学園マンガの感想・レビュー4260件<<108109110111112>>美しい。。。風と木の詩 竹宮惠子名無し19世紀南フランスを舞台にした美しき少年愛の物語です。ボーイズラブの元祖でしょうか。 寄宿舎学校で退廃的な生活を過ごすジルベール。ジプシーの血を引き浅黒い肌のセルジュ。 2人はそれぞれ心に傷を抱えており、繊細で痛々しくお互いを愛し合い、傷つけ合います。 その様子がなんとも美しく、哀しすぎて読むとしばらく動けなくなります。 とびっきり美しいもので現実逃避したいお姉さま方、ぜひご愛読ください。おもしろい彼氏彼女の事情 津田雅美名無し清楚可憐な優等生の宮沢雪野。人当たりもよく彼女を悪く言うものは誰もいません。しかし彼女は究極の見栄っ張り女王。人からの褒め言葉を得るためにガチガチの演技でパーフェクトガールを演じていたのです。 そんな彼女が高校で出会ったのが有馬君。医者の息子でイケメンパーフェクトボーイ。優等生を演じながら彼を密かに憎む日々を続けていた雪野でしたがひょんなことから憎き彼に正体がバレてしまいます。 変わった設定の少女漫画でなんだこりゃ?と読み始めましたがテンポが良くコミカルにストーリーが進むのでぐいぐい読んでしまいます。 始めはただただ楽しいのですが後半からどんどん色々な問題が出てきます。一度読むと辞められない作品です。穏やかで純粋な気持ちになれる耳をすませば 柊あおい名無し映画を観てると時々「思春期の甘酸っぱい青春を謳歌しやがって…ッ!」みたいな気持ちになるんですけど、漫画だと(穏やかで)純粋な気持ちで読めるから不思議。漫画の持つ力なんでしょうか?漫画の方が入り込みやすいというか、一途な想いを感じやすかったですね。ギョッとするタイトル(笑)処女同盟 あおいみつ名無し主人公は5人の女子高生たち。恋や性に大いに興味のあるお年頃です。 ゆずき、恋泉、千津子、翠、希空の5人は、「ビッチにならずに、高校を卒業するまで処女でいよう」とその名の通り処女同盟を結びます。 しかし、もちろんそのまま同盟が守られるはずがありません。経験がないからこそ、恋愛や性に異様なくらい期待してしまったり、お互いに嫉妬してしまったり。。 もちろんそんな同盟を組んだことのある方はいないでしょうけど(笑)、同年代の読者なら、この複雑すぎる気持ちに共感してしまうのでは無いでしょうか。 ギョッとするタイトルで引かずに(笑)読んでみてください。結構深い少女漫画ですよ。 ハートフルめぐたんワールドおしゃべりな時間割 水沢めぐみ名無し姫ちゃんのリボンでおなじみの水沢めぐみ先生のハートフル初恋ストーリーです! 小5の千花ちゃんの甘酸っぱい初恋に思わず顔がにやけてしまいます。 絵柄も女の子キャラは可愛く、男の子キャラはかっこよく描かれていて心の清涼剤になってくれそうな漫画です。 笑顔になりたい貴女、可愛らしい少女漫画で癒されてくださいね。少年の気持ちに戻って熱くなれるサッカー漫画シュート! 大島司名無し昔の作品ですがサッカー好きの若い世代の方におすすめしたい漫画です。 試合の描写や駆け引きがとてもリアルで思わず熱くなれる。主人公とチームメイトとの友情や、恋愛も描かれており、ただ単にサッカー漫画というわけではなく、様々なことを教えてくれる漫画です。サッカー少年だった私にとってバイブルともいうべき一冊です。二人が幸せになって欲しい僕の初恋をキミに捧ぐ 完全版 青木琴美名無し実写映画を観たことがありましたが、漫画の方が細かく描かれています。命の大切さに気づかせてくれる作品で、何度か泣けてしまうところがあって読んでいて、人を好きになる事は素晴らしいと思いました。最後はご想像におまかせなので、本当にどうなったかと気になる終わり方でしたが、完全版では最終回について青木先生による解説が収録されています。買うならこちらの完全版がおすすめです。 女子アスリートのリアルな恋愛模様?早乙女選手、ひたかくす 水口尚樹名無し恋人は、容姿端麗な女子ボクシング部のエース。だけども、恋愛事情にはめっぽう疎い。そんなアスリートならではの、リアルな恋愛模様を楽しむことができます。それにしても早乙女さん、めちゃくちゃかわいい。これってもしかして日本の女子が本来目指すべきところなんじゃないの?なんて妄想してしまう今日この頃です。たまに全巻読み返すBLEACH モノクロ版 久保帯人名無しサムライ要素とファンタジー要素が組み合わさっているような漫画で、オサレと言われつつも、友情・努力・勝利の詰まってた作品だったと思う。 連載は終了してしまったが、単行本は全巻売らずに保存している。 暇な時などはたまに読み返したりするが、それでも改めて面白いと感じる。 強敵が出てきても、だんだん強くなっていく姿も格好良い。 主人公の一護が家族や友達を大切にする姿も好感が持てる。主人公、天狗の娘の秋…町でうわさの天狗の子 岩本ナオ猫あるく主人公、天狗の娘の秋姫も女の子らしくてかわいいけど、姫を助ける幼馴染で世話焼きの瞬ちゃんや優しい同級生のタケル君など出てくるキャラが魅力的! ゆるゆるでほのぼの系の恋愛漫画だと思って読んでいたら、後半は加速的にダイナミックな展開になり一気に伏線回収していったので呆気にとられるくらい驚いたし!良くできたストーリーに引き込まれました。 最初読みはじめた時はラストにこんな泣かされるとは全く思ってなかったなぁ〜、読んで良かったです。 妖怪物が好きな人、うしおととらなんかかが好きな人は刺さると思います。 かっこよくてかわいい式守さん可愛いだけじゃない式守さん 真木蛍五な和泉くんがピンチの時にいつもかっこよく助けてくれる式守さん。ふたりともかわいくてとても癒やされました。当時と今の感想の違い先生! 河原和音名無し初めて読んだのは掲載当時で高校生だったので、主人公・響や親友の千草に思いっきり感情移入して読んで、好きな人を想って切ない気持ちになったり、先生や親など大人の言うことがわからなくてムカついたりしていました。 大人になって読んでみると、響の先生への気持ちがとても真っ直ぐで応援したくなる気持ちは変わりませんが、先生や周りの大人達の気持ちもわかって、より面白く感じました。 特に、中島先生が浩介の気持ちを疑ってしまう気持ちが痛いほどわかり、それをぶつけても尚、中島先生を選ぶ浩介のカッコ良さはたまらなかったです。 響と先生のその後の話を読みたくなりました。森山塔が山本直樹になる過程極めてかもしだ 山本直樹さいろく当時森山塔というペンネームで成人漫画を描いていた山本直樹御大が有害指定された作品第一弾(多分)。 あくまで学園ラブコメなのだが80年代の作品なのでノリが当時のものなのでそこが許容できるのであれば高身長ナイスバディなヒロインかなめ×ちびでスケベで根性なしなのに…な主人公かもしだ君のコンビは結構楽しめるのではないかと思う。 ただ、有害指定されるだけあって主人公の妄想シーンや学生である彼女たちに平気で手を出そうとしてくる大人たちはかなりヤバいものを感じる。でも当時結構そういうノリあったんだろうなーと思う。 当時のTVはとんねるずを筆頭にバラエティも今思えばかなりゲスい内容(当時悪いと思っていたかは置いといて)が多く、ドラマ&映画の「高校教師」は超話題だった。それを漫画で5年前にコメディでやってたのが山本直樹だと思えばそういう内容だよね、という感じ。 この頃から女性を斜め下の角度から描く(お色気シーンだけではなく)画角が多く、山本直樹の根底は全て揃っているのではないかと思う。 最近のREDとかと比べるとこの頃はだいぶ線が細く、ライトな印象で読めるとは思う。 清楚でおしとやかな真…SPRITE 有村しのぶ野愛清楚でおしとやかな真奈美とエロくて奔放なナミの二重人格ヒロインとアレやコレやてんやわんやするエッチなラブコメです。 明るいエロ漫画はやっぱり良いよね。ヒロインが魅力的だとなお良いよね。 二重人格ヒロインの裏側の顔、ナミが可愛くてかっこいい! ただ性に奔放なキャラクターというだけではなくて、喧嘩が強くて度胸があって真奈美のピンチを次々と救うのが気持ちいい。 というかだんだん真奈美の影が薄くなってきて、ナミに浸食されてる感も出てきます。 でも第5巻で2つの人格が出した答えが素敵でちょっと安心。 カニに人格がうつったり、柔道でオリンピック目指したり、原始時代の話がはじまったり、トンチキエピソードも満載で楽しい。やっぱり明るいエロ漫画は楽しい。猛くんに惚れる悪魔で候 高梨みつば名無し学生の頃からすごく好きな作品。両親の再婚で義理の姉と弟になった茅乃と猛。猛くんがとにかく格好良くて好きだったのですが、いま読み返してみても惚れちゃいます。登場人物のファッションも個性的でおしゃれ。絵が綺麗でストーリーも面白い。世界観も大好きでした。もしかして自分もできるんじゃないか?!名門!第三野球部 むつ利之名無し漫画は夢を与えてくれる。自分を忘れてその世界に没頭することで、日常の辛いことや嫌なことを忘れさせてくれる。ときには現実世界で漫画みたいなことが起こるんじゃないか?頭を使えばなんどかできるんじゃないか?そう思わせてくれる漫画があった。名門!第三野球部は、ヘタクソな野球少年に「自分ももしかしてできるんじゃないか?」という気持ちにさせてくれる漫画だった。大変申し訳ないが、むつ先生の画はお世辞にも上手だとは思わない。だからこそ屈辱的な状態からのし上がっていくストーリーが生きてくる。野球部で1軍でも2軍でもない「3軍」という「おまえら野球の素質なんてないからやめてくれてもいつ構わない」という、存在価値の否定を公然とされている野球少年たち。その彼ら3軍の解散を命じられ、勝ったら一軍に上がるという条件のもと、一軍と試合をする夢のあるストーリーである。「もしかして自分もできるんじゃないか?!」ヘタクソな野球少年だった自分にも夢を与えてくれた漫画である。 #元気が湧いてくるマンガ灼熱カバディ 武蔵野創のれん雛マンバ読書会のテーマ「#元気が湧いてくるマンガ 」であげました! マイナースポーツ「カバディ」を題材とした男子高校生部活マンガ スポーツはマイナーですが、とっても王道の熱いスポーツマンガです! カバディの魅力を120%以上引き出す力のあるマンガです!! 身体能力が優秀でもカバディはそれだけじゃ勝てません。 泥臭い努力もしますが、それは敵校も一緒です。登場キャラみんなが最善を尽くすからこそ、その先を超える瞬間は熱く、カバディの熱を感じます。 カッコイイ彼らを見ていると、とっても元気になります!! 追加で、試合の合間にある日常回がとても面白く、大笑いするので、とっても元気になります(笑)元気が出る漫画です有閑倶楽部 カラー版 一条ゆかり名無し有閑倶楽部は主人公6人全員が超大金持ちな美男美女で財閥令嬢という面々。病院の御曹司、深窓のお嬢様、警視総監の息子、宝石商の娘らが軽い事件から殺人事件までを解決していくのですが、一人一人が凄く個性的で、身代金に1億をすぐに用意出来たり、掘り出したいものがビルの下だとわかるとそのビルを買いしめたりと、とにかく普通では絶対に考えられないハチャメチャな行動ばかりあり笑ってしまいます。 物語の中でオカルトな内容もあるのですが、コメディタッチなのでオカルト系が苦手な方でも話の続きが気になり、のめり込んでしまうこと必至。 笑えて楽しい気分になりたい方には特におススメしたい作品です。お互いを思いやりあう二人月の夜 星の朝 本田恵子名無し小さな頃のかわいい結婚の約束から始まる物語です。成長してから出会い、恋をするのですが、お互いがお互いを思いやるあまりにすれ違いがおこり、もどかしい気持ちで読んでいました。また、主人公も好きな男の子(遼太郎)もバスケットボールに青春をかけていて、遼太郎のスポーツマンらしいさわやかさが素敵だなと思います。 一歩踏み出す勇気、ってやつです新日学園 内藤哲也物語 新日本プロレスリング株式会社 広く。野愛まず、わたしはプロレスファンである。 そして、内藤哲也アンチである。 推されてきた割に期待されてきた割になかなか花開かなくて、ロスインゴで急に人気出たけどロスインゴ別に内藤のオリジナルユニットじゃないんだし、言うほどスペイン語喋れないし、会社に推されてきた割にオカダに対して会社に推されてる人はいいねみたいなこと言うし って思ってきたのでこの作品を読むべきかどうか迷っていた。大アンチなので。 ファンからはこういう視点で見えているんだなあと納得しました。 推されていたのになかなか花開かなかった部分も含めて、泥臭さ不器用さを感じて応援している人たちがいるんですね。 そう考えると、真田とかBUSHIとかロスインゴのメンバー、内藤の歴史を語る上で欠かせないタイチもそういう魅力がある人ばかりだな…それは認めざるを得ないんだけど…内藤だってそうだよな… 実際の内藤うんぬんはさておいて、漫画の内藤は夢を追う若者として眩しく応援したくなります。 実際のオカダはもうちょっと可愛らしいところがあります。 普段新日本はそこまで見てなくて、インディー団体ばかり見ている者が言うのはアレですが プロレスは幅広くて面白い世界なんです。こういう学園ドラマを重ね合わせて見るもよし、イケメン選手の顔を見るもよし、レスリング技術の細かな部分に感動するもよし…どこからでもいいのでプロレス好きになってくれる人が増えたら嬉しいのです。 映画のような劇的な愛と歴史の物語オルフェウスの窓 池田理代子名無し男装して生きたユリウスと、ロシア革命を生きたクラウス、その周囲の人々の劇的な愛の物語で、その臨場感と高揚感、ロシア革命がどんなものであったかなど、半端なく感情移入してしまう物語です。歴史のうねりの中で一人ひとりが一生懸命生きていたことに強く感動しました。16歳でバツイチ君しかいらない 吉住渉名無し16歳でバツイチて。当時この漫画を読んだときは衝撃的でした。それに少女漫画のヒロインといえば、まだロングヘアーが王道だった時代に、ショートカットなのも斬新ですごく可愛く見えた。話自体は通常のラブストーリーだけど、バツイチの設定は、今考えてもかなり型破りなヒロインだったと思います。 お金持ちの子ども4人組のコメディレピッシュ! ひうらさとる名無し当時は、主人公のチャコたち4人とほぼ同年代だったので、こんな生活がしてみたい〜と憧れていました(笑)今から考えるとあまりにも現実離れした設定ですが、お金持ちの子供ということで好き放題している4人。はじめはコメディ要素が強かったけど、後半はレピッシュ(エージ)の問題とかで、けっこうシリアスになってきて、エージを純粋に想うチャコにちょっと感動しました。主人公がニガテハイキュー!! 古舘春一名無しバレー漫画としてはかなり面白い。 今までのバレー漫画にない動きの表現が多く、まさに新時代のスポ根という感じ。 だが、主人公の日向があまりにもポジティブモンスター過ぎて気持ち悪い時がある。(漫画内でも他の選手達が同じような拒否反応を示してた) ひたすら目標に向かって猪突猛進し、空気を読まず努力し、身重が低くても絶対に諦めない姿勢を貫いているのは凄いと思う。 他の選手達も日向に触発され実力を上げているので、周りにも良い影響を与えている。 なのに気持ち悪く感じるのはなんでだろう…<<108109110111112>>
19世紀南フランスを舞台にした美しき少年愛の物語です。ボーイズラブの元祖でしょうか。 寄宿舎学校で退廃的な生活を過ごすジルベール。ジプシーの血を引き浅黒い肌のセルジュ。 2人はそれぞれ心に傷を抱えており、繊細で痛々しくお互いを愛し合い、傷つけ合います。 その様子がなんとも美しく、哀しすぎて読むとしばらく動けなくなります。 とびっきり美しいもので現実逃避したいお姉さま方、ぜひご愛読ください。