名作マンガの感想・レビュー1460件<<2526272829>>きみは天下のお天気お姉さんお天気お姉さん 安達哲かしこお天気お姉さんこと仲代桂子はその美貌で世の男たちを虜にしているが、性格は凶暴である。下着姿でテレビ出演することなんて屁でもないし、ライバルの女子アナを性奴隷にするほど奔放だが、誰も彼女には逆らえない。むしろ崇拝してしまうのだった。 ほとんどが無茶苦茶な内容で完全に度が過ぎてるのだが、それでも私が桂子さんのことを不快に感じることはなかった。それがなんでかっていうと最初の方でのエピソードでこんなのがあるからだ。 ライバルの策略によって自分の人気がなくなったと思い込んでショックを受けた桂子さんは「お天気お姉さんを辞めてお茶汲みでもするワ」と言い出す、しかしそれを聞いた高校時代から桂子さんと因縁の関係にある山岸君が心の中でこう思うのだ「”女っておもしろいこと考えるな”男が女を尊敬するのはこういう時だけだ 男のマネなんかしなくていいんだ 男の予想範疇で動かないでくれ…!」そして叫ぶのだった「きみは天下のお天気お姉さんなんだぞーーーーーッ」と。 こういうのって現代の価値観でいうとアウトなんだろうか?でもなんか私も山岸君と同じ気持ちになるんだよな。でもラストで2人がああいう関係になるのはよく分からなかった…。決着!!!キャプテン翼 ライジングサン 高橋陽一ワタナベ※ネタバレを含むクチコミです。なぜこれがアニメ化され、国民的人気作になったのかじゃりン子チエ【新訂版】 はるき悦巳hysysk子供の頃アニメを観ていたが、決して好きではなかった。「好きじゃないなら観るなよ」というのは今だから言えることで、当時はそれほど娯楽の選択肢が多くなく、暇を潰すにはテレビを観ているのが一番だった。 父親は暴力的で賭け事大好き、母親は別居中というのが、子供の頃の自分には恐怖でしかなかった。お父さんがああなったらどうしよう、お母さんが出て行ってしまったらどうしよう…。父親がパチンコに行くことで夫婦喧嘩になった時など、不安になったものだ。 しかし大人になって読み返すと、それぞれ口は悪いがお互いに思い合っているし、保守的な価値観に対する疑問や清濁併せ呑む態度など、生きる上で大切なことがたくさん描かれている。一般的なアニメや漫画に出てくる「普通の幸せな家庭」ではないことも、近い境遇の人達には勇気になったかも知れない。 舞台は大阪の西成区周辺をモデルにしていると思われるが、それも大人になるまでは分からなかった。今なら何故当時の大人たち(アニメの監督は高畑勲)がこの作品を子供達に観せたかったのかというのがすごくよく分かる。そしてジェントリフィケーションや格差の拡大、ポリティカルコレクトネスや自己責任論が吹き荒れる今、また読まれて欲しい作品だと思う。【あと10日】最終回を見守る雑談スレ進撃の巨人 attack on titan 諫山創名無し※ネタバレを含むクチコミです。 殷代末から周建国までを描いているマンガ殷周伝説 横山光輝starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男横山光輝が殷代末から周建国までを描いたマンガで「武王伐紂平話」ベースにしているため、封神演義にくらべて道教の部分がすくなく歴史小説寄りになっている。仙人同士の戦いではなく、殷の紂王と周の武王の戦がメインになっている これ読む順番でかなり読んだ感じに差が出ると思っていて、先に藤崎竜の『封神演義』を読んでいるとすごい違和感を感じてしまうと思う。クレヨンしんちゃんは永遠クレヨンしんちゃん 臼井儀人名無しそのキャラクター性と子どもたちを夢中にさせた数々のギャグは、もはや日本人なら誰でも知っていると言っていいほどの国民的作品。 最初は大人向けに描かれたことが伺えるギャグが多く、しんのすけも少し大人っぽく、クールでキザである。巻数を重ねるにつれ、子供にも受ける内容になっていったが、相変わらず下ネタ含むギャグはキレがすごい。作者の臼井儀人氏は本当に頭が良いと関心してしまう。また感動するような話やシーンも多く、どんな人が見ても人間の良さ、楽しさが感じ取れると思う。家族の素晴らしさや友達の素晴らしさもよく描いており、読んで幸せになる漫画である。現代版シンデレラストーリーの究極体、王道中の王道花より男子 神尾葉子名無し現代版シンデレラストーリーの究極体、王道中の王道といえば「花より男子」しかないでしょう。 つくしちゃんが面白くて健気で強くてとにかく大好き。 道明寺の天然アホぶりとか鬼畜ぶりも大好物。 つくしちゃんが何故か色んな人に愛されて成長していく姿が堪らなく魅力的なストーリーなんですよねぇ。 全42巻大人買いしたくなっちゃいました。 ラストがつらい紫電改のタカ ちばてつやstarstarstarstarstar_borderかしこどうして紫電改のタカを読もうと思ったかというと萩尾望都先生が好きだとおっしゃっていたな〜と覚えていたからです。主人公の滝城太郎は誰にもマネできないくらい高レベルの飛行テクニックを持っているんですが、まだあどけない少年なので可愛らしさが満点です(確か萩尾先生もそこを推していたはず)。少年マンガで連載されていたのでストーリーもTHEマンガな展開が続くんですが、ラストでいきなり現実を突きつけられるのでかなりショックを受けました。やっぱり反戦がテーマの作品なんだな…。何度読んでも最高!花より男子 神尾葉子misa中学生の頃読んでいたのを思い出して、また読み返してみました。 貧乏な女の子とお金持ちのお坊ちゃんのラブストーリーです。 何度読んでもすべてが最高!と思える名作です。最終112巻が電子でも発売浮浪雲(はぐれぐも) ジョージ秋山名無しマンガ界を背負った巨匠の一人が40年描いた作品です。 先生が亡くなられてはや一年。 浮浪雲の最終巻が電子書籍でもようやく出ました。 紙に遅れるところ2〜3年?最後の巻だけ今読むと浮浪雲がフワフワとはぐれてる様子が1冊通して描かれてたなと、不思議な気持ちにさせられます。 最後のインタビューでは次の作品を考えている、と締めくくられていますが残念ながらその作品はお目見え出来ませんでしたね。 昨日も漫画界を震撼させる訃報が流れて悲しい限り。 ご存命の間に描き上げて完結した名作も、未完で終わってしまった名作も在るわけですが、これら全て日本の誇る作品達を読者として楽しめることを素直に喜びたいと思います。 果たして完結するのか。ベルセルク 三浦建太郎秘密探偵ファンタジーマンガの傑作です。 主人公が障害者っていうのがすごい。 ただし、ここ数年間、年間数回の連載のため話が進まない。 最近アニメ化もされたけど、中途半端に終わってしまった。心の清涼剤三丁目の夕日 夕焼けの詩 西岸良平名無し昭和三十年代なんて知らないけれど、そんなに良い人たちだらけなわけないとわかっているけれど、画柄があったかくて読まずにはいられない。 多くないページ数でこれほどまでに人情話を紡いでいけるのもスゴい。 月イチ連載になってしまったけれど、読めば必ず心はハートフル。 世界よ、ノスタルジーとはこういうことだ! でも映画化されたのは、なんか残念だった。一平のお父さんは怒りっぽくなってるし、六ちゃんなんか性別まで変わってるし...ヒグマドンって・・・真説 ザ・ワールド・イズ・マイン 新井英樹二階堂個人個人によって受け取り方は違うと思うのだけど、 なんだと思いますか??? 面白すぎる!オークション・ハウス 小池一夫 叶精作サディところどころ笑えるところあるけど、熱さに痺れる! 知らない情報もかなり手に入る。 私のまんが道もここから始まりました火の鳥 手塚治虫かしこ小学生の頃、友達がいなかったので休み時間は図書室にこもって手塚治虫作品を読みふけってました。「火の鳥」「ブラック・ジャック」「ブッダ」は卒業するまでに何周したか分からないくらい読みましたが、やっぱり「火の鳥」は特別ですね。当時クラスメイトのことをロボットだと思ってた自分にとって「火の鳥」に描かれていることの方がよっぽどリアルな世界として感じられました。それというのも手塚治虫って読み手が大人だろうが子供だろうが誰であろうと関係なく真剣に語りかけてくるんですよ。確かに難しいところは読み飛ばしていたかもしれないけど、それでも子供だった自分でも正しく作品を理解していたと思っている。絵の力もすごいしね。だから今でも手塚治虫のことを漫画の父として尊敬してるし、この体験があるから漫画のことを友達だと思い続けられるのです。大人になると違う見方もできるようになっちゃうけど、子供の時とまったく同じように感動できる作品ってこれだけかもしれないな…と最近ふと思ったのでした。男のロマンが詰まっているスプリガン 皆川亮二 たかしげ宙名無し※ネタバレを含むクチコミです。 読んでよかった真説 ザ・ワールド・イズ・マイン 新井英樹かしこ※ネタバレを含むクチコミです。人それぞれちなみに僕はいまいちNARUTO―ナルト― カラー版 岸本斉史YuRi【公式】忍者の話。世界観はとても良いだが、話の内容が少し薄い気がする。ナルトはドラゴンボールのように〇〇編などと別れているわけではないので一気に始まり、終わってしまう事から72巻もの巻数を買ってまでよむ漫画なのか?と疑問に思う。ただ、内容は面白いと思う人もいるのでそう考えると人それぞれかな。「武専」編が最高龍―RON― 村上もとか霧兵衛よかった点 ・前半の武道専門学校校長・内藤と龍のあたりがむちゃくちゃ好き ・中盤から後半の紫禁城の秘法「黄龍玉璧」をめぐる話も面白い 総評 ・これに登場する男塾みたいな武道専門学校がすごい好きなので他に扱っているマンガがあれば知りたい おもしろかった!ブラックジャックによろしく 佐藤秀峰LM昔、病院の待合室においてあるのを途中まで読んでおり、続きが気になってしまったため再び読み始めた。 若いエリート研修医が、自分が理想とする医者としての志を追うストーリーで、一番印象に残るのは、主人公が当直で重体患者を前に逃げ出してしまったシーンです。武器もの金字塔の一つヨルムンガンド 高橋慶太郎狐優曇華武器もの(と言うジャンルがあるかどうかは知らないが)としても楽しめるし、ヨナを取り巻く人間ドラマとも読める、どっちにせよとても面白い。 武器もの、他には、パイナップルアーミー、マスターキートン、ガンスミスキャッツ、ガンスリンガーガール、ブラックラグーン、などだろうかジャッカル的な生き方北斗の拳 原哲夫 武論尊名無しこのマンガに登場するあんまりメジャーではない小悪党のジャッカルの生き方は色々参考になる。拳法の伝承者ではない人間がどうしたら世紀末をうまくやっていけるかを体現していると思う これは名言だろ 好きだからこそ正直に言うHUNTER×HUNTER モノクロ版 冨樫義博六文銭冨樫先生は才能の塊だと思うので、もう本作品を終わらせても良いから、かわりにレベルEみたいなショートストーリーを沢山描いて欲しい。 脳みそにあるアイデアを、一部でも、この世に多く残していって欲しい。 休載が長いので、最近シビれてこんなこと思ってます。 特に読み返すと、この思いがより強くなる。 あぁ、何でもいいから、冨樫成分をくれーみたいな中毒。 もう発想もアイデアも、現実かのような世界観も、少年心くすぐる技の数々も最高です。 ただ面白いだけでなく、例えば、キメラアント編の最後の吹き出しだけの演出とか、泣かせる部分もあって、ホントスキがないです。 ワタクシ的、墓場にいれて欲しい漫画の筆頭。ターゲットチップカードから引いといてくれエリア88 新谷かおるneko注釈に『預金通帳みたいな物』と書かれていたけど、 本当に存在するのだろうか? 創作だとしたら、凄くカッコいいネーミングだと思う。<<2526272829>>
お天気お姉さんこと仲代桂子はその美貌で世の男たちを虜にしているが、性格は凶暴である。下着姿でテレビ出演することなんて屁でもないし、ライバルの女子アナを性奴隷にするほど奔放だが、誰も彼女には逆らえない。むしろ崇拝してしまうのだった。 ほとんどが無茶苦茶な内容で完全に度が過ぎてるのだが、それでも私が桂子さんのことを不快に感じることはなかった。それがなんでかっていうと最初の方でのエピソードでこんなのがあるからだ。 ライバルの策略によって自分の人気がなくなったと思い込んでショックを受けた桂子さんは「お天気お姉さんを辞めてお茶汲みでもするワ」と言い出す、しかしそれを聞いた高校時代から桂子さんと因縁の関係にある山岸君が心の中でこう思うのだ「”女っておもしろいこと考えるな”男が女を尊敬するのはこういう時だけだ 男のマネなんかしなくていいんだ 男の予想範疇で動かないでくれ…!」そして叫ぶのだった「きみは天下のお天気お姉さんなんだぞーーーーーッ」と。 こういうのって現代の価値観でいうとアウトなんだろうか?でもなんか私も山岸君と同じ気持ちになるんだよな。でもラストで2人がああいう関係になるのはよく分からなかった…。