「ドウェイン・ジョンソンを嫌いな人間がこの世に存在するだろうか」というのが自分が常日頃考えている命題のひとつです。『グレート・ワン』が世に放たれた事実こそ、この問いへの答えではないでしょうか。

圧倒的にロック様をモデルに描かれているバレル少佐はある日体重が驚異の9万6千トンに。時同じくして地球上に現れた巨大生物から人知れず人類を守っているのですが、特異体質ゆえに娘のマヤに会いに行くことも出来ず、日々孤独な戦いを強いられていました。

ヒーローというのは誰かを助ける存在です。ではヒーローのことは誰が助けてくれるのでしょうか?『武装錬金』で提示されたこの問題に本作もあたたかく、かっこいい答えをきちんと用意してくれています。
常に銀幕の中で我々の心を救い続けるロック様をモデルにこの作品が生み出されたというのが、グッとくるポイント1.7億点ですよ!彼のインスタフォロワーひとりから1点ずつ集めて1.7億点計算です。

そして読む前でもあとでもこの際いいと思うのですが『ランペイジ 巨獣大乱闘』は絶対合わせて観てほしい!そうだろジョージ!

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エロイーズ 本当のワタシを探して

物語の始まりのシーンが好き

エロイーズ 本当のワタシを探して
ANAGUMA
ANAGUMA

本作、ベンチに座っていたエロイーズがふと記憶喪失になっていたことに気付くシーンから始まるのですが、その自然さがなんだか巧みで、ピンク色のカラートーンとともに強く印象に残っています。 メインとなるストーリーラインはサブタイトルにもある「本当のワタシ」探し。 少ない手がかりを元に記憶を失う前の自分がどんな人間だったのかを調べていく…と書くと壮大なミステリーやサスペンスのようでもありますが、そうそう大変なことが起こるわけでもないのが人生というものかもしれません。 どこにでも居る女性だった(と思われる)エロイーズ・パンソンの身の回りも、世の人のご多分に漏れずありふれた出来事ばかりだったようで、一生懸命過去の自分の身辺調査を行うほどに些細でちっぽけなことばかりが判明していきます。そのようすは親近感やおかしみと同時に、どこか空虚さというか、切なさも感じさせたり…。 「記憶を失う前の自分ってどんな人間だった?」というのを入り口に「そもそも根本的に自分ってどんな人間なんだろう?」という二重の意味で「本当のワタシ」を探すことになるのが妙味です。 そんな深いテーマもありつつ、バンドデシネとしてはかなり読みやすい部類に入ると思います。エロイーズのちょっとした仕草がどれもかわいかったり、普段縁遠いフランスでの「フツーの」暮らしが垣間見えるだけでも面白いので、読む機会があれば気軽に手に取ってみてほしい一作です。

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4軍くん(仮)

4軍くん(仮)

荻島航平は“都立の星”と呼ばれた高校球児。3年の夏を終え、次なる舞台として目指したのは“神宮球場”を主戦場にする“都心6大学リーグ”だった。猛勉強の末、池袋大学に入学した荻島だったが、野球部の練習初日になんと“4軍”行きを命じられてしまう! 下剋上を目指す、荻島の“4軍くん”ストーリーが始まった!

城南の天使のウイング

城南の天使のウイング

超テンション情熱ラグビー青春譚!!!「テラフォーマーズ」連載以前、新人時代の貴家悠が時代を先取りしすぎた幻のネーム。「彼女の野性が手に負えない」の実力派テクニシャン・末広光の筆で今鮮やかに顕現ッ!!!(週刊ヤングジャンプ増刊 ヤングジャンプスポーツ)

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ロック様が巨大動物を始末する話 #読切応援にコメントする
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