな捉え方が出来ますね。

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名無し
1年以上前
これは一個人の考察なのですが、 彼が「誰にもなりたくない」と願っていたのは、彼は山田と同じように辛い現実から目を背けるために「自分が自分である」という意識から逃れたいと思っていたからで、そのために”自分は誰でもない”という暗示を自分にかけていたのだと思います。(神社のシーンも神職の人に暗示をかけてもらうなどしたか、もしくはただそれを願いに行ったか) しかし、彼が彼だからこそ山田に愛されたという事実によってその暗示が解けてしまい、彼は「自分が自分である」ことを思い出してしまいました。なので彼女に対して「ひどい」と言ったんだと思います。 そして、自分が自分であることを思い出したために、今まで忘れることが出来ていた現実の苦しみを全て自分のものとして感じなければならなくなり、あまりの苦しさに絶望して窓から飛び降りて自殺してしまったのではないかと思います。ノートを見た後山田が窓の方を向いているので、そのあと山田も後を追ってしまったのかも…。部屋に入れた理由は考えてみましたが分かりませんでした。 以上の考察以外にもコマごとの演出が秀逸なのでいろいろな捉え方が出来ますね。
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