鬼才って感じだった。演出が良かったなぁ~
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デンパの高い塔の上で一人の少女。他には誰もおらず、近くにはゴミの山がある。話し相手は砂嵐の流れるテレビから聞こえるおじさんの声だけ。必要な物資はアマゾンが届けてくれるという謎だらけの状況。
ただ少女は「決して降りられない」ということだけを知っている。それでも少女は幸せの景色を見つけて、明るく生きようと思い、紙飛行機を飛ばす。その墜落と共に少女の視点は消えて、全ての真実を知っている地上にいるおじさんへと切り替わる。
特殊な設定の魅力もさることながら、表現も巧み。幸せと絶望を行き来しながら、その本質を考えさせてくれる。少し大味にも感じるが、たしかな才能を感じる。この作者の次回作がとても楽しみだ
――これは空と地上を巡る2つのお話。 第101回新人漫画賞、史上5人目の「特選」受賞作。 鬼才現るッ!! 編集部感涙の特別読み切り、全41P緊急掲載!! (週刊少年マガジン2019年 8号掲載)
――これは空と地上を巡る2つのお話。 第101回新人漫画賞、史上5人目の「特選」受賞作。 鬼才現るッ!! 編集部感涙の特別読み切り、全41P緊急掲載!! (週刊少年マガジン2019年 8号掲載)