ヒゲゴジラのハレンチな魔の手が女の子たちに忍び寄る。山岸は十兵衛たちを守れるのか!?ちょっとHなスラップスティック学園コメディー!
マンガ家デビュー2年目に描いた『ハレンチ学園』の大騒動を経て“過激なマンガを描くマンガ家”として日本中に認知されたながい激。デビュー5年目、1972年には『ハレンチ学園』『あばしり一家』『あにまるケダマン』『オモライくん』『スポコンくん』の少年週刊誌5誌同時連載の離れ業を成し遂げていた。ギャグマンガ家と認知されてきた激は、元来描きたかったSFストーリーマンガへの夢を『デビルマン』に託す。『デビルマン』創作の過程をノンフィクションに近いフィクションとして描いた『激マン! デビルマンの章』が、いよいよ登場!!
あばしり一家の紅一点、菊の助が番外地警察にさらわれた!菊の助を助けるために、駄ヱ門、五ヱ門、直次郎、吉三はうるわしの要塞へと向かうが、全員捕らわれてしまい…
オモライくんとおこもちゃん、そしてコジじいの三人が笑顔と病気をふりまきながら、今日も元気にゴミ拾い!人間の暗部を痛烈なブラックユーモアで描く、傑作ギャグマンガ。
さえない高校生、山田花平が、偶然悪魔を呼び出してしまった!オフィスト・バズーカとメフィスト・ダンスと名乗る二人の悪魔は、3つまでなんでも願いをかなえると言うが・・・
犯罪組織・豹の爪(パンサークロー)によって善良なる妖怪たちの魂が奪われる事件が頻発していた人間界。閻魔大王の言いつけで、地獄界で囚われの身になっているえん魔くんに代わり、雪子姫がその始末を引き受けることになった。豹の爪に立ち向かう雪子姫だったが、善戦むなしく絶体絶命の危機が彼女に迫る。このピンチにキューティーハニーが駆けつける!!作品の枠を超えて二人のヒロインが夢の競演!!
宿敵、ドクターヘルとの最後の戦いにそなえて、甲児たちはマジンガー軍団を結成した。日本を占領しようとする、あしゅら男爵のあしゅら軍団とブロッケン伯爵の鉄十字軍団を向かい討て!
宇宙に散らばる星々の子供たちが通う未来の学校、それが「スペオペ宙学」!隣の学校と宇宙戦争が始まったり、PTA戦艦が突如授業参観に押しかけたり、こんなスケールのでかい学校がどこにある!今日もドン宙太が爆発する永井豪のパンクSF!
どじでまぬけでいつも失敗ばかりのダメ少年、変珍太。しかし珍太にはある秘密があった。ひとたびパンツを下げると、彼は正義のヒーロー「へんちんポコイダー」に変身するのだ!行け、ポコイダー!悪のデストロ団を退治してチンコロ学園の平和を守れ!!
地球から数百億年のかなた、ザーサイ星雲のピータン星からやってきた驚異のスーパーマン、その名は超マン!普段はラーメン屋のアルバイトだけど、その力はあらゆるスーパーヒーローより強く、東京タワーもひとっ飛び!正義と真実と美女だけを守るため、超マンは日夜まわりの迷惑もかえりみず闘い続けているのです!
バカはバカでもそんじょそこらのバカとは一味違う。なんてったってこのバカは大城下町を持つ大凰城の御曹司、その名も天下御免の若バカさま!じいややお父さんやお母さん、おとなりのお城のくり姫ちゃんをも巻き込んで、今日も大凰城は大騒ぎ!
戦国時代の個人タクシー?戦乱で親をなくしたきん太は愛馬・シンボリに客を乗せ、街道を案内して生計を立てていた。しかし集まってくる客はなぜか極悪非道のヤツばかり…。どんな苦境でも決して笑いは絶やさない、馬子っこきん太のおとおりだーい!!
クライム学園は、有名校進学率全国ナンバーワンを誇るエリート学園。ところが、犯罪発生率も全国ナンバーワンという恐怖の学園でもあった!多発する犯罪に対処するため、学園は警視庁より藤警部をスカウトし、学園内に警察を設立。しかし犯罪は一向に減らず、頭を痛める藤警部。それを見て警部の娘・寿々美が、少女探偵まぼろしパンティとして立ち上がったのだった!!
ゲームが大好きな小学生・ジュンは、差出人不明の謎の小包から出てきた不思議なゲーム機によってゲーム内世界に送り込まれてしまった!ゲーム世界で女戦士の姿になったジュンは、モンスターを斃し、武器を整え、悪の大魔王ゴルダを倒すべく大冒険を繰り広げる!
七人のソールジャー・ファミリー、世界最強の傭兵一家。人呼んで「まいるど7」!家族にはめっぽうやさしく、他人にはめっぽうきびしい。それがまいるど7。まいるど7の行くところに敵はない。まいるど7にたてつくやつらは皆殺しだぜ!ヒッピーなパパ・ドラエ門36歳が率いるまいるど7は、地下には機関銃はもとよりミサイル・ロケット・戦車に戦闘機、しまいには沈没した大和を改造した潜水戦艦大和も駆使する。ハチャメチャにエッチ&バイオレンスな、永井豪の真骨頂的傑作!
ひょんなことから大金持ちの家早家で暮らすことになった謎の少年・南友くん。薄汚れた服は脱ごうとしないし、犬のご飯は横取りするし、そのとっぴょうしもない行動に家人はおおわらわ。でも、実は南友くんは不思議な力を持っていて…?奇想天外な南友くんの波乱の生活が始まる!
性描写の漫画的表現についての話題になると、この作品の名がよく出てきますが、現代に生きる人が読んでこれを過激と捕らえますかね? 描かれている性的な描写はむしろ永井流のあっけらかんとしたイタズラ描写で、連載当時スカートめくりの流行を増長させたということはあったにせよ、いまさら目くじらたてるほどのものではないと思うのですが。ハレンチという言葉や映像化された作品のイメージで想像されているような…。ということで読んでみてくださいこの作品。読めばわかりますが、性的な描写よりも過激なのがバイオレンス描写。第1部の終盤、「ハレンチ大戦争」と銘打たれたシリーズで描かれる、ハレンチ学園を潰そうとする軍隊と生徒や先生との抗争はその最たるものです。ここまでの作品の明るさが吹っ飛んでしまうという凄まじさ。血しぶきがあがり、首は落ち、級友は爆死し、親も撃ち殺してしまうという暴力の嵐が吹き荒れます。この部分だけは今読み返しても戦慄しますし、深読みもしてしまう。こういったところを見てもっとみなさん語ってほしいのですけどね。