ひよこをまもれ
あらすじ
「流産する可能性が高いです」34歳でようやく妊娠したのにも関わらず、医師から告げられた言葉はあまりにも厳しいものだった。――ある絵本作家の女性は妊娠初期で、産婦人科医から「流産の可能性」について説明を受ける。夫と、まだ見ぬ我が子に思いをはせながら幸せいっぱいの生活を過ごすも、どこかでよぎる不安。増える出血量、軽くなるつわり。その不安はとうとう現実となってしまい…出産を通して夫婦は「親になる」ということを知っていく。「ワンオペの重圧」や「帝王切開の偏見」など、マタニティー・ブルーな母、そして夫婦の様々な悩みを綴ったオムニバス。時には挫けながら、それでも赤ちゃんを守り育てていく奮闘記が始まる!
あらすじ
超異色アクションゲーム「カウボーイヤクザ」。1980年代後期の大阪を舞台に、テキサス生まれのアメリカ人主人公・クリーブがヤクザ抗争に巻き込まれるという破天荒なストーリーが魅力の作品だ。本作はクリーブが大阪で暴れまわる以前、テキサスでの青年時代を描く。薬物中毒の父親、父親に依存する母、白人からの差別、ヒスパニック系移民との軋轢…。ハードな環境で苦難と激闘の日々を送るクリーブは、いかにして「黒きサムライ」に変貌したのか? 『ペリカンロード』、『めいわく荘の人々』を代表作にもつベテラン作家・五十嵐浩一がつむぐ重厚なストーリーを堪能してほしい。
現実的な話の数々で、毎話心打たれる。 分冊版なので1冊あっという間で早く続きが読みたい。 自分が言える様な人間じゃないけど、一つの命を産み守り育てるって、言葉で言い表せないくらいすごいことなんだなと改めて思う。 琶子先生の言葉が子育て中の自分にはグサグサと刺さってきました。 そして、話の中に出てくる様な、絵本に救われる、気がつかされるってあるよなと共感です。表紙の琶子先生の真っ直ぐな瞳に惹かれて読んで良かったです。