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恋を知らぬまま結婚した私は、義理の息子相手に胸の疼きを知った。男たちを振り返らせる美女だった私も、結局は年の離れたバツイチ男と結婚した。10歳しか離れていない連れ子までできてしまって……。朝な夕なに私を求める夫。「あっ、あの子が見ている――！」そして息子とのある夜の過ち。若い男が放つ熱に私の体の芯はじーんとしびれた。忙しい夫が出張する度に、私は息子の下宿先を訪れる。今ではすっかりテクニシャンとなった彼。狭いアパートの一室で繰り広げられる、母子の契り。義理の息子との恋は赦されますか？

夫がおかしい。「もしかして私を監視しているの？」ときどき夫が別人に見える。別人が彼のふりをしている？　まさかね……。私たち夫婦と双子の姉を襲った、あの交通事故から運命の歯車は狂った。姉は夫の先妻だった。頭がよくて運動神経もバツグンで両親の自慢の娘だった姉。そんな姉の夫と私は心を通わせてしまい――。でも私は姉に死んでほしいなんて思わなかったわ！私は本当は、あの事故は夫が故意に起こしたものじゃないかと疑っている。その疑念のせいで、夫がなにか隠しているように感じられてしまうのか。別人、夫が別人――。私は真実を探るために夫のパソコンを開いた。そして明るみに出た真実。そうか。本当に別人だったのは――。

両親が離婚し、僕たちは新しい母親と暮らすことになった。それが地獄の始まりだった――。父さんとあの女は、僕たちを殴ることで繋がりを確認するのだろう。暴行、水責め、軟禁、トイレの行き来まで制限されブルーシートの上に排泄した。医者ですら絶句した壮絶な虐待。本当に学校は彼を救えなかったのか？少年のガールフレンドはまっすぐな目で問いかける。「先生は母親の言葉を信じるふりをしたかっただけなんじゃないですか…!?」

故郷で再会した昔の恋人。私もあなたももう既婚者。その安心感が気のゆるみを生んでしまったのかしら？私たちはメル友になり、そして――。「私はずっと浮気がしたかったんです」でもたった一度の浮気のつもりだった。なのに彼は……頻繁に送られてくるメール、異常さを増していく文面。まるで恋愛ドラマのような再会は、はじめから仕組まれたものだった。この男はおかしい！もう故郷には帰りたくない。あの男が待っているんじゃないかと不安だから……