タイトルそのままの世界とストーリー
こういうノリが好き。 絶対にBLになる世界側は、全力でBLにありそう展開を振ってくる。 絶対にBLになりたくない、たんたんとした性格の主人公は、BLストーリーにやられないよう、冷静にモブへ徹する。 そして、BLワールドにおける各人物の行動を説明しつつ、華麗にフラグをかわしていく。 それだけのストーリーなんだけど、それがおもしろい! 絶対BLになる世界に限らずとも、絶対ハーレクインロマンスに陥る世界でも、絶対百合に陥る世界でも、絶対鬼のパンツを歌ってしまう2月3日の世界でも、おもしろくなるテーマだと思う。 この視点を思いついて、マンガに描いてくれた作者さんの発想に脱帽。 ちなみに主人公はモブを徹しているので、家族(男)が主人公の顔を思い出そうとしても、はっきり思い出されることはない。 家族なのに! いかがなものかしらと興味本位で1巻をお試しで読んだら、思わず続巻を買ってしまう、そんなマンガ。
よくあるBL漫画かなと思ってましたが「BLを読んでなくても楽しめる」というクチコミタイトルに気になって買いました。
BL……じゃない!!!
これBLあるあると、BLを描く人間のディスりと自虐ネタみたいなものが詰め込まれたような感じですね!
この切口の漫画はなかなかない…
面白かったのでクチコミ感謝です〜!