アウトローマンガの感想・レビュー359件<<12345>>初恋なら破れてしまうんじゃ…ねずみの初恋 大瀬戸陸starstarstarstarstar_borderゆゆゆ※ネタバレを含むクチコミです。覚醒剤で人生をやりなおせゴールデンドロップ 草下シンヤ 津覇圭一 上月亮 神里純平六文銭3人の自殺志願者が集まった廃寺。 そこに、突然現れた男・レイジは祖父の遺言でその廃寺の地下にあるものをみつける。 それは、旧日本軍が隠していたという大量の覚醒剤。 しかも、かなり高品質なもの。 人生に絶望し失うものは何もない3人は、これを売って人生に再起をかけるという展開。 クスリで成り上がる系の話、最近増えてますよね。 「銭麻」とか「東京カンナビス特区 大麻王と呼ばれた男」とか。 この手の裏社会系ジャンル好きなので本作も、ドンズバでした。 この手の話はとにかく反社的な人間と駆け引きしたり、追われたりする展開がメインなのですが、本作は際立ってスリリングかつ展開が速いのが特徴だと思う。 読んでてたえずヒヤヒヤするし、やばい奴がでれば次の瞬間出会って抗争に発展するし。 あまり休む間もなく、どんどん繰り出してくるので、読んでて飽きない&緊張感がよいです。 暴力表現とか、結構、クズな親とか目を覆いたくなる描写も多いので、その点は注意が必要ですが、ハマればハマルと思います。 プロの仕事ザ・ファブル 南勝久starstarstarstarstaralank主人公自身がプロなのはもちろん、実は周りのキャラクタ達も、それぞれのプロ意識というか、自分の責任みたいなものを考えているように感じられるのが好きです(全員ではない)。殺し屋の話なので当然暴力的なシーンも出てきますが、ちょうどいいハラハラ感。怖すぎずのんびりすぎず、時折ギャグも入れてくるし、時折切なさもある。66話目の最後のページとか、グッとと来ました。 おすすめです。9巻まで読んだ感想。半グレにも五分の魂。半グレ―六本木 摩天楼のレクイエム― 山本隆一郎 草下シンヤstarstarstarstarstar_borderalank人間模様に重心が移ってきて、リアリティはなくなってきましたが逆にドラマとして面白み増しています。っつかリアリティあるのかないのかわかりませんな。実態を知らないので。半グレ世界もリアルにこんな感じなのかも。マコトがいっそう強く優しくなっていく。続きが楽しみです。 可愛いタイトルかと思いきや #1巻応援ねずみの初恋 大瀬戸陸starstarstarstarstarNanoタイトルとカバーだけじゃ絶対こんな話だと思わないんでは…!?というくらい衝撃作。でも実際ちゃんと可愛いです。碧くんとねずみちゃん、お互いへの愛がとっても深い。それでちょっぴりすけべ。良い。ふたりとも初めて同士なのが伝わってきて可愛くてにやけるし、応援したくなる。やってることはとんでもないけど…。 とにかく続きが気になる~~!ふたりで幸せになってほしい…切実に…。けど1巻ラストがまた衝撃でやばい……!!純愛ラブコメ殺し屋1(イチ) 山本英夫starstarstarstarstar瀧待っていた…オマエみたいな変態を… 100点満点の台詞なかなかハードな恋#1巻応援ねずみの初恋 大瀬戸陸六文銭殺し屋のねずみちゃんに恋した、ちょっと冴えない青年・碧くん。 彼の強烈なアプローチに、こういった経験が初めてなねずみちゃんは戸惑うも、まさかの付き合いはじめてしまう。 しかし、殺し屋だから、当然裏稼業ともつながっているわけで、碧くんも捕まってしまい酷い拷問をうける。 そこでねずみちゃんが取った行動は・・・という展開。 殺し屋と恋。 冷静と情熱みたいな感情の対比が良い感じなのですが、なかなかエグイ内容。 だけど、2人のしょーもない掛け合い(イチャコラ)が緩衝材になって、緊張と緩和の緩急をつけてくるのも面白い。 バズっていたので読んでみましたが、先が気になる展開なのと、2人の関係がどう転んでいくのか予想つかなくて今後が楽しみな作品でした。 サムネ自体がエロすぎる.....サタノファニ 山田恵庸名ありエロすぎ注意!狂気女神の鬼 田中宏starstarstarstarstar山下真司色んなヤンキー漫画読んできたけど鬼子ってほんといるんだな。こいつらが1番ヤバイ。主人公は最強のおっさんドンケツ たーしstarstarstarstarstar_border山下真司破天荒ヤクザ・ロケマサが暴れ回る任侠漫画。 基本クズだけどごくごくたまに優しい。 パッと見つまんなそうだけど読み始めたら結構ハマるよ? 何があタってるかは自分の目で確かめてください歯医者さん、あタってます! 山崎将starstarstarstarstar山下真司ヤクザの若頭が歯医者さんに行って色々ある話。ゴリゴリのギャグ漫画です。個人的には大好き。 単行本はどうなってるか知らないけど、第8話に世界一意味のないフルカラーがあります。死ぬほど笑いました。忍者VS極道忍者と極道 近藤信輔starstarstarstarstar山下真司タイトル通り忍者軍団と極道軍団が現代で激突! 細かい説明なんて要らない。とにかく勢いが凄い。謎のセンスで駆け抜けるぜ!あと首がキングスマンくらい飛ぶから苦手な人は気をつけろ!ファンタジーの世界から現代に転生!デッドマウント・デスプレイ 藤本新太 成田良悟starstarstarstarstar山下真司現代に転生ってのも珍しいと思いますが、それよりも「お前かよ!」とすぐになります。 成田良悟の世界を存分に楽しめる作品でデュララ好きにはかなりオススメしたい。登場人物が多いにも関わらず個性の強さがそれを感じさせない。 リアリティある半グレ―六本木 摩天楼のレクイエム― 山本隆一郎 草下シンヤstarstarstarstarstar_borderalank最初は一般人が裏社会に巻き込まれていく様子が描かれており、マイホームヒーローでも感じたような恐怖がありましたが、2巻あたりで割とすぐワル対ワルの構図となり、安心(?)して楽しめました。ハラハラ感はずっと続いて面白い。それにしても、気合と頭脳で着実に出世していく主人公マコトが、なぜ就活うまく行かなかったか謎。 彼なら普通の会社でも絶対仕事できたと思う。 登場人物は全員犯罪者なんだけど、それぞれに背景があり、信念があり、カッコいいなって思てしまう魅力があります。ヤツの放尿は市への呼び水!!エリートヤンキー三郎 阿部秀司名無し※ネタバレを含むクチコミです。痛みを感じない運び屋運びの犬 清水ヤスヲミ六文銭ある時から痛みを感じない主人公イヌイ。 彼が営むのは運び屋という、ある人をあるところまで運ぶというもの。 その運ぶ人も大抵、裏社会系のやばい人やわけありの人だったりするので、当然何らかの抗争に巻き込まれていくというのが基本展開。 作中にも出てきた 「痛みを感じないからこそ躊躇がない」 という点が、妙に納得した。 確かに、多少の良心というか、相手の痛みに対する想像力というかが働くと、無意識に手加減をしてしまうものだが、全力でフルスイングできてしまうのも自分が感じないからできることだというのが、面白かった。 ある意味、最強の特性なのかも。 ただ、当然人間なので、出血が一定以上になると機能停止とかは普通にあるので、そのあたりも計算しながらバトルしていく感じ。 運び屋として依頼され、1000年に1人の美少女と噂されている女子高生ココアと出会い、彼女のおかれている環境やどういう思いでAV業界に自らいくのかの強い意思を目の当たりにし、無感情だったイヌイも変わっていく。 強い女性と朴訥な男、この手のパターンも、自分はわりかし好きなのでハマりました。 痛みを感じないので、バトルシーンの流血とかすごく、特に内蔵でたりとか結構グロい描写が多いので苦手な方は注意が必要かも。 怖い。。。マイホームヒーロー 朝基まさし 山川直輝starstarstarstar_borderstar_borderalank娘がいる自分としては、怖かったです。さまよう刃を読んだときにも感じた怖さ。家族愛にたどり着く前に怖くてちょっとキツくなりました。サスペンス好きにはとっても面白いと思います。というか、こんなにハラハラさせられることあります!?面白くないですサタノファニ 山田恵庸名無し面白い!と思って読める漫画ではありません。 ストーリーもキャラも中身のない場当たり的なものばかりです。 加点するようなところはあまりありませんが、中身がない分特に減点するようなところもないような気がします。気づいたら惰性で読み続けてると言った感じの漫画かと。しんどい、けれど学ばせてもらえる零れるよるに 有賀リエstarstarstarstarstarNano児童養護施設のお話で1話1話が重くてしんどい。学生時代に児童養護などといった福祉のことは少し勉強してたけど…どうしても苦しくなる。そんな中、天雀の強さというかかっこよさというか、惹かれてしまうのもすごく分かる。 「子どもすぎてどこにも行けない、何もできない」「もっと大人になれば行きたいところへ自分の力で進んでいける」この天雀の言葉が良すぎて胸に突き刺さりました。明るい少女漫画、という感じではないけれど…親や家関係で悩んでたりとか、似たような経験がある人にはすごくいい漫画だと思う。これはフィクションだけど、そういった悩みなんかを少しでも楽にさせてくれるように思えました。若い学生さんでも、私みたいな気がつけば成人してしまった人にも読んでほしい作品。 主人公は不思議な魅力あり!蟻の王 塚脇永久 伊藤龍starstarstarstarstarこめつぶ「悪VS悪」という感じで、社会の常識などが一切通じない世界がある。内容はちょっと暴力多めの少年漫画。グロくはないけど、そっち系の血みどろの場面もあるので、嫌いな人は要注意ですね。最初は無理かなぁと思ってたらキャラが個性的過ぎるのもあってか気付けばドンドン読んでしまっている。脆くも絶対的な、現蟻の王に窮地に立たされた彼らは、どんな風に再び王を踏みつけにいくのだろう。暴力が苦手な人には受け入れられないかもしれませんが、それでも読みやすく面白い!地元ヤバい地元最高! usagistarstarstarstarstar_borderさいろくもうほんとバカ・・・ バカバカー><って済ませたいけど済まない。 済まないんだよなぁ・・・ 非常に明るくエグい地元女子のキワキワ生活。 彼女たちの純粋なソレを見ていると最初はくだらないと思っていたのに気づいたら目が離せなくなってきている。どちらの家族が幸せか? #1巻応援どちらかの家庭が崩壊する漫画 横山了一starstarstarstarstar_border兎来栄寿薬師寺家と毒山家。幼い子が生まれて間もないふたつの家族の話が、同時並行的に描かれていく物語です。 一流企業に勤めるエリートでイケメンの旦那・シュウがいる薬師寺家に対して、ギャンブルに明け暮れろくに仕事もしてないスジモノのような外見の旦那・ゴンがいる毒山家。 そんな対照的な両家ですが、妻の薬師寺ユイと毒山海(マリン)はお互いにこれまでいなかった初めてのママ友となり交流を深めていきます。 ただ、最初の3ページと8〜9ページを見た時ではかなり両家への印象が変わっていきます。 更に、この物語のキーパーソンとなるのが姑。シュウの母親の聡子はシングルマザーであったこともあり、親子共に絆が強くユイや子供に対しても過干渉してきます。子育て中に事前連絡なしに何度も家に突然来られるのは、妻の立場だときついですよね。 一方で、ゴンの母親である虎乃はスナックを経営しておりざっくばらんな性格で海とも非常に気質が合っています。パチスロで買った現生を直接渡してくるなど生々しさはありますが、豪気で優しく温かい性格を見せます。 一見、完璧な家庭に見える薬師寺家の内部の綻び。逆にメチャクチャに見えながら互いを思い遣る心に溢れている毒山家。幸せとは何か、本当に大事なものは何かということを考えさせられます。 シュウの母親はいわゆる毒姑ではありますが、番外編では彼女もまた酷い夫と姑によって苦しんだ経験があることが仄めかされ、最悪の負の連鎖を感じさせます。自分が受けた痛みを違う形で他人に与えるのではなく、痛みを知っているからこそ労わる心を持って負の連鎖を断ち切り子供たちが笑顔で暮らせる世界にしていきたいところです。 育児、モラハラ、詐欺、不倫などに加えてSNSで縦読みを使ったにおわせ投稿など「今」感のある要素もふんだんに取り入れられており、実写ドラマ化などもされていきそうです。 なお、 「もっと善意の押し付けがユイを追い詰める感じにした方がリアルでいい」 というアドバイスをした横山了一さんの奥様は本作の陰のMVPだと思います。 主人公は忍者側忍者と極道 近藤信輔starstarstarstarstar_borderゆゆゆなんでだろう。 どっちが正義でどっちが悪か、わからなくなる。 忍び側が正義かと思いきや。極道を潰すための人材の出し方が、よくある悪役的。 そして極道を半端なく殺ってる。生首だらけだある。 極道側は語られた歴史からみても、どうみても悪役なのに、信頼した上の人たちを忍者に殺された恨みを持つうえに、上に対する信頼が半端なく、仁義貫いて死ねるなら本望!という人たちがズラズラ。 なんだろう、どういうことだろう、何だこの展開はと読み続けて今4巻目。 感想はこれから変わるんだろうか。 それから、あらすじの殺伐感と、本編の緩急のギャップがまた良い。 情に流されたら負けるという、なかなかわかりやすい布石も相まって、戸惑いつつもこれからの展開にワクワクしてしまう。 ちなみに感想を書こうとして、マンバランキングのプリキュア漫画1位に笑ってしまった。 要所要所で、プリキュアてきな「プリンセス」シリーズが出てくるので、間違えてはいない気がする。 それに、プリキュアも戦うし、この漫画も戦っている。現実社会の未来?!MUJINA INTO THE DEEP 浅野いにお干し芋1巻読了。 風景も部屋の中の描写もとても細かくてその世界に連れて行ってくれる。 そして、空中を飛び回るムジナたちには、スピード感を感じる。 ムジナは、非人権者で表社会では生きていけない。 その分、自由を手に入れているが、殺し屋として生きている者が多々いる。 人権者には、人権カードが配布されていて、これが無いと物を買うことさえできない。 それにより、個人個人も管理されていて、自分で命を絶つことさえできない。 物語は、近未来の日本の縮図を見ているようだ。<<12345>>
※ネタバレを含むクチコミです。