知っておかなければいけない
貧しい時代、東北の娘達は家族のために自分の意思と関係なく身を売られた。実際に起こっていた話です。 全ての日本人、特に女性は読んで欲しいと思います。 読んでいてとにかく痛く苦しい。 ごく普通にご飯を食べられて、自分の意思で人生を生きられることがどれほど恵まれていて幸せなのか。 無意識に贅沢に生きていたことを確認出来る、そしてそのことに感謝出来る。それだけでも価値のある作品です。 そして、それぞれ色々なことを考えるでしょう。正解は無く、それぞれが正解だと思います。 精神的に強いときに読んでください。弱っているときは厳禁です!
『はだしのゲン』と同じポジションの作品に、まさか大人になってから出会えるとは思わなかった。
大人の自分だからこそ、女郎という彼女たちの境遇がストレートに理解できた。
辛かった。悲しかった。
でも読んで悔いなし。
これから自分がどう生きるべきかを考えさせられる。ガチで人生観が変わる一作。