アウトローマンガの感想・レビュー358件<<56789>>来世は他人がいいの感想来世は他人がいい 小西明日翔じゃがラブストーリーとしても面白いし、極道の男たちの駆け引きも面白い!吉乃の性格がまっすぐでカッコいいから、他の全てのドロドロ要素も気にならない。ちょっとした丁度いいスパイスくらいになる。吉乃サイキョウ。面白いほど、真っ逆さまに落ちていく。アイターン 福澤徹三 大槻閑人starstarstarstarstar干し芋中堅広告会社で働く狛江。 嫁と、子どももいる、役職は課長。 そして、九州にリストラありきの左遷をさせられる。 役職は、支店長。 部下は、事務員の女の子とまだ若い営業の男の子のみ。 新幹線で、九州に移動中から災難にまきこまれ、前途多難な生活が始まる。 普通のサラリーマンが心機一転頑張ろうと思っている矢先に、どんどんアリジゴクのように思いもよらない方向に落ちて行ってしまう。 人って、こんなに簡単に丸め込まれて四面楚歌になって、あっという間に借金がかさんでいくんだなぁ、と怖くなる。 2巻まで読了。名作ナンバデッドエンド 小沢としお名無しナンバMG5の続編は、よりコアな内容に。 前作からのウソの結末、その波及を濃厚に描く。 友情、愛情、家族愛が炸裂。その感情の深さに涙が止まらない。 元ヤンを題材にここまでのストーリーを描ききった作者の才能に拍手。 難破家の幸せを願わずにいられない読後感を是非とも味わってもらいたい。王道ではない一癖あるヒーロー九条の大罪 真鍋昌平六文銭『闇金ウシジマくん』が好きだったので、本作も当然期待していたのですが、元々終わってから一気読みするタイプなもんで、ずっーと我慢していたんですけど、もう、たまらず5巻まで一気に読んでしまいました。 もう、最高でした。 1話目を読んだときは、飲酒運転で交通事故を起こした半グレを守ることからはじまるので、そっちの弁護士役なのかな?と思っていたら、先を読むと実は全然違うことに気づく。 元々、依頼人を守ることを使命とし、道徳と法律は分けて考えているだけで、そこに善悪がないというだけ。 ここが格好いい。 自分はど直球な主人公も好きなのですが、こういう一癖ある主人公像も大好きなんですよね。 共通しているのは、信念があること。 ただそれが誰がみても立派なのか、そうじゃないのかの違いだけ。 闇金ウシジマくんもそうでしたが、格好よく強い人間とは、自身の美学にブレないもんですね。 本作の主人公も依頼人が半グレであろうと誰であれ、そして相手が恩師であろうと誰であれ、弁護士としての自身の使命を全うする。 めちゃくちゃカッコいいです。 また、弁護士ですが、小難しい法律的な話は多用せず、わかりやすく読みやすくさせているのも、物語に没入させてくれます。 ちょっと何言っているかわからない、とならないです。 過去に家族の間で色々あったようですが、まだ出てきていないので、この点も今後が楽しみな作品でした! また、内容はクロいのに、白を基調とした絵柄は、独特でありながらクセになりますね。 最新話(181話以降)の考察ポイントサタノファニ 山田恵庸サタノファ女塾*176話~180話の考察は、 「最新話の考察ポイント」のクチコミをご覧下さい。 181話の考察ー 小夜子 VS 新藤 新藤の 毒の爪が刺さって、小夜子がやられた!? いえいえ、小夜子は友坂の部屋から 防弾服、防刃服 など探して着込んでいると思います。 小夜子は 天童組戦で腹に傷を負っているので、同じ 失敗を繰り返さないはずです。 やられたフリをして、小夜子の反撃です。 その反撃とは「黄金比」のような言葉のダメージです。 新藤のマーダーモデル=グレアム・ヤングは、ナチスの 信奉者でした。 ので、小夜子のマーダーモデル=ヨーゼフ・メンゲレに 対し、ナチスの高名な医師として敬意を抱いているはず なのです。 「ドクトル・メンゲレ」「解放して差し上げます」と いう新藤の言葉に、敬意の念が現れていると思います。 普通は、敵のマーダーモデルに対しては 呼び捨てなの です。 そこで ヤングは講釈が得意なので、尊敬するメンゲレ に対して 得意気に講釈を始めると思います。 しかし、講釈では 小夜子も負けていません。 「黄金比」など例えに出し、新藤に精神的ダメージを 与えます。 その時、新藤にスキが生じるのです。 最後の決め手となるのが、新藤自らの 毒血です。 その毒素は母乳より強力なので、毒に耐性のある新藤 といえども 危ないといえます。 スキを突いて 新藤に毒の血を刺す、という展開を予想 しますが どうでしょうか? 組長の双子の息子たちが跡目を巡って激突…?双生遊戯 岡田淳司名無し伝統重んじる黒桜会の「琳」と、革新を目指す白丹会の「塁」。絵がスゲー綺麗なヤンマガらしからぬヤクザ漫画始まったな〜と思ってたらとんでもない爆弾落として1話が終わったww 塁の方がオタクに優しそうなので今のところは塁派です。 https://twitter.com/ym_suzuki/status/1386367600100212737?s=20コメディタッチの花山薫物語 #マンバ読書会バキ外伝 創面 板垣恵介 山内雪奈生 浦秀光toyonekoバキの外伝は幾つかありますが,私が特に好きなのはこの「創面」(きずづら)です。 花山薫を主人公にした外伝。同じく「疵面」(スカーフェイス)も花山を主人公にしてますが,スカーフェイスがシリアスなのに対し,きずづらは何とコメディタッチです 花山薫が,きちんと学生服を着て,高校に通って,まじめに学生生活を送るというお話。 もうそれだけで面白いですね! 水泳実習があるんだけど,あの刺青をどうしようか悩む花山薫とか(4話), 冬休みの宿題に手をつけるのが最終日の夜になってしまい,一生懸命徹夜で片付けようと頑張る花山薫とか(4.5話), 通知表を見せたくない花山薫(15話)とか,とてもいい感じです 全3巻で終わってしまうのは残念ですが,その分,とても読みやすい感じに仕上がっています 刑務所を楽しんでる刑務所の中 花輪和一starstarstarstarstarかしこムショ仲間の中には刑務官に可愛がられようとする人もいるんだけど、そういう人の話を聞いて「…ああおとなだわな心にグラインダーかけてるわ」「ちゃらついてるムショオタクとはえらいちがいだわな毎日火花散らして生きてるわな」と思ってる花輪さんの姿が印象に残りました。心にグラインダーかけてたらこんなに面白い漫画は描けないだろうからこれでいいんじゃないだろうか。続けて「刑務所の前」も読もうと思います!きちんと見せてますサタノファニ 山田恵庸サタノファ女塾エロいというけど、見せるものはスパッと 見せてくれるので 返って爽快なのだ。 一番いけないのは、見えそうで見えないやつ。 こういうマンガは 脳が勝手に想像してしまう ので 返ってエロいのだ。 緊張感がスゴいヤクザ潜入マンガヘルドッグス 地獄の犬たち イイヅカケイタ 深町秋生名無し最近の漫画、ヤクザをポップに描き過ぎでは?みたいな問題提起が起こっていたので「いや、ヘルドッグスがあるぞ!」と声を上げたくてクチコミ書きます。 原作はヤクザを描かせたら間違い無しの深町秋生先生。反社と暴力の描写にかけては個人的に絶大な信頼を置いている小説家です。イイヅカ先生の絵も半端なくリアルでスリリングな作中の雰囲気にマッチしていて最高!(時折ふっと気を抜ける表現があるのも好き) ストーリー自体は王道の潜入捜査官物ですが、とにかくヤクザや警察について提示される情報のディティールが濃くて、重みのある作品になっています。 『ヘルドッグス』の作中に出てくる暴力団設定は他の深町バースにも接続しているので、気になった人は「アウトバーン」から始まる『組織犯罪対策課八神瑛子』シリーズや『ドッグ・メーカー』『バッド・カンパニー』シリーズなんかも読んでみるのもおすすめです。華岡組や琢真会の事情など、本作の背景がより深く理解できると思います。他の作品もコミカライズしてほしいな…。 とにかく骨太なヤクザ物語に触れたければ自分の中では今はこれ!という感じです。 レディースとは。少女暴走伝説 Fair きらたかしさいろくシンプルなヤンキー漫画とは異なり、レディースというものがどういうものか、どういった事が起こりどういった葛藤を抱えているのか。 実際のところはわからないけど、きっと当時のレディースブームの真理に近いところなんじゃないかと思う。 漫画としてももちろん面白いしフィクションなのだけど、コロナの影響でバイクブームがまた到来している昨今、昔のように暴走行為を行うものは多くないだろうし純粋にバイクに乗り派手な音を轟かせるような子たちが今でも少し都心から離れたら存在している。Youtubeであったり色んな要素がある中、尖る方向としてこういった道を選ぶ子たちもいるだろうけど、今と昔は大きく違うなぁとこれを読んでいて思う。(自分は当時の方に近い歳になっちゃいましたが…)きらら系に擬態したゆるアングラ日常もの #1巻応援ごくちゅう! 草下シンヤ こんぱる&ふじしまペポ 雨宮兎来栄寿刑務所生活は様々なマンガで描かれていますが、その中でも最もかわいく、しかしリアルでミニマムな事柄まで女囚の実態を面白おかしく描写しているのはこの作品でしょう。 独居房から雑居房に転房になった主人公うらら(罪状:大麻取締法違反)を中心に、目つきが悪く不器用だけど面倒見のいいひまり(罪状:業務上横領罪、スタイル抜群の美人な姉御・柚木(罪状:傷害罪)、大人しくてミステリアスな敬語キャラ・華(罪状:不明)のかわいい4人組が送る刑務所生活が描かれます。 日々の大きな楽しみである入浴時、お湯に浸かる際には外に手を出していないといけない理由であったり、獄中生活に大きな危険を及ぼす水虫にどう対処しているかなど、初めて知ることも多く興味が尽きませんでした。 幕間のコラムでは監修者の実体験が更に詳しく書かれており、コミュ障で集団生活が苦手という方の視点から語られる獄中生活は新鮮でとても面白かったです。 アングラに精通した草下シンヤさんも監修に入っているので、見た目に反したガチさは折紙つき。 「この世で最も聖地巡礼をオススメできない萌え漫画」という、usagiさんの帯コメントも大好きです。 彼女たちが一緒にいる時間は短い期限付きですが、ずっと眺めていたくなる魅力があります。可愛いけど全員受刑者! #1巻応援ごくちゅう! 草下シンヤ こんぱる&ふじしまペポ 雨宮名無しお野菜(○麻)の所持で捕まっちゃった主人公が雑居房で楽しい仲間たちと一緒にムショ暮らしするゆるふわ可愛いコメディですが、監修はガチな人がやってるのでちょうどいい温度で女囚刑務所のことが学べます。お風呂シーンとか女の子達がキャッキャッしてるシーンはただただ普通に可愛い〜のですが、ふと「ここはシャバじゃないんだ…」とハッとさせられる瞬間があります。特に単行本で読むと各話の間に取材協力者の雨宮さんのコラムが載ってるのですが、この元・受刑者の雨宮さんが教えてくれるリアルな女囚刑務所の事情を読むと「やっぱり自由って最高だな!」って思いました。いわゆる臭い飯と呼ばれる刑務所のご飯ですが、みんなで食べると美味しく感じるのはここでも同じだそうです。献立には袋入りのきな粉がよく出てくるらしいですが、ご飯にかけたり、味噌汁に入れたり、それぞれで美味しい食べ方を見つけてるのがちょっと楽しそうでした。なんかクセになる面白さがあるので2巻も早く読みたいです! 最強の人たらしヤンキー、バクくんが可愛いバクくん 田中優吏名無し史上最高に可愛い不良が爆誕した。その名も早乙女漠くん(男)。 校内の不良は漠くんにデレデレのメロメロ。なぜこの美少女…美少年?漠くんがこんなにも不良たちに慕われるのかは、第1話を読めばわかるぞ! 漠くんのファンクラブがあったら入りたい!第五の元素「萌え」ドスペラード 大和田秀樹マンガトリツカレ男だいぶ前に読んだ覚えもあるが今回久しぶりに読んでみた。魔法少女+ヤクザのテイストで魔法の元素「火」「水」「土」「風」に「萌え」が追加されている世界観。途中までは覚えていたが後半は全く覚えておらず全然違うマンガを読んでる気分になったよ異世界漫画だったBE-BOP-HIGHSCHOOL 木内 一裕名無し1巻読んだけど何もかも今と違くてほぼほぼ異世界漫画だった。 そもそもどこからどこまでが漫画的なフィクションで、どこが事実に基づく描写なのかすら判断がつかない。 スクールコメディ漫画なんだろうけどメインの2人が涙流しながら爆笑してるシーンは下品すぎたり酷いイジりだったりして基本的に全然面白くない…。 「当時はこれが最高に面白かったんだな〜」という意味では興味深くて面白いなとは思った。 おもしろい!間違いなく続きも読む!九条の大罪 真鍋昌平こはる作者のファンだったので読んでみました。法律とモラルのスレスレのところをいくストーリーがおもしろいです。 3巻の「頑張りました。」というセリフが印象的でした。間違いなく続きも読みます!日本社会のダークサイドと法律の関係九条の大罪 真鍋昌平さいろくダークヒーローかと思いきや…と思いきやちょっとヒーローっぽい回もある。 でもそれって裏側で動かしてる大きな何かがあるんだ、と思い知らされる。 この展開、深いところまで入っていってるのがウシジマくんから相当レベルアップしていると感じさせられる。 最初は敬遠してたんだけど3巻まで出たから一気に読んだらめっちゃ面白かった。さすが真鍋昌平先生。 スマグラーとかアガペーの頃とは次元の違うとこにいったなぁ…完結してもうたザ・ファブル 南勝久名無し※ネタバレを含むクチコミです。 最新話の考察ポイントサタノファニ 山田恵庸サタノファ女塾176話で登場の「ジェットストリームアタック」 これが本当に成功するのか? この戦法の本家、犬養姉妹に見破られてしまうと 思うのだが…? そもそも 小夜子がこんな安直な作戦を立てるとは、 やはりどこか 普通ではないのでは? あと、美依那が こんなにあっさり捕まるとは 正直 拍子抜けだ。 何か脱出の方法を仕組んでいると信じたい。 終わり方がいいので満足度が高いSMUGGLER 真鍋昌平starstarstarstarstarかしこ主人公は偉そうなことばっかり言うけど何にも本気になったことがない元劇団員で、ダマされて借金をして裏世界の運び屋のバイトをすることになるんだけど、自分のミスでヤクザの組長を殺した暗殺者「背骨」を逃がしてしまったので、そいつのフリをして報復しようと待ち構えてるヤクザの元に運ばれることになってしまう…。真鍋昌平の漫画ってあんまり読んだことないと思ったので読んでみました。ウシジマくんの人ってイメージが強いし、それより前にどんな作品を描いていたのか全く知らなかったですが、結論としてすごく面白かった!です。真の主人公はもしかしたら「背骨」なのかもしれませんが、ダメダメ主人公も最後には開眼してかっこよくなってた。終わり方がいいので満足度が高い。でも連載デビュー作だけあって少し読みにくかったかな…。読み終わるまで時間がかかってしまった。傑作だったのに埋もれてしまっていたのも分かるし、完結から10年後に映画化されるくらい熱いファンがいるのも分かる。映画化記念に描かれた新作短編もエグくてよかったなぁ。運び屋のジョーとジジイの2人が特に好きです。エロさに慣れてくるともっと面白いサタノファニ 山田恵庸名無し結構エロい漫画なんですが、毎回エロいんで読んでいくうちにそのエロさに慣れてしまい今ではちょっとやそっとでは驚かなくなりました。でもそれぐらいエロイんですこの漫画は。もちろんエロ以外にも魅力がたくさんあって、個性ある凶悪な仲間の少女達との関係性だったり、様々な殺人武器を使ったアクション、敵組織や殺し屋との戦いもめちゃくちゃ面白いです。 薦められて絶対に損しないマンガザ・ファブル 南勝久starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)裏社会ですら都市伝説と言われている伝説級の殺し屋「ファブル」が、1年間の休養を大阪で命じられ、「一般人」として一般社会に紛れるが・・。 裏社会のごたごたに巻き込まれてしまうシリアス部分と、日常の肩の力が抜けきったコメディ部分のアンバランスさがたまらなくいい塩梅。 緊張と緩和でそれぞれのシーンがいい振り幅になっていて、より楽しめる。 ファブルが常人離れして強いとはいえ、描かれる強さはバキなどのような誇張された過剰なものではなく、壮絶な訓練の末に人間が辿り着けるであろう極致。 単純に強いというか、一つ一つの所作から技術、意識、感覚まで練度MAXにしている感じ。 なので、スーパーマンとまではいかないが、普通の殺し屋程度では赤子の腕を捻るレベルで強いので、見ていて爽快感がある。 策を弄してファブルを追い詰めようとするも、簡単に破られてしまうという快感は、振って振ってワンパンで倒してしまう『ワンパンマン』にも近いものがある。 そんな凄いファブルも、一般社会に入ると一転して「一般常識を知らないちょっと変わったお兄さん」扱いで、その世間知らず具合が程良くてプププっと笑けてくる。 これが絶妙でたまらない。 話のテンポ感や、どこかあり得るかもと思わせる妙なリアリティ、生き生きした登場キャラの人間味など、どこを取っても素晴らしい作品。 最初に、台詞のあの伸ばし棒部分「―――」を語尾が伸びてると認識して読んでしまっていたのが痛恨のミス。 ただの間として表現されていたものなのでそう遠くはないのだけれども、今から読み人はご注意を! これはこれでみんな、だら~っと話しているみたいで味わい深くていいんだけどね…、もう戻れないよ・・。175話の 考察ポイントサタノファニ 山田恵庸サタノファ女塾その1・ネズミカメラ? 新藤が隊長を追いかけているシーンで、 上からネズミが映っているのがある。 これは イモリカメラと同じく、ネズミ カメラなのではないか? ここからの様子が女医に伝わり、千歌 たちに連絡が行き 形勢逆転があるかも しれない。 <<56789>>
ラブストーリーとしても面白いし、極道の男たちの駆け引きも面白い!吉乃の性格がまっすぐでカッコいいから、他の全てのドロドロ要素も気にならない。ちょっとした丁度いいスパイスくらいになる。吉乃サイキョウ。