はめつのけいししゃしるふこみっくす
あらすじ
ある怪事件と同時に消えたのは、国家機密ファイル。唯一の手掛かりは、夜の現場で目撃された青年・戻橋トウヤだけ──。内閣情報調査室に極秘裏に設置された「特務捜査」部門、通称CIRO-S(サイロス)。「普通ではありえない事件」を扱うこの部署に配属された新米捜査官・雙ヶ岡珠子は、目撃者トウヤと二人、事件の捜査にあたることに。けれどこの青年・トウヤは賭け事に命までも賭してしまう危険な人間の上、“ある不思議な異能”を持っていた。彼の力を借り、珠子は事件の真相へ迫っていくが……第25回電撃小説大賞<メディアワークス文庫賞>受賞作待望のコミカライズ!電子書籍限定・描き下ろしページを収録!
ばけものたちはよあけをこう
あらすじ
“稲和の狐は火を運ぶ”そんな噂がされる片田舎で狐牧場を経営する北上一家。狐の地位を上げようと頑張る一家だが、そこに一匹の「野良狐」がやってきて…。少年と狐の絆を描く、現代(少し)ファンタジー。
タイトルこそちょっと厳つくて入りづらい感じはあるけど、主人公の孤独に焦点が当たりそこから成長を見せる物語もあり、"火を運ぶ狐"というファンタジー要素もあり、ストーリーにはミステリー的な雰囲気もあって、ほんのりとブロマンス的な感じもある。そして当然の如く登場する狐たちはかわいい。読者に引っ掛かるフックは沢山あるし、1話の試し読みだけでもそれが充分感じ取れる。
ストーリーだけ追いかけても充分楽しめるんだけど、例えば"火を運ぶ狐"って狐火から来てそうだなぁとか、そういえば"狐"っていう字と孤独の"孤"の字って似てるよなぁとか考え出すと、ストーリーの部分以外でも物凄く練って作品を作ってそうで、そういうのを妄想しても面白い。
1巻まで読了。
ちとおとめしゅうどういんのきゅうけつきたち
あらすじ
孤島の修道院に住む、白髪赤眼の修道士たち。彼らに愛されながら育った少女、ニコ。信仰と祈り、戒律の中で過ぎていく穏やかで代わり映えのない日々。しかし彼女は、15歳になる直前にこの島の隠された秘密を知ってしまう。 修道士たちは吸血鬼であり、自分は彼らを生かすための「血の女、贄」でしかないのだということを。信じていた愛が偽物だった時、少女は……おみおみが描くゴシック・ファンタジー開幕!電子書籍限定特典として、描き下ろしコミックを収録。
おまちしてますしたまちわがしくりまるどうしるふこみっくす
あらすじ
東京・浅草。下町の一角にたたずむ老舗和菓子店「栗丸堂」。十九歳の店主は半年前に店を継いだばかり。亡き両親の味の再現に悩んでいると、ある日“和菓子のお嬢様”と呼ばれる謎の女性を紹介されるのだが――。メディアワークス文庫の大人気作『お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂』をコミカライズ! ほっこり温かいひとときを、お茶と一緒に召し上がれ。
おーだーはたんていにしるふこみっくす
あらすじ
就職活動中の女子大生・小野寺美久が迷い込んだのは、不思議な雰囲気の喫茶店『エメラルド』。そこは、少し風変わりな兄・真紘と、王子様と見紛うほどの美形な弟・悠貴が経営する喫茶店だった。悠貴に偶然助けられた美久は、彼にトキメキを感じてしまうが、なんと彼は年下の高校生で口が悪くてドSで、おまけに“名探偵”で……!?
ほしくずちょうのぱんのみみ
あらすじ
ここは燈京都星屑町――。パンの耳のような形をしたおうちに住む園村ミミは、ちょっとおてんばな女の子。そんなある日、「捜し屋」と名乗る2人のメガネ男子が現れ、成り行きで彼らと同居することに!? レトロモダンな世界を舞台に、ちょっと不思議な事件簿開幕です★