かつて一世を風靡し、武士の魂とまで称された髪型・マゲ。明治期以降、歴史の表舞台から姿を消していたマゲが現代に蘇り、秘かな侵攻を開始する。百有余年に及ぶ沈黙を破り、突如として蘇ったマゲ…彼らの目的とは!?時代劇コミックの第一人者・ほりのぶゆきが放つ爆笑世紀末黙示録!!
『BURNING HELL』と『神の国』の2作を収録!! 『BURNING HELL』時は江戸時代。日本の極悪犯罪人・ジュウと朝鮮の極悪犯罪人・ハンが、絶海の孤島で大激闘を繰り広げる! 『神の国』長年に及ぶ戦争と饑餓で、正義も悪も無くなった国。刺客に護衛を殺され、ひとり生き残った王子イムンは、金で雇った山賊のジェハとともに逃避行に挑む。王子と山賊の幻想的冒険譚!
あいつは今も、霧の中だ。疑問符が渦巻く、昭和史の闇へ。謎の匿名作家が描く、昭和最大の「未解決事件」!その真犯人を……追え!冴えないフリーライター・安住純が迷い込んだのは、1984年の大阪…!?バブル前夜の浮かれた時代、その水面下では今も語り継がれる昭和最大の未解決事件「オギリ・東亜事件」が着々と計画されつつあった…!これから起きる事件のことを知っているのは、犯人と現代からやってきた安住だけ!果たして、事件の真犯人は誰だったのか?そして、謎に包まれたその動機は?真相をスクープすべく、安住の野心に満ちた戦いが始まる…!!
新選組を野球部に例えたら、池田屋事件は甲子園出場?近藤、土方、沖田は華やかなレギュラー選手陣?そんな中、本編で活躍する彼らはいわば、甲子園に出場するような強豪校になる以前の野球部にいた補欠の1年生達。それでも彼らは彼らなりに日々、楽しく過ごしてたりするのです。それが彼らにとって最後の夏だとしても…文久三年。幕末京都。じゃれ合い、カッコつけ、バカ騒ぎ、血の匂い…実在したマイナー隊士【美男五人衆】の短い青春の日々。
水戸黄門シリーズでは、格さんがうっかり格さんに降格させられるが、うっかりぶりがなかなか板につかず、失格。また、蘭の章で、黄門様が三代目に。なかなかなじんでもらえない黄門様は「つかれました。旅に出ます」と書き置きを残して、消えてしまう……。どうする!?助さん、格さん。そしてうっかり八兵衛、ついでに弥七。
夏目東伍郎(なつめとうごろう)は剣の達人。師範をつとめる道場の内外を問わず、彼にかなう者は見あたらない。そんな東伍郎が剣以上に夢中になるもの……それが、猫!!東伍郎の愛猫・まろすけへの溺愛ぶりを愛でる、猫好きコメディー!!
201×年。日本。突如時空を超え、歴史に名高い偉人たちが続々と現代へ出現するという事件が起きた。偉大なる彼らが集まり住むのは国営偉人居住施設【偉人館(いじんかん)】!!快楽自殺主義者・ダザイオサム誇り高き男色家プリンス・ウマヤドうつけ過ぎる天下人・オダノブナガ重度のメンヘラ美少年・アケチミツヒデなど個性的かつ奔放過ぎる偉人たちと、「偉人をヒトとも思わない」スーパーサディスティック管理人さん四条椿(シジョウツバキ)とのふれあいを描いた衝撃の偉人ギャグ、ここに開幕!!
大日本帝国陸軍中尉・佐久間は、参謀本部からスパイ養成所“D機関”への出向を命ぜられる。そこでは“魔王”と呼ばれる凄腕スパイ・結城中佐のもと、語学、変装、暗号術、はたまた金庫破りや拷問演習に至るまで、軍人への教育とは思えない訓練が課せられていた。そんなD機関のあり方に、筋金入りの軍人である佐久間は戸惑いを隠せなかったが…!?(ジョーカー・ゲーム/第1話)
万国博覧会開催に沸く大英帝国絶頂期の倫敦。突如大気圏外より飛来した三脚砲台は華の都を一瞬で地獄に変えた…!!孤児院で暮らす少年・オリバーは混乱の中、上流階級の少女・アリスと出会う。押し寄せる圧倒的絶望の中で、交わるはずのなかった二人の運命は次第に交錯し……空想科学小説の古典が奇才の筆を得て鮮やかに蘇る!!
西海道(九州)を異国へ売り払おうとする徳川幕府を倒すため、江戸へ向かう鬼籍刺客人たち!!!鬼才・盛田賢司が描く奇想天外時代劇!!!ある浪人者がいる。彼は、たいした理由もないのに藩士たちに無礼討ちされた者の家族に、茶碗一杯のメシで雇われ、仇討ちを引き受けた。大勢の藩士を相手に大立ち回りを演じ、斬って斬って斬りまくる浪人者。しかし、遂に力尽きて殺されそうになったその時、愉快そうに見物していた藩主・清長が「余のおもちゃにする」と口にし、ひとまず命だけは助けられる。そして浪人者は、傷が癒えた後、目隠しをされたまま船に乗せられ、頂に七つの獄門台(処刑台)がある島に連れて行かれる…。
劣勢だった日露戦争で、日本を絶体絶命の危機から救った、大日本帝国海軍中佐・秋山真之(あきやま・さねゆき)作戦参謀。彼を主人公にした、史実に基づく壮大なストーリー。明治7年、秋。四国・松山に秋山淳五郎真之という6歳の少年がいた。淳五郎をはじめとする侍の子供たちは、武士が職を失ってすぐのこの時期、町人の子供たちにいじめられていた。だが淳五郎はどんな仕打ちを受けても決しても怯まず、仲間を助け、相手に立ち向かっていく…。
ヤバイ、まろすけ可愛すぎて萌え死んだ……猫スキーにはたまらん一冊。猫飼いあるあるネタをこれでもかと盛り込みつつ、各キャラも立ってるところがスゲー。特に主人公の東伍郎は、天然なのに最強だと思われてるあたり、「はんだくん」に近いズレっぷりで面白い。ストーリーも日常モノっぽいのに、勧善懲悪だし、ちょっとほろりとさせられるし、全然飽きがこない。それに動物の可愛さだけじゃなく、飼うことの大変さとか責任感とかも思い知らされる。これはもっと売れていい漫画ではないかと。