エッセイマンガの感想・レビュー1011件<<12345>>セキララ!少女漫画家アシスタントの回顧録酒井美羽の少女まんが戦記 酒井美羽かしこ「薔薇はシュラバで生まれる」「松苗あけみの少女まんが道」が面白かったのでこちらも購入。それぞれ違う出版社から出ているのに示し合わせたかのようにどれも少女漫画の単行本風の表紙デザインなのいいですよね!「酒井美羽の少女まんが戦記」は作者さんの性格がオープンで明るいからか、よりぶっちゃけた話が多いような気がしました。 1話目の男性漫画家のアシに行って起こったことは作者さん本人は全く気にしてなかったけど今だったら問題になってそう…。時代もあるだろうけどこういうのを知っちゃうと、やっぱり少女漫画家の現場の方が和気あいあいとして楽しそうですよね。みんな回顧録を描きたくなるくらいだし。しかも今もレジェンドとして知られる先生方ってみなさんお優しい…!!2巻はプロになってからの「ちょいヤバい話」もあるようなので楽しみにしております。節約の楽しさがいっぱい♪定額制夫の「こづかい万歳」 月額2万千円の金欠ライフ 吉本浩二干し芋定額制のおこづかいを皆どのように使っているのか、最後にグラフで表してくtれるのは、面白い。 それぞれの家庭の事情もありつつ、登場してくる人たちは悲壮感はなく節約をとても楽しんでいる。 そして、自分に趣味や好きなものに節約して浮いたお金を気持ちよく使って満足感を得ている。 実在するお店や、お菓子が出てくるので、試してみるにはもってこいです。 そんな私も、節約大好き💓ディープなインド旅行記ぢるぢる旅行記 ねこぢるstarstarstarstarstarかしこずっと読みたかった漫画の一つです。Kindle Unlimitedで公開されていたので速攻で読みました。こりゃすごい。想像以上にディープなインド旅行記でした。調べたらバングラッシーは今でも普通に飲めるみたいですね。中盤のトリップ出来るのも才能だと描かれていたシーンのが印象的でしたが、あの描写を見てるだけでなんかそんな気分になれるので、私にインドは行かなくてもいいや…と思いました。この漫画を読んだ人にはインドへ馬鹿がやって来たもオススメします!実録!シーフードを飼う男の感想 #推しを3行で推す実録!シーフードを飼う男 そにしけんじstarstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 多分昔に買って読んだが今回全く内容を忘れている状態で読んだが面白い。ペットショップで生き物を買うのではなく、食料品売り場で売っている生きている食べ物を買って飼う男の話 ・特に好きなところは? ナマコ、タコあたりのわけわからなさ・・・ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 夜寝る前に読むのには最高のマンガだった 昼逃げても夜逃げ屋夜逃げ屋日記 宮野シンイチstarstarstarstarstar_borderゆゆゆテレビで夜逃げ屋特集をされているのを見て、夜逃げ屋の社長さんへ電話連絡する行動力はすごい。 仲の良い「普通」の家庭で育ってきた作者さんには、依頼者およびその周辺の人たちに対して驚きの連続。 読んでいる読者にとっても、驚きの連続。 事実は小説よりも奇なり、というけれど、本当にそうで。 夜逃げ屋で働いて、もといフィールドワークをして、夜逃げ屋をテーマに漫画を描かれて、それが書籍化されて漫画家になられているので、漫画の中で「漫画家になってやる!」と言われていた思いは実っていて良かったなと思う。 カウンセラーのジョーさんのセリフに、なるほどと思うことがあって、遠隔カウンセリングを受けた気持ちになった。 「普通」に生活をしていると、知らないはずの世界。 垣間見るととても興味深い。 新天地インドで生きたいように生きていく #1巻応援いま、インドによばれて 志真てら子兎来栄寿宮川千賀 現在、世界で最も人口の多い国はどこでしょうか? 中国。 と言えたのは去年までの話で、2024年現在はインドが中国を抜いて1位となっています。数学に強い国民性もあり、今後インドから超巨大IT企業も続々と誕生していくのではないかと期待されています。私自身もインドの将来性に期待して少しばかり投資をしていたりもします。 本作は、そんなインドに恋人の都合で連れてこられた漫画家志望だけど、28歳フリーターのなつめの物語。 なつめの彼氏は、なまじ稼ぎが良い出世頭なだけに、なかなか芽の出ないなつめに対して家事を無意識的に強要してしまう前時代的な価値観の持ち主。 もやもやとした感情が蓄積していたところにアニメやマンガが好きで日本語を覚え、タクシードライバーとして働いているルビーとの出逢いが彼女の人生に大きな転機をもたらしていきます。 「女だから」という理由で未来を閉ざされてしまい、自分が本当にやりたいことをやれない悩みや辛さは万国共通。日本にいると自由奔放に見える国であっても、蓋を開けて見ると思いもよらないきつい縛りがあったりします。まだまだ古い価値観の残るインドでは、女性の権利や立場は今後の変化に期待するところも大きいです。 中盤で登場するアニメ制作会社のCEOビジャヤや、インド在住25年目のさつきらもまた社会において女性であることから抑圧を受けてきた者たち。そうした逆境に立ち向かって戦ってきた彼女たちの姿に勇気づけられる人も多いことでしょう。女性はもちろんですが、さまざまな理不尽を押し付けられてきた人は共感できるのではないでしょうか。 インドマンガとしても楽しめる部分がたくさんあります。 先日、『地元最高!』の作者の方がガンジス川に入って倒れたというニュースがありますが、作中にまさにこれではないかという描写が登場します(お大事にして続きを描いていただきたいです)。 またチャパティを使った家庭料理を作るシーンや、盛大に行う結婚式での写真など文化を感じられれるところもあれば、世界遺産のタージマハルにまつわるエピソードも印象的でした。クトゥブ・ミナールやアグラセン・キ・バオリなどの名所、インドのアニメ・マンガイベントの「デリーコミコン」なども行ってみたくなりました。 前を向きモチベーションをもらえる本筋と、濃厚なインドの香が立ち上るような描写が上手く融合している作品です。インドで人生見つめ直す。いま、インドによばれて 志真てら子starstarstarstarstar_borderPom 同棲中の彼がインドに転勤になり、漫画家としてあまり上手くいっていない、なつめは彼との結婚を前提にインドに行くことに。 海外に行って、こんな良い出会いあるのか?!ってくらい、良い出会いをして、人生見つめ直せたなつめちゃん。絶妙〜に彼氏さんの一言一言がチクチクチクチク刺さってなつめちゃんの心に積もってくるんだよなぁ。 それに自分の人生見つめ直せるなんて、良い時間だな〜。 異文化に触れて、分かること、知ることもある。 旅って良いな、素敵だな。 #1巻応援 突然のもみじ饅頭ミカコ72歳 新久千映starstarstarstarstarゆゆゆ広島?!と思った直後に発せられる、典型的な広島弁。 あの玄関、古い家に多いよな。 ベランダから想像すると、海の方なんだろうか。 突然、病院の待合室の光景すら、鷹揚とした雰囲気を感じてしまう。カープの野球中継が放送されていそう。 好きなところは作品のメインでもある、ミカコさんがスマホを孫に教わり、メッセージを亡くなった夫に送るところ。 仏壇や墓に手を合わせて話しかける代わりと言われたら、たしかにそういうものかもしれないと思ってしまった。そういう偲び方も、言葉に仕方もありだよね。 私も、整理したい気持ちがあれば、メッセージアプリへ壁打ちするのも、良いかもしれない。 そっか、そういう考え方もあるんだなと一話一話なんだかためになる。 後期高齢者だらけで、72歳はまだ若いと言われる世の中。70代なんてすぐなんだろうな。夜中に読んで大丈夫かしら?!?!霊感一家のふしぎな実話 りかstarstarstarstarstar_borderゆゆゆあれやこれや起きた話は他人事なら怖くないのだけど、夜中に読むと我が身に起こるのではと怖くなってくる。 怖い話というのはとても不思議。 「ある設計士の忌録」シリーズは平気なんだけどな。作中に登場する先生のおかげかもしれない。 いろいろ起こるのが当たり前過ぎて、高いけど高くないと思えたという除霊代。 いくらだったんだろう。 そしていつ守護霊をみてもらったんだろう。 断片的なストーリーの数々が、すごく実話っぽいなと思った。 視えるけどどうにもできないのは怖い。51話の国家資格の人定額制夫の「こづかい万歳」 月額2万千円の金欠ライフ 吉本浩二名無しです。※ネタバレを含むクチコミです。 少し前にSNSでよく見かけていた海外ネタのひとじゃん海外 縁にまかせて歩くだけ。 五箇野人starstarstarstarstar_borderさいろくそう気づいたのは読み出してちょっとしてからだった。 外国に行き、恐らくその国の中でも変わったひとたちと接点が生まれて、キュンと萌えるシーン。 この顔のひとか!と気づいてからは一気に読みましたが、SNSで見かけていたのは本作より前のだったっぽい。 ただ、本作ではもう手慣れたということでしょう、マンガ的にも読みやすくなっていて、絵も構図も初期のと比べると段違いに良いエッセイ漫画(ニーズを理解しているなという感じがする)でした。 このままのノリでずっと読ませてくれるといいなぁ世の中にはいろいろな仕事があって。メンズエステ嬢の居場所はこの社会にありますか? 鶴屋なこみんstarstarstarstarstar_borderゆゆゆいろいろな仕事があるのに、「それはやってません」とか「別料金です」となっているのに、「やってよ。いいじゃん。✕✕はやってくれるのに」とか「✕✕は無料でやってくれないけど、あなたならいいでしょう?」とか言ってくる人はどこでもいるんだなあと思いました。 聞くだけはタダってことなんですかね。 パワーとメリットぽいものを見せつけたら、言うこと聞かせられる可能性が広がるって、どうなんでしょうね。 いろいろなお仕事で聞く下請け辛い的な話が、メンズエステ嬢の世界でも繰り広げられているのは不思議です。 さて、主人公が高時給から選んだメンズエステ嬢の仕事も、それはそれで精神的に大変そうな出来事の数々が描かれていて。 焼き鳥の仕事を長時間してもワープア止まりだったんでしょうか。 それから、一番病んでいるのは消えていく嬢でなく、店長なだったんじゃないかなとも思ったり。 冒頭に書いた、どこも無茶言うやつはいるもんだなあという感想に続いて、普通の枠にはまれない場合、働かなきゃ生きていけない仕組みというのはとても辛いもんだなあ、と読んでいて思いました。ツナマヨしいたけが美味しそう真夜中ごはん イシヤマアズサstarstarstarstarstar_borderゆゆゆ作中に出てくる料理は作り方も載っているので、真似しやすいのがうれしい。 イラストのようにシズル感たっぷり、つややかなものができるかわからないけど、同じように作って楽しみたくなる。 運動会のお弁当の話もとても好きだ。 大きな入れ物に入ったエビフライと唐揚げ、それからおにぎり。食べ盛りのきょうだいで食べたらしい。 なんと素敵な記憶だろう。 イラストから、このエビフライはサクッとしているんだろうなと想像させられて、さらには過去に食べた中で美味しかったエビフライの味や食感と重なって、とんでもなく美味しそうなものに思えてくる。 埃っぽくなった体操服、和気あいあいとしたお父さんと子どもたち。 幸せな一コマだなあと思う。 食べ物って、食べて美味しい、話を聞いて美味しそう。さらには、まつわる記憶が蘇って懐かしい、他人の話を聞いてしんみり。 楽しみ方がいろいろある、すばらしいコンテンツだと思う。 私の食べ物に関する記憶を書いてみると… 深夜帰宅が続いていたとき、毎日のように、夜中に食べたカツ丼はとても美味しかった。 夜食だけでなく、昼ご飯にもカツ丼を食べていたくらい、あの頃はカツ丼をよく食べていた。 そして、カツ丼を日に2食食べたり、1日の食事が4回必要なほどからだを動かしていなかったのですごく太った。 現実はほのぼのしんみりでは終わらず、つらいカツ丼断ち生活が待っていた。 素朴なのにつややかで美味しそうなお弁当のオンパレードつまみぐい弁当 イシヤマアズサstarstarstarstarstar_borderゆゆゆお弁当の話ですが、パソコンを置いている机やテーブル、キッチンなど、何気ないシーンから溢れ出る生活感や日常がたまりません。 絵になるにあたって、第一に削られそうなものが描かれています。 机の上にある新潟県の元祖柿の種、テーブルの下にあるボックスティッシュ、お玉などのキッチン用品と並んだ自家栽培豆苗。 細々描かれているけど話を邪魔するほどはごちゃごちゃしておらず、でも生活がにじみ出ています。すごく良いです。 お宅にお邪魔して、お弁当づくり風景を覗いている感じがとても好きです。 中学生のころ、母が作ってくれたお弁当を開けるときは宝箱を開ける瞬間のように楽しみだったことを思い出しました。どんな生活にも日常はあって日本人傭兵の危険でおかしい戦場暮らし にしかわたく 高部正樹starstarstarstarstar_borderゆゆゆ相手が自分のことを傭兵と知ると「人を殺したことがあるんですか?」と聞いてくる話を何かで読んだなと思い出しつつ、一巻読了。 傭兵として戦場へ赴き、戦闘を繰り返す中で、それでも存在しうる何気ない日々の日常。 感動的なものから、休日の下衆いものから、戦場ならではの空気感などが描かれている。 柔らかい絵柄がとてもすばらしくオブラートに包んでくれているので、本当はドロドロとした世界なのかもしれないけれど、とても読みやすい。 なぜ傭兵になったか理解できないので、私は普通の人なんだろう。2年ぶりに7巻が出た。バーナード嬢曰く。 施川ユウキstarstarstarstarstarさいろく久しぶりの友人とばったり出会ったような感覚。 これは嬉しい出会いだった、7巻。待っていたよと言いたいけどすっかり忘れていた、好きだったなぁ"ド嬢"。 というわけで読んでいき、読了。 なんとなく頭身が伸びたな?とか施川ユウキ先生の成長なのか?とか思いながら読んでいた。 施川ユウキ作品はどう転んでも施川ユウキ作品。凄い。 初めてちゃんと読んだTwitter漫画ある幼なじみが結婚するまでの話 加藤マユミstarstarstarstarstar山下真司幼馴染2人の出会いから結婚までを描いた作品。 はじめてTwitter漫画をちゃんと読んで感動した。スピンオフも出ているので世界が広がってく感じがすごい好き。ホラー漫画の巨匠が描く異色の猫漫画伊藤潤二の猫日記 よん&むー 伊藤潤二starstarstarstarstar_borderカイうずまきや富江など、ホラーの超大物作家で有らせられる伊藤潤二大先生の愛猫日記 普段と同じタッチで描かれているため、ムードはホラーっぽいけど内容はネコカワイイ漫画 そしてそのギャップがどんどんツボを押してくる またQ&Aから醸し出されるホラー漫画家とは思えない先生の人の良さも楽しめる ちなみに他作品(伊藤潤二傑作集11)の双一の愛玩動物にもギャロンと言う猫を描いてて、そっち初めて読んだ時は笑い過ぎて涙出た華やかなだけではないCAの世界CREWでございます! 御前モカstarstarstarstarstarたかとにかく面白いお仕事エッセイ漫画が読みたいなら、この「クルござ」をおすすめします! https://mangacross.jp/comics/crew/1 登場人物たちこそ架空の存在ですが、元CAの作者の体験をもとに普段CAさんがどのような毎日を送っているのか具体的に描かれています。 入社面接、ヘアスタイルの秘密、機内での栄養補給、合コン、入国審査、そして飛行機事故への対応訓練。 機内で素晴らしいおもてなしをしてくださるお姉さん・お兄さんたちが、その裏でどれだけハードな業務をこなし、乗客の命に責任を負っているのか。読めば読むほど尊敬の念に堪えません。 特に「過去に発生した飛行機事故にもし自分がCAとして搭乗していたら」というロールプレイ訓練の話を読んで、航空保安員としてCAさんが負う責任の重さに圧倒されました。 クスッと笑えるエピソードからシリアスまで。客室乗務員とは何かがよくわかる1冊です。 CAさんは保安要員CREWでございます! 御前モカstarstarstarstarstarたか※ネタバレを含むクチコミです。収集しすぎて失ってる収納しすぎて家、失いました 堀内三佳starstarstarstarstar_border野愛タイトルが気になって読んでみたら、収納しすぎてというより収集しすぎてのほうが正しいのでは?という内容だった。 収納が悪いとか家の造りが悪いとかいう話を学ぶ作品ではなく、癖って治らないんだろうなという学びがありました。 思い出の品は取っておかないと気がすまない、作ってくれたものは捨てられない、珍しいものかわいいもの気になるもの全部揃えたい……気持ちはわかるけど、家手放すまでに至った人が収集物について嬉々と語る姿は狂気すら感じました。でも欲しくなってしまう気持ちはわかるから楽しく読んでしまうんだなあ…。 足るを知るといいますか、なんでも自分で管理できる程度にしておかないとね…と改めて感じました。能天気で好き私がAVに出演した時のこと教えます 寺藤潤 なぎ野愛ずっと能天気でおもしろいです。エロいから読むというよりこのひと人生楽しそうでいいよな〜みたいな気持ちで読んでます。 ノリでAV出た話が終わったらノリでメンエス始める話になるし、どっちもノリノリでやってて悲壮感がゼロなので清々しいです。 しかも自分で開業してるしよくわからんけどバイタリティがすごいなと感心してしまいます。 風俗絡みのエッセイはちょっと暗さがあるものが多いですが、この作品は楽しそうなので何も考えたくないときにはぴったりです。絵がエロくないので刺激もないし、日常漫画くらいの感覚で読めます。 寝る前にはちょうどいい! 「銀の匙」の原体験的な作品百姓貴族 荒川弘六文銭『銀の匙』の著者であり、『銀の匙』→本作という流れで読んだ身としては、漫画がリアルになった感じです。 『銀の匙』のエピソードって一部脚色ありのフィクションかな?程度で読んでいたのですが、どっこい、本作を読むとリアルのほうがもっとキツイ&生々しいのにたまげました。 あ、あの話マジなんだ と、謎の説得力が増す。 そんな副読本として読んでも面白い作品でした。 農業、畜産の過酷さ。 特に、家畜を動物ではなく食料としてとらえて処理していく姿は、そんな感情はエゴだとわかっていても、胸にクルものがある。 時に面白おかしく、あっさりと書いているけど、だからこそ、読んでいて行間に残るものがある。 ただ切々滔々と農業の過酷さやエグさを語られるよりも、よっぽど残る。 普段の食卓にのる食材はすべて、農家の方々のおかげなんだとあらためて感謝したくなる、そんな本でした。 読みやすいし、小さい子供の食育にもいいんじゃないか?と思いました。こんな友達ほしい腐女子ぐらし 藤峰式野愛このノリが好きかどうかは別として、好きなものが同じ人とずっと楽しく暮らせるって最高だ!思わせてくれます。 どんなに好きでも些細なことですれ違ったりギスギスしたりするのに、3人はずっと仲良しでいつまでも学生みたいな空気でうらやましくなります。〆切に追われた漫画家を見て「楽しそう」って思うことなんてあるわけないのに! 腐女子という絆で繋がった3人が、ギャーギャー言ったりキャッキャ言ったりしながら原稿書いて遊んで喋ってるだけなのに、この時間が永遠に続けばいいね……と尊い気持ちになります。 こういうのって永遠じゃないって知ってしまってるからなんだろうなあ。友達は大事にしようと思います。<<12345>>
「薔薇はシュラバで生まれる」「松苗あけみの少女まんが道」が面白かったのでこちらも購入。それぞれ違う出版社から出ているのに示し合わせたかのようにどれも少女漫画の単行本風の表紙デザインなのいいですよね!「酒井美羽の少女まんが戦記」は作者さんの性格がオープンで明るいからか、よりぶっちゃけた話が多いような気がしました。 1話目の男性漫画家のアシに行って起こったことは作者さん本人は全く気にしてなかったけど今だったら問題になってそう…。時代もあるだろうけどこういうのを知っちゃうと、やっぱり少女漫画家の現場の方が和気あいあいとして楽しそうですよね。みんな回顧録を描きたくなるくらいだし。しかも今もレジェンドとして知られる先生方ってみなさんお優しい…!!2巻はプロになってからの「ちょいヤバい話」もあるようなので楽しみにしております。