ぐっでい
あらすじ
【玉迎え(たまむかえ)】とは、24時間以内に亡くなる人の体が球体に見えること。亡くなる人と、玉迎えが見える人の組み合わせは、世界でたった一組のみ。だけど、もし0.0000……X%の確率を越えて、出会うことができたなら……。明日には死を迎える人々の、さまざまな最期の一日を、親しみ深く描き出した須藤真澄の意欲作。涙が溢れて仕方がないのに、不思議と笑顔も溢れ出る、珠玉の連作集。
ゆめみるじゅらいきゃっと
あらすじ
【電子版あとがき描き下ろし!】竹本泉、待望の初期作品集、ついに刊行! デビュー作『夢みる7月猫』他、『あそんじゃダメよ!』『ふりむけば☆べっかんこ』など、1981年から‘82年にかけて、なかよしデラックスに掲載された単行本未収録作品4本、そしてなんと! 今回が初お目見えの、貴重な未発表作品を1本、計6作品を収録! あとがきだってお楽しみな、竹本ファン必携の初期作品集です!!
いのりとしょめい
あらすじ
真っ直ぐで、憂いに満ち、無垢で、エロティックな物語。透明で、光と闇が溢れる、唯一無二の絵柄。月刊コミックビームに突如掲載され、そのユニークな作品世界に、プロの間からも「どうやって描いているのか?」と疑問が噴出、大きな話題となった新鋭・森泉岳土、その無類の個性に触れることができる、初の作品集。
「ハルはめぐりて」を先に読んでいたので、祈りと署名に収録されている「ハルはきにけり」を見つけた時は驚きました。 「ハルはめぐりて」でいろんな国を旅していたハルの物語で、これまたとてもいいです。 アルゼンチンの反対のナイゼンチンを探すために図書館で地図帳を広げながら、行ったこともないナイゼンチンに思いを馳せて空想が広がっていく、森泉岳士らしいファンタジックな漫画でとても面白いです。 普通はもう読んでいるのかもしれませんが、「ハルはめぐりて」を読んだなら、こちらも読んでほしいですし、どちらも読んでいないなら、「ハルはきにけり」から読んでほしいです。