将棋に興味が湧く
面白いです。主人公は様々な物を背負って生きていますが、辛いながらに前向きにひたむきに生きていくところに人間臭さを感じます。 登場する人物は個性的ですが、こんな人いないよねっていう理想の人は一人もいなくて、こんな人もいるかもねって言う心の闇が垣間見えます。 将棋はものすごく解りやすく説明されています。将棋をやってみたくなります。一つのお話しで、心が豊かになれます。 周囲の人たちのそれぞれの抱える問題とか悩みとかも描かれていて…全ての人の心の傷にやさしく寄り添ってくれる雰囲気のある漫画だと思います。
6巻まで読了
6巻でいじめにあっていた子をヒナが庇って標的にされる。
その時、祖父は「よくやった、勇気ある行動だ」と賞賛し、姉は正義なんてどうでもいいから逃げて欲しかったと漏らす。
「いじめ解決策」で検索しても100パーセントの解決策はないといった桐山の元先生の言葉、確かにその通り
別の物事に置き換えてもその通りだと思う。
立場が変わるだけで答えも変わってくる。
勧善懲悪でない漫画は面白い。
現実は勧善懲悪はありえないのでその現実に近い漫画の方がより人間らしく思えて面白さを感じる。
何を困っているかキャラによって違って、主人公がそれをどうしたいか自ずから動く漫画は面白い。この漫画はみんなそれぞれ身勝手でエゴがあって必ず人が思った通りに人は動いたりしない。
生きてる人間を漫画にかくとこうなるのか。
そう思ったので忘備録として書き留め。
あと流石ここまで読んで読みにくいと思った箇所、全くなし。
名作ですね。