えすえふふぁんしーふりー
あらすじ
ゼンソクになやむ男が考えた。先祖に薬を飲ませて、ゼンソクの遺伝子を消そう……。タイムパラドックスをあつかった佳編「ゼンソクの男」など、軽妙な短編を集めた「SFファンシーフリー」。他に、傑作短編4作を収録。
めとろぽりす
あらすじ
太陽の大黒点の影響によって、世界一美しい人造人間ミッチイが誕生した!天使の姿と悪魔の超能力を持ったミッチイをねらう、秘密組織レッド党の陰謀とは何か!?漫画史上にその名も高い古典的名作、堂々大登場!!
きたるべきせかい
あらすじ
あいつぐ原爆実験のため、生物相の変化した地球に、突如現われた怪生物フウムーンとは!?スター国とウラン連邦の対立は、戦争へと発展した!核爆弾により、地球は滅亡するのか!?SF漫画不朽の名作、第1弾登場!
やけっぱちのまりあ
あらすじ
硬派中学生、ヤケッパチこと焼野矢八が、カワイイ女の子を“出産”してしまったから学校中は大騒ぎ!!番長グループ「タテヨコの会」を相手に、マリアとヤケッパチとの大活躍が始まった!!異色の性教育漫画、ここに登場!
わんさくん
あらすじ
ワンサは小犬の頃、十円で売られ、捨てられたことから、生きる術として十円をほりあてる技を身につけた。ある日、人間に気に入られるため大金を手にしようと、仲間達と税務署を襲撃するが…!?「ワンサくん」他4編を収録。
あらすじ
人口の増えすぎた未来の地球では、子供たちを選んで月に捨てる政策がとられていた。くじ引きで指名された子供は、ロケット「白骨」号に乗せられて月に送られる。その役割を請け負う船長を人々は恐れを込めて「白骨船長」と呼んだ。ところがある日、船長の愛息、ジミーもくじ引きで「月送り」が決まり…。本書は短編集「ライオンブックス」(6)収録の同タイトル作品と同内容です。https://ebookjapan.yahoo.co.jp/books/100411/A000001376/
ろすとわーるどしかばん
あらすじ
理学士の邪我汰良介が何者かに殺された!!銃声を聞き、かけつけた私立探偵のヒゲオヤヂは、事件の謎を解くため、うさぎのミイチャンと共に邪我汰博士の友人の敷島博士を訪ねる。手塚治虫デビュー前の、幻の作品第一弾!!
からーばんぶらっくじゃっくとくべつへんしゅうばん
あらすじ
全ページを新たにカラー化した特別編集版! 闇の天才外科医・ブラック・ジャックの活躍をカラーでお楽しみください。 収録タイトル:「報復」,「シャチの詩」,「閉ざされた三人」,「ときには真珠のように」,「からだが石に…」,「はるかなる国から」,「幸運な男」,「目撃者」以上8編所収
からーばんひのとり
あらすじ
全ページを新たにカラー化! 火の山にすむ不死鳥・火の鳥。その生き血をのむと永遠の命が手に入るという… 重病に臥せっている妻・ヒナクを助けるために火の鳥に挑んだウラジは、その火によって命を落としてしまう。葬儀の夜に現れた男は、医師だと名乗り… 「黎明編」前編を収録!
からーばんめとろぽりす
あらすじ
全ページを新たにカラー化! 世紀末、太陽黒点に異変が観測され、科学界が大騒ぎになっていた。そんな中、レッド公の依頼を受けて、ロートン博士の開発した「人造人間」がついに誕生する! 天使のように美しい外見と、恐るべきパワーを備えた人造人間・ミッチイは、レッド党のたくらみを知り、人間を憎むようになってしまう! 初期SF傑作、完全カラー版で登場!
からーばんきたるべきせかい
あらすじ
全ページを新たにカラー化! 山田野博士が馬蹄島で発見した奇妙な人型の生物は、みずから「フウムーン」と名乗った! 一方大国スター国とウラン連邦は一触即発の状況で… 手塚治虫のSF傑作がカラーで登場!
からーばんてつわんあとむ
あらすじ
全ページを新たにカラー化! 宇宙船に乗って地球へやって来たのは、地球の人々とウリ二つの人たちだった!地球人と宇宙人の間に始った戦争をやめさせるため、ロボットのアトムが大使となったが…!?手塚漫画不朽の名作、第1弾登場!! 【目次】アトム大使の巻 奇体人間の巻 フランケンシュタインの巻 赤いネコの巻
からーばんみつめがとおる
あらすじ
全ページを新たにカラー化! 怪奇殺人事件を追う写楽と雲名警部は、幽霊船に閉じこめられてしまった!! 事件の黒幕さまよえるオランダ人とは何者!? そして、ポキ族とは!? 深まる謎に、三つ目の超能力がさえる! 話題の新伝奇ロマン第1弾!! 【目次】第1章 子鬼が夜にやって来た 第2章 幽霊船 第3章 第一の航海 第4章 第二の航海 第5章 第三の航海
みっどないとしょうねんちゃんぴおんこみっくす
あらすじ
深夜のみ営業の個人タクシー運転手・ミッドナイト。さまざまな事情を抱えた乗車客との、悲喜こもごもの連作短編! かつての暴走行為で事故に巻き込み、脳死に陥らせてしまった女友達の治療のために、深夜専門のタクシーとして金を稼ぐミッドナイトは、ある夜、船員会館の近くの公園で赤いタータンチェックのシャツを着た少年に出会う。界隈では毒入りのチョコレートが置かれており、どうやら少年はその被疑者のようだった。(ACT.1)他、8編を収録。
なないろいんこしょうねんちゃんぴおんこみっくす
あらすじ
代役専門の天才役者にして大泥棒! 正体不明の七色いんこは初日直前に主役が降板した「ハムレット」。困り果てた舞台監督はわらをもすがる気持ちで七色いんこに連絡を取った。演劇界のもっぱらの噂で、正体不明ながら代役専門の腕のいい役者だというのだ。翌日、稽古場に現れたのはみすぼらしい田舎風の老人で…。「ハムレット」他、名作演劇を下敷きにした6編を収録。(演劇解説 西村博子/辻真先/辻啓子)
ざくれーたーしょうねんちゃんぴおんこみっくす
あらすじ
たった1400グラムの人間の脳髄の中に、おそろしいほどの広がりと深さを持った、心の扉がある―― 人間の心・心理をテーマにした色とりどりの連作短編集! 米軍から秘密裏に頼まれた研究を続けるR大学の佐藤栄作。徹夜仕事の最中に学校内ではかなげな印象の少年・岡田四郎に出会う。「もう時間がない」「日本がどうかなってしまう」という少年の正体は…?(第2話・溶けた男)他、7編を収録。
ごぶりんこうしゃくしょうねんちゃんぴおんこみっくす
あらすじ
1976年の中国安陽・候家荘で見つかった殷代の墳墓跡から巨大な銅像が掘り出された。額に燭台のようなものをいただいた巨人の顔のように見える。中国共産党の権力者・江青の甥にあたる珍鬼は、権力を盾に巨人の頭を運び出させようとするが、クレーンでつり上げても動かない。大雨の晩、たまたま迷い込んだ少女・愛愛が巨人像の燭台に火をともすと、像の眼が開き、埋もれていた胴体が動き出した!
やけっぱちのまりあしょうねんちゃんぴおんこみっくす
あらすじ
学園きっての問題児・やけっぱちが突然、「俺は妊娠した!」と言い出した。やけっぱちの鼻から飛び出したなにやらふわふわとしたエクトプラズムが、彼の「むすめ」だというのだ。美少女の姿をしたダッチワイフにエクトプラズムは乗り移った! マリアと名付けられた少女は、やけっぱちそっくりのお転婆だが、ものすごく美人。やけっぱちの学校に転校したとたん、学内のアイドルになる!
みくろいどえすしょうねんちゃんぴおんこみっくす
あらすじ
地球上でもっとも多くの個体数を誇る「昆虫」。彼らがもし、人間を滅ぼしにかかったら…? 傍若無人に自然を破壊し続ける人間への警鐘ともいうべき、昆虫パニックSF登場! アメリカの砂漠を行く三人の人影。ただのコヨーテがおおきな怪物のように見える三人は、「ミクロイド」という、虫の大きさに縮小された人間の子孫だった。彼らは「ギドロン」という知能を持つ人型の虫の奴隷だった。
ぷらいむろーずしょうねんちゃんぴおんこみっくすえくすとら
あらすじ
強国「グロマン国」と、被支配国「ククリット国」。ククリット国の貴族、タチ家の娘エミヤは、グロマン国のピラールに舞踏会の席でダンスを申し込まれたが、一目見て嫌いになった。エミヤは普段はすこしお転婆な、普通の十六歳の女の子。学校へ行って友達と遊び、趣味はスウォードプレイ。タロという彼氏もいる。ところがピラールに出会った日から、その日常が少しずつ崩れ始めた…!タロはククリット人コロニーに連れて行かれ、エミヤは彼を取り戻すためにコロニーに乗り込み、そこの用心棒・タンバラ・ガイと出会う。
あらばすたーしょうねんちゃんぴおんこみっくす
あらすじ
海辺の別荘に突然現れた男は、全身の皮膚が透き通り、血管が無残にむき出しになった怪人だった! アラバスターと名乗る男の正体は、黒人であったがために恋人に裏切られ、人生を壊された元オリンピック選手。アラバスターは自らを裏切った女への復讐を果たしたのち、この世のすべての「美しい」ものに復讐を企てる!
ぶっきらによろしくしょうねんちゃんぴおんこみっくす
あらすじ
東西テレビの13号スタジオを使うときには、必ずダメタレント・根沖トロ子をつかわなければならない…!? じつは13号スタジオには、「ブッキラ」という妖怪が住み着いているのだ! カワイイ子供の妖怪・ブッキラが巻き起こすホラーコメディ第1弾!
手塚治虫がトラウマです。まだ汚れも知らぬ小学生のころ、なにげに読んだ手塚治虫作品からたくさんのトラウマと言う名の衝撃を受けました。特に『火の鳥』は「復活編」「宇宙編」はじめ、心をえぐるような話が多く、いまだに「面白い」と思うより先に「恐怖」が思い出されます。そんな手塚治虫作品の中でも特に印象に残っているのが「ドオベルマン」という短編。 父が買ってきた手塚治虫の追悼記念号「朝日ジャーナル 手塚治虫の世界」というムックに再録されたこの「ドオベルマン」によって、小学生の僕は長年にわたって独りでトイレにいけなくなってしまったのです。ある夜、手塚治虫が外国人の絵描き・ドオベルマンと出会うところから物語がはじまります。ただのフーテンと思い、適当にあしらおうと思った手塚でしたが、人の心が読めるという彼のもつ不思議な力に興味を持ちます。ドオベルマンのアトリエにいった手塚は、そこで彼の作品を見ます。ある日突然、何者かの「描け」という啓示を受け、ガムシャラに書き始めたというドオベルマンの作品は子供の落書きのようなものばかり。動物とも鉱物ともいえない何かの絵がアトリエに何百枚とある。気になって何回も訪れていた手塚は、その絵がある一定の配列があることに気づきます。止まることのないドオベルマンの筆は一体何を描ききるのでしょうか…?というお話。ラスト、遠くの出来事がぐっと身近に引き寄せらたとき、ゾワゾワっとした恐怖を感じます。これがたったの32ページにまとめられているというのが、本当に驚嘆です。