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1本目のお話は、主人公が見知らぬ男性に充電器を借りる話。
2本めは設定がガラリと変わり、犬の獣人っぽい学者が白亜紀の地球を訪れる話。
「充電切れで待つ」と「白亜紀で待つ」は、どちらも主人公が誰かが迎えに来るのを待っているというシチュエーションは共通しているけれど、日本の日常とSFもの、全く違うジャンルを描けるのがすごい。
ただ正直なところ、別にお話自体はそれほど面白くなかった(特に2本め)。
1本目の「充電切れで待つ」は、広い世界にいた女性が狭い世間を体験する日常を切り取った小話としてありかなと思う。
だけど2本めの「白亜紀で待つ」は、最後のコマのナレーションで無理やりオチをつけてる感じでほんとに面白くない。
作画に関して、やけにケモノっぽいヒトの絵がうまいと思ったら「となりの妖怪さん」の作者だと知り納得。
「待つ」から生まれる、2つの物語! 読むと待ちたくなる掌編(モーニング2019年29号)