ユーモア・ギャグマンガの感想・レビュー6117件<<12345>>ガール・ミーツ・シカ物語『しかのこ のこのこ こしたんたん』しかのこのこのここしたんたん おしおしおstarstarstarstarstar_borderゆゆゆ恋愛漫画かバトル漫画が始まりそうな、かわいらしい女の子たちだけど、これはギャグ漫画。 理不尽系コメディと、ほのぼの系と、こち亀系のオチが混ざっていて、フルコースを味わっている気分を楽しめる。 「何を見せられているんだ…?」と、フリーズしそうなほど、フルコース。 登場するのは、清純派かつ高校デビュー元ヤンキーの「虎視虎子(こし とらこ)」、勝手につけられた愛称は「こしたん」。 そして、虎子の真の正体を鹿の角パワーで見破る、鹿と人のハイブリッド「鹿乃子のこ(しかのこ のこ)」、愛称は「のこたん」。 鹿の角が生えた女子高生・のこたんは非常に不可思議な存在、でも周りは彼女の不可思議さに疑問を抱かない。 他作品でいうと、『ジャングルはいつもハレのちグゥ』に登場する、グゥのよう。 読んでいると、のこたんの不可思議さばかり見てしまうけど、そもそもあの鹿の角がおかしいような、おかしくないような。 悩み始めると、自分も謎の力に汚染されて、疑問を抱かないようになってしまっているのでは、とおかしな妄想をしてしまう。いや、そもそも、そんなことを考えるのがおかしいのであって、鹿の角は普通なのでは?? ギャグ・コメディ枠にあって、またまた〜と読み始めたら、ものすごくコメディで、何かがとっても崩壊しそう。見守らせてくれてありがとう #完結応援好きな子がめがねを忘れた 藤近小梅starstarstarstarstarnyaeこのマンガが始まった当時はこの他にもピュアな恋愛青春系のマンガはいくつか読んでいたと思うけど、気づけば続刊を買い続けていたのはこれだけになっていて、そしてこのたびついに完結まで読み切ることが出来ました。感慨深いとはこのことか。 恋愛のヒリヒリとかハラハラ、ドロドロとは程遠いし、かといって感動とかとも違くて、強いて言うなら、「ありがとう。」なんだよな…我ながらキモすぎるけど言えることと言えばそれくらい。よくある「尊い」とかもなんか使われすぎて安っぽく感じるな。やっぱ「ありがとう。」だな。ケロロ軍曹の話題ケロロ軍曹 吉崎観音名無し今のケロロは面白い?好きなキャラや思い出らんま1/2 〔新装版〕 高橋留美子名無し※ネタバレを含むクチコミです。 遊んでるのはゲームボーイアドバンスSP?事情を知らない転校生がグイグイくる。 川村拓starstarstarstarstar_borderゆゆゆ幼児男子が母親に言って、母をタジタジにさせる言葉を、転校先のクラスメイトへ次々と繰り出す高田くん。 おまけに小学生男子らしく、ファンタジーっぽい要素も大好き。 死神や闇の力関連に強く反応しているけど、きっとドラゴンも好きなはず。裁縫箱はドラゴンを選んでいるはず。 いや、高田くんだけじゃなくて、暮らすの男子全員、ドラゴンを選んでいそう。 そんなことを考えていたのに、高田くんが遊んでいるゲーム機を見た途端、これゲームボーイ(アドバンスSP)?という疑問が心を締めてしまった。 案外古い漫画なのかと思いきや、2018年連載開始。 アドバンスではないのか、親のゲーム機で遊んでいるのか。 ゴーイングマイウェイな高田くんと、内気でいじめられていた西村さんが仲良くなって、西村さんを呪縛から救い出してくれる。 ポジティブ変換機能が良い仕事をしすぎて、結果的にいじめっ子へ意趣返ししているのもおもしろい。突然始まる巨乳女子との共同生活、スペリオール新連載ガイシューイッショク! 色白好名無し不動産屋に巨乳の女の子(保証人等なし)がやってきて賃貸を探すんだけど条件がまぁまぁ厳しくて厄介払いされそうになったところ、「お前のうちに住まわせろ」と言ってきて…という感じで共同生活が始まった エロ漫画を描いていたようで、エロいシチュエーションの描き方がうまい。これからどんな話になるのかはまだ未知数㊗️アニメ化!笑顔の中に感動も織り交ぜてくる傑作!笑顔のたえない職場です。 くずしろstarstarstarstarstarナカタニエイト<ログライン> 漫画家さんの日常&お仕事もの。 <ここがオススメ!> お仕事×微百合を堂々とやってくれる。 お前最高過ぎひんか?という作品。 当初こそ下ネタ&ギャグ多めだけれど、巻数が進むに連れ、泣かせにもかかってくる。 おバカ映画で泣かせた方が格好良いという、ポンポさんですかってんだい!!という傑作。 ところどころで、作者のくずしろ先生の本音なんだろうなぁというセリフが飛び出したり、アニメ化について作中でも言及されたりと、フィクションでもありながら、ノンフィクションでもある内容になっていたり。 基本的にのんびりと笑いながら読めるので、リラックスしたい時や疲れている時にもオススメ。 ちなみに、くずしろ先生の作品の一つである『永世乙女の戦い方』の塔子さんもスピンオフで登場するので、『永世乙女の戦い方』もご一緒にぜひ! <この作品が好きなら……> ・ふたりエスケープ https://manba.co.jp/boards/126172 ・ゆるキャン△ https://manba.co.jp/boards/56054 ・永世乙女の戦い方 https://manba.co.jp/boards/104009 今何かと話題の作品らんま1/2 〔新装版〕 高橋留美子starstarstarstarstarあいざっく今新作アニメが決定して話題のらんま1/2ですが、新作を見る前に、漫画とアニメを絶対見て欲しいです、、、! 現代ではタブーな表現が満載ですが、それがまた良いスパイスになっているので、正直こんなに完成された作品は、リメイクのようなことはするべきではないのではないかと個人的には思います。 話は逸れましたが、笑いあり、格闘あり、胸きゅんあり、高橋留美子ワールド全開の素晴らしい作品だと思います。 キャラクターもみんな個性的で、みんな憎めない、本当に大好きな作品なので、 まだ読んだことがない方にもぜひ読んでいただきたいです。 1話や数話完結の話が多いので、どの巻数から読んでも楽しめます!ゲラゲラ笑ってしまった高台家の人々 森本梢子starstarstarstarstarかしこ1巻の表紙にいる3人って主人公じゃないんかーい!笑。ずっとタイトルと表紙のイメージで「やんごとなき一族」みたいな話かと思っちゃってたんですけど、全然違いますね。自分の勘違いが恥ずかしい…。これはもうむしろギャグ漫画ですね。木絵ちゃんの妄想のネタがくだらなすぎてゲラゲラ笑えるのが最高だった。なぜか弟の和正くんがおとぼけキャラになってるのがツボ過ぎる。木絵ちゃんと一緒にいたら幸せになること間違いなし!よかったですね光正様!8巻 男の挨拶、頭蓋骨陥没! の感想極道ラーメン 神田森莉starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男全く話に脈絡がなく勢いだけで進み「アフガンに極道部隊を派遣」でどうなるかと思ったらすぐに終わった。さすがになんだと思ったのであらすじを見たら、雑誌打ち切りのため終わったと書かれていた 最後まで読んだがそんなに嫌いではないな 7巻 極道ラーメン・新宿サイコの感想極道ラーメン 神田森莉starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男5巻ぐらいまではちょっとおかしいかなぐらいだったけど6巻以降おかしさが加速している。出来立てのラーメンのように熱い男万吉の正義感が全くなくなってきている。読んだ感想としては以下の画像の心境だ。画像の背景もよくわからない"イカ娘"の作者が描くハーレムコメディあつまれ!ふしぎ研究部 安部真弘starstarstarstar_borderstar_borderさいろく最初からハーレム型だったけど潔くどんどん女子が追加されていくのも需要をわかっている作者ならでは。 さすが安部先生である。 非常に短いページ構成なのでサクサク進むし、起承転結がちゃんと盛り込まれているのでテンポよく読めてスナック的にちょうどよい。 もう20巻が出る、と考えると愛されているのも納得な作品。『絶対BLになる世界〜』の著者の学園ラブコメ三月は俺様になります 紺吉starstarstarstarstarさいろくいつも線がきれいで絵も上手いし画角・構図も読みやすくてテンポも良くて素晴らしいなと思っていた『絶対BLになる世界VS絶対BLになりたくない男』の作者である紺吉センセーの作品。 女子が可愛い作品を描くのが元々だったのにギャグでpixivでBL解説マンガ的なのを描いたら大ウケしたという感じか。女子が死ぬほど可愛いのに! ギャルじゃなくても女子が全部ギャルっぽくなってしまうマンガ家さんは大体女子が可愛いしたまらんので是非読んでもらいたい。オススメ。 最終的にどうなるかネタバレは防ぎたい気持ちはありつつ、このままもっと発展して先の先まで読ませて欲しかったわーーーーーってなり、続きがあるなら薄い本でいいから読ませて欲しい。 薄い本の探し方とかわからんけど探してみよ… 画像はめっちゃモブの2人のいいところ。読まんとわからんけど胸がギュゥーってなる。 日丸屋秀和が描くDKと明治時代の総理大臣7人によるコメディ!総理倶楽部 日丸屋秀和 佐倉ケンイチ天沢聖司※ネタバレを含むクチコミです。考えすぎても仕方がないと思えてくる。夫婦サファリ ジョージ朝倉starstarstarstar_borderstar_borderPom 漫画家のジョージ。漫画をパクってしまい、ばらされたくなければ結婚してと、元編集者の日歌(この名前好き)に脅されてしたくない結婚生活を始めるストーリー。 家を購入したり(ワクワク楽しんでるのが面白かった。理想追求しすぎて予算オーバー。)コドモの話が出てきたり、なんだろう、嫌々なはずなのに、本能のまま行動しているし、結局お互い好きなんじゃん?可愛らしいなぁ〜って。 頭で考えず動くってこう言うこと?なのかな。笑不思議な出来事をきっかけに若返ったじいさんとばあさんは… #完結応援じいさんばあさん若返る 新挑限名無しある意味で多くの人が予想されていたかもしれませんが、これ以外の幕引きは考えられないかもしれません…いつか来る別れとは知りながらも、いざその時を迎えると寂しい限りです。 ここまで描き切った新挑限先生、ありがとうございます。 なお、最終巻が販売される前、アニメ版は「全11話」に定めた上で綺麗な幕引きを描写しました。 しっかり原作通りに制作したアニメ制作スタッフに感謝します。 みなさん、良い性格をしていますね拝み屋横丁顛末記 宮本福助starstarstarstarstar_borderゆゆゆ幽霊やお祓いがテーマなのに、ドタバタコメディ。 登場するのは、おじさん、おじいさん、おばさんと呼ぶのは失礼そうな年代、学生の男女、幽霊。 キャラクターの年齢高め。ジジイ、多め。むしろ、おじいさん成分高し。 掲載頻度は違えど、10年以上連載されていたそうで、一巻と最終巻で顔が違う! 最終巻は線が綺麗、でも若々しさのない一巻のころも好きだな。多くのキャラクターは若くないのだし。 元拝み屋のおじいさんズ三人組が好き勝手をやって、大家さんに怒られ、横丁界隈では、唯一幽霊が見えない学生男の言動に癒される。 この流れがおおいのだけど、毎回おもしろく読める。 先代大家さんもむちゃくちゃでたのしい。 どんどんキャラクター(生者と死者)が増えていくので、お気に入りのキャラクターも作りやすいかもしれない。大人向けかもしれない平方イコルスンうなじ保険 平方イコルスンstarstarstarstarstar_borderさいろく行間を読むのはもちろんだがなんなら見えてない前提まで読まないと全部を理解できない「もどかしさ」みたいなものを短編で植え付けてくるすごい作品。 基本的にはその他タイトルでも同様なのだけど、これはちょっとドキッとさせられる大人なテイストというか女子テイストというかがあって、そこともどかしさのコントラストが面白かったり良かったりする。ウソをもってウソを征す!ウソツキ!ゴクオーくん 吉もと誠starstarstarstarstarNanoなぜか最近Twitterでよく流れてくる作品…!(調べてみたら真最終回や期間限定で全話無料やってたから?) 1話から胸を鷲掴みにされたような衝撃がありました!面白いしワクワクするし、スカッともする!コロコロの漫画って本当に小学生ぶりに読んだけど、大人になった自分が読んでもめちゃくちゃ面白くてびっくりしました。 ゴクオーくんかっこいいし、天子ちゃん可愛い!そして頑張り屋。ウソはよくないってのが世の常かもしれないけど、ゴクオーくんのはかっこいいウソ。そんな彼が1話で唯一言ったホントのことがまた良い。ネコカラスちゃん私も欲しいな…。 理不尽と不条理と鹿とツッコミと。しかのこのこのここしたんたん おしおしおstarstarstarstarstarナカタニエイト<ログライン> 元不良な優等生と、鹿と人間のハイブリッドなJKの高校生活コメディ。 <ここがオススメ!> 「鹿と人間のハイブリットのJK」という謎設定をしれっと受けいる民族しかいない世界観で、既にカオスw 設定とキャラクターと勢いで延々と読んでいられるコメディ作品。 アニメ化に向けて一巻を読み始めたら、癖強過ぎてクセになって、一気に買って一気読み。 ページ数が少ないわけでもないけれど、勢いがありすぎて、あっという間に読み終わるので、早く続きをください症候群に陥ってしまうのが難点と思ってしまうくらいに、めちゃくちゃツボ。 しかのこのこのここしたんたん。 しかのこいがいもくせがつよい。 よんだがさいごでやめられない。 <この作品が好きなら……> ・日常 https://manba.co.jp/boards/20275 ・ジャングルはいつもハレのちグゥ https://manba.co.jp/boards/21087 ・ぱにぽに https://manba.co.jp/boards/26812奇跡の続編珍遊記2~夢の印税生活編~ 漫☆画太郎六文銭小さい頃、色んな意味でトラウマを植え付けられた珍遊記。 当時、絵を見るのも怖くて、だけどドラゴンボールは読みたいから、珍遊記のページにはいかないよう恐る恐るめくっていたのも、今となっては良い思い出です。 本作というか、著者を語る上でもはや絵柄に触れないのは無理なのですが、とにかく子供がみたら泣き出すような絵の濃さ。 特に婆さんキャラのシワがえぐい。 下品な下ネタも満載で絵柄と相まって、初見の方は気分悪くなると思うんですが、、、 著者が、現在、子供向けの絵本作家としても活躍しているというから驚きしかない。 謎に時代を感じる。 さて、本作の内容だか、前作珍遊記の続編という立ち位置だが、前作をなぞりながら、その裏で起きていたことを描きながら始まる。 もう一つの怪作、漫遊記とも繋がっているので両方知っているとより面白いのだが、正直、何も知らなくても大丈夫だと思う。 著者の作品を知ってる人ならわかると思うが、ストーリーはあってないようなもので、とにかく勢いが魅力。 そこは本作も健在で十二分にある。 映画化もした作品だが、玄人受けとか言うつもりもないが、毒にも薬にもならない作品と異なり、モノづくりに携わる人間に、何らかのインパクトを残す作品なんだろうってことは理解できる一作です。 赤羽ラプソディー東京都北区赤羽 清野とおる六文銭埼玉県民の私にとって赤羽(というか北区)は、半分埼玉の領土みたいなところがある。 埼玉県民の東京といえば池袋からで、赤羽とは埼京線(湘南新宿ラインも)で池袋の前に止まる、なんでここで止まるんだよ的なめんどくさい駅でしかなかった。 (この話は、フィクションです。) そんな赤羽を魔境の如く紹介する本がこれ。 何かと話題にはなっていたが、当時は食指が動かず、もはや埼玉県民ではなくなったので読んでみた。 正直、赤羽のこと褒めているのか貶しているのか、本当なのかフィクションなのかわからないくらい謎だった。 これ本当に赤羽にあるの?というか日本か?というくらいな感じ。 同じ赤羽を紹介するなら、「孤独のグルメ」第4話で出てきた、朝でも酒が飲める店で、そっちのほうがよっぽど魅力的に映ると思う。 ただ、それでも、おもしろかしく描かれる、著者なりの赤羽の街模様は愛に満ちていることだけ伝わります。 実家に帰る時に寄ってみたくなる・・・まではいかないけど、途中でとまるめんどくさい街から、あぁ漫画であった変な街なんだなくらいな思いにはなりそうです。 意味わからないくらい無限に読める大学生のくだらない日常(ただし、安易にオススメはできませんw)惰性67パーセント 紙魚丸starstarstarstarstarナカタニエイト<ログライン> 怠惰な大学生たちのくだらない日常。 <ここがオススメ!> 他人には決して安易にオススメできない『惰性67パーセント』w 微エロな「惰性67パーセント」が美大要素2%くらいで、ただただ怠惰な大学生たちのくだらない日常過ぎて笑う。 徐々にヒートアップするあり得ないレベルのラッキースケベと女性陣の恥じらいの低さに、コイツらの脳内はどうなってんだ?と思いながらも、つい読んじゃう。 疲れてる時でも元気な時でも、意味わからないくらい無限に読める。 とはいえども、読めとも読むなとも言えないし、読むなら自己責任というやつですが、めちゃくちゃ面白いし、めちゃくちゃ笑えるし、めちゃくちゃ惰性67%感あって、何も考えずに読める作品です。 でも、決して万人にオススメができる訳ではありませんw <この作品が好きなら……> ・シガレット&チェリー https://manba.co.jp/boards/89350 ・潮が舞い子が舞い https://manba.co.jp/boards/101462 ・波よ聞いてくれ https://manba.co.jp/boards/12851これぞ漢の物語王国へ続く道 奴隷剣士の成り上がり英雄譚 伊藤寿規 湯水快 日陰影次六文銭成り上がり、いい女を抱く。 有りていにいうと、そんな話でなんとも清々しい。 奴隷剣士だった主人公が脱獄し、その先で出会った吸血鬼に男として色々学んだ後(剣技とか性技とか)彼女のために国をつくることを誓う。 諸国を旅しながら見聞を広めつつ、困っている人がいれば助け、それがいい女だったら迷わず抱く。 それが、未亡人だろうと、娼婦だろうと構わず抱く。 このわかりやすくて、てっとりばやい感じが最高なんす。 相手が、未亡人だろうが、娼婦だろうが、奴隷だろうが、貴族だろうが、主人公のもつ謎の懐の広さで、女性陣を魅了していく。 それだけでなく、ストーリーが進むと国家の内紛に巻き込まれ、自身の目指す国づくりの足がかりにしていく野心的な国盗り要素もあって、これもまた読み応えがあります。 ほどばしる野心と性欲。 まさに漢の物語といえる作品です。 <<12345>>
恋愛漫画かバトル漫画が始まりそうな、かわいらしい女の子たちだけど、これはギャグ漫画。 理不尽系コメディと、ほのぼの系と、こち亀系のオチが混ざっていて、フルコースを味わっている気分を楽しめる。 「何を見せられているんだ…?」と、フリーズしそうなほど、フルコース。 登場するのは、清純派かつ高校デビュー元ヤンキーの「虎視虎子(こし とらこ)」、勝手につけられた愛称は「こしたん」。 そして、虎子の真の正体を鹿の角パワーで見破る、鹿と人のハイブリッド「鹿乃子のこ(しかのこ のこ)」、愛称は「のこたん」。 鹿の角が生えた女子高生・のこたんは非常に不可思議な存在、でも周りは彼女の不可思議さに疑問を抱かない。 他作品でいうと、『ジャングルはいつもハレのちグゥ』に登場する、グゥのよう。 読んでいると、のこたんの不可思議さばかり見てしまうけど、そもそもあの鹿の角がおかしいような、おかしくないような。 悩み始めると、自分も謎の力に汚染されて、疑問を抱かないようになってしまっているのでは、とおかしな妄想をしてしまう。いや、そもそも、そんなことを考えるのがおかしいのであって、鹿の角は普通なのでは?? ギャグ・コメディ枠にあって、またまた〜と読み始めたら、ものすごくコメディで、何かがとっても崩壊しそう。