ううう・・・
原作小説読了済みで読みました!!!ちょっと単行本2巻ではまとめ切るのは難しいような・・・・ 原作は文句なしに面白かったですし、コミカライズもいくえみ先生なので、間違いはないはずなのですが・・・。。 小説の方では、バラバラごっちゃごちゃに進んでた話が、スキッと一つに収束していく気持ちよさがあるのですが、こちらのマンガ版は正直それぞれの話を消化し切る前にどんどん進んでしまうので、最後の収束のところで、誰が誰だったのかよくわからんくなってごちゃっとしてしまってるのがもったいなかったです・・・・。1巻に3話入っていて全6話なのですが、正直1巻1話くらいのボリュームで全6巻とかでみてみたかったような気がします!!!!!
下巻も読了。
伊坂幸太郎らしいポイント(あーこれがあれだったのか!的な楽しみ)がそこらじゅうに散らばってます。連作短編集ですがすべての話がいろんな点でつながっているので、上下巻イッキ読みがおすすめです。
なにより伊坂幸太郎のあとがきで、これはいくえみ綾さんの作品だから原作の存在が無くなっても全く構わないほど完璧な作品。作家になってよかった的なことが書いてあり、そういうのをやりがいというのだろうなと思いました。