アクション・バトルマンガの感想・レビュー4912件<<7273747576>>7巻の展開がすごい #完結応援女子攻兵 松本次郎 新潮社編名無し「女子攻兵」に乗り込むパイロットは段々と自我が女子高生のそれに侵食されてくる(俗っぽく言うとSAN値が削られる…みたいな)設定があるので、幻覚やフラッシュバックなど、元々サイケデリックな表現が特徴の作品ではあるのだが、それでも7巻はちょっとすごい。 終盤、作中を貫く狂気の根源に迫る、エヴァンゲリオンで言うところのネルフ最深部みたいなところにいよいよ乗り込む展開がアツいのだが、7巻に入った途端一気にようすが変わる。 セカイ系ということばが浸透して随分経つような気もするが、やっぱり本作みたいに舞台装置そのものを揺らしながら描くような作品ってすごいと思ってしまった。連載初期が好きるろうに剣心―明治剣客浪漫譚― カラー版 和月伸宏名無し※ネタバレを含むクチコミです。世界を終わらせないためにスカートを捲る腕撃のパンツァー 牛乳のみお兎来栄寿「20XX年 世界は異世界のメスガキに支配された」から始まる叛逆の物語。流石は『女子小学生はじめました P!』の牛乳のみおさん、ブレません。また三十路男が美少女になるお話です。 お股から魔素が出る彼女たちに対抗できるのは「スカートめくり人類最強」と謳われた主人公だけ、という清々しいほど頭の悪い作品。 そんな主人公に対抗するべく敵(メスガキ)もパンツと一体となったコルセットを装備してきたり、技名が「五等分の俺」だったり、読めば読むほど混沌を極めていきます。 こんな設定でありながら、ちょっと良い話になるのも良い混乱。 描き下ろしスピンオフの「この学校では同級生のパンツを3つ集めた者だけが進級できる」という設定も天才的であると言わざるを得ません。 こういったバカマンガからしか接種できない栄養素が欲しくなった貴方に。ベルサイユのバルクパワー・アントワネット 縞 西山暁之亮 伊藤未生兎来栄寿突然ですが、漢字テストです。以下は何と読むでしょう? 1.筋肉 2.武術服 3.希望 すべて、この作品の中での読み方ですが答は…… ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1.フランス 2.ドレス 3.プロテイン です。 応用で、「筋肉万歳」は「ヴィヴ・ラ・フランス」となります。 他にも 「ゴリ押し」と書いて「シャンゼリゼ」や 「堅牢さ」と書いて「バリカタ」、 「身に余る光栄です」と書いて「ナイスバルク」など、 『忍者と極道』ばりのルビ芸が繰り広げられます。 そう、これは鍛え上げた筋肉によりすべてを解決しフランスを革命していくマリー・アントワネット改め、パワー・アントワネットの物語。襲い来るギロチンは所詮バーベル以下。何なら武器に加工して闘います。 「パンがなければ己を鍛えなさい」 「常に筋肉は上品で優雅たれ」 など文字通りのパワーワードも連発。 1話では太眉かわいいシャルル=アンリ・サンソンが登場。2話からはローズ・ベルタンも登場しますが、彼女は現代的ギャルキャラに(ローズ・ベルタンのことをしっかり知りたい方は『傾国の仕立て屋 ローズ・ベルタン』もぜひ)。まだ登場していないフランス革命周りの主要人物がどのように描かれていくのかも楽しみです。 筋肉が好きな人、圧倒的パワーですべてを解決していくカタルシスを得たい人にお薦めです。 「響」とは異なる魅力龍と苺 柳本光晴starstarstarstarstartoyoneko「龍と苺」は、「響」を描いた柳本光晴先生が週刊少年サンデーで連載している将棋漫画です。 …が、私自身は、初期にちょっと読んで、その後は追ってませんでした。 何故かというと、悪い意味で「響」に似ていたから。「龍と苺」の初期のエピソードは、「性格のキツい天才少女が主人公で、その才能で無双する話」で、まぁ、将棋版「響」でしか無く、しかも主人公は「響」よりさらにトゲトゲしている狂犬だし、敵キャラも嫌な奴ばかりだし、これはちょっとどうかな…と追わなかったんですよね。 ところで、現在、「龍と苺」はサンデーうぇぶりで8月17日(水)まで全話無料公開中。 おや久しぶりに読んでみるかと手を出したところ、みごとドはまりして、コミック全巻一気買いしました。 面白くなりましたね!!! 「性格のキツい天才少女が主人公で、その才能で無双する話」という基本線は変わらないのですが、主人公の苺の性格がだんだんやわらかくなって、可愛くなってきますし、敵キャラも、「嫌な奴」ではなくて「変な奴」「変態」が増えていき、しかもキャラクターとしても魅力的な人物が増えていきます。 また、主人公は「天才」ではありますが「無敵」ではないので、大苦戦もしますし、何なら負けるので、きちんとドラマがあります。 今は、(おそらく作中最大の)トーナメントの渦中ですが、このトーナメントに入ってからはもう本当にずっと面白くてビックリしました。見事にまっとうな「少年漫画」でした。 これまでサンデーは買ってなかったのですが、この作品のためにサンデーを買ってもいいのではないかと悩むレベルです。 ということでこれまで読んだことなかった人は是非ご一読を。 8月17日まで全話無料公開中です! https://www.sunday-webry.com/episode/3269754496548997931今週のジャイキリGIANT KILLING ツジトモ 綱本将也マンガが主食サポーターとか、チームの広報とかが活躍している姿を描いているのがいいよね。ジャイキリ読むと、街も主役なんだな、って思う。渡邉安葉ろこぽん 雪永ちっち なだいにし名無しろこぽん アニメ化しないかな 名勝負数え唄の感想 #推しを3行で推す名勝負数え唄 モンキー・チョップstarstarstarstarstarマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 同じ作者のジャンゴ 麻雀をする者が発売ので久しぶりに読み返したがやはり面白い。 ・特に好きなところは? ドラゴンボール/スラムダンク/バガボンド/シグルイのパロディ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! モンキー・チョップのギャグ漫画はどれも面白いのでおすすめです。武士キャラの元ネタはなんか森秀樹っぽい気がするがどうかな?陽炎の辻 居眠り磐音の感想 #推しを3行で推す陽炎の辻 居眠り磐音 かざま鋭二 佐伯泰英starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 原作を全く読んでなくても楽しめた。ただ3部構成で藩の内紛編、10人抜き編、弓場雪岳編とあるが、一番最後の弓場雪岳編だけなにかがおかしい。wikipediaで見てもほとんど情報がないしいくら調べても弓場雪岳がそんなに重要そうなキャラクターではないがこのかざま鋭二版だと重要なクレイジーキャラとして登場する ・特に好きなところは? 弓場雪岳の存在。漫画ゴラクでかざま鋭二が原作なしで描いた霧島嵐児の無茶苦茶さを思い出させる。少年誌ではまず出てこないし青年誌でもあまり見かけない感じの下衆いキャラだった。あと最後取ってつけたように改心したところもいい ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 藩の内紛編は時代劇漫画として面白いし、10人抜き編はサスペンス的な要素もあり楽しめます。弓場雪岳編に関しては読んだ感想をこちらが知りたいくらいです。あとこのマンガは原作に忠実なのでしょうか? 「サタノファニ新章」201話以降の考察ポイントサタノファニ 山田恵庸サタノファ女塾いよいよ新章らしく、エキサイティングになって きた 新生サタノファニ! 過去の懐かしく強烈なキャラが再登場し、そして 謎の新メデューサたちも顔を出し ここで激突! 「神崎 VS 新メデューサ」 勝負の行方は? 実験台にされた天童組の殺され方から察するに、 撲殺、絞殺、銃殺、そして大きな刃物。 ここから 新メデューサたちの能力は、ハードパンチャー、 怪力、銃使い、刃物使い、縄紐使いだと推測され ます。 そこで 今回登場した新メデューサたち- 先ず、右側の上半身を拘束されているメデューサは、 相当の怪力の持ち主なので 拘束具を付けられている のだと思います。 もし、拘束具を引きちぎって暴れ たら、その怪力は神崎以上かも? 左側の短髪のメデューサは、何となくボクサー風で パンチ力は神崎を凌ぐか? そして真ん中のハーモニカ弾きは、音波で感覚を 狂わすのか? この3人がかりでは、神崎はかなり厳しいと思います。 しかし、神崎は一度負けている電撃攻撃を 見事に克服 し成長しています。 もしかすると、神崎は受けた電撃を体内に充電し、 それを放電して3人一気に倒す!などという荒業が 飛び出すのではと妄想しますが、果たして…? あと、もう一人のメデューサ 知花莉央ですが、どう 見てもロリキャラで、美依那とライバル関係となるか? あるいは 名コンビにもなりそうで楽しみなのです。 ステンドグラスの光の描写に感動あかり 小日向まるこ名無し子ステンドグラス職人のおじいさんは最愛の妻を亡くしたショックでスランプになっていた。疎遠になっている一人息子は葬式にも来ず、孤独によって卑屈になってしまったおじいさんはこのまま職人を辞めようとしたところに…息子が離婚してから会っていなかった孫娘のあかりが訪ねてくる。ステンドグラスに興味を持った孫娘との交流によって元気になっていくおじいさんだったが、実はあかりには秘密があって…というお話。あかりの秘密がなかなかの衝撃だったのでハラハラしましたが、結末はステンドグラスの灯りみたいに優しくてホッとするものでした。 ステンドグラスを通した光の描写が美しくて本当に感動しました。いつもと使われている画材も違うような気がしてこだわりを感じました。後書きによると小日向まるこさんのおじいさんが実際にステンドグラス職人だったそうで、セリフやストーリー以外でもそういうところに想いが込められているのかもしれません。やっぱり面白い 横山三国志三国志 横山光輝六文銭学校の図書館であった数少ないマンガ「三国志」(あと、「はだしのゲン」) 小さい頃、夢中になって読んだ記憶がありますが、今あらためて読み直してもやっぱ面白いなぁと思う。 三国志関連のマンガは後にも沢山でてくるけど、この横山三国志は原点であり至高だと思います。 思い出補正とかではない、確かな魅力があります。 後続に比べて蛋白なキャラ絵なのですが(ともすれば見分けがつかない笑)、それでもしっかり理解できるのは、きちんと「人間」を描いているからだと感じます。 セリフだったり、表現だったりで、登場人物の人となりを描ききっているから、記憶にも残るのだと。 三国志のコマがよくネタにもなるくらいなので。 リアルな絵だから良いというわけではないのだと痛感します。 ちばてつや先生もそうなのですが、昔のマンガにはよくある傾向だなぁと最近よく思う。 本質に迫るからか、風化されない面白さがあります。 なんにせよ、横山三国志はやっぱり面白い!それに尽きます。 たまに読み返したくなります。「闇の土鬼」読んでみた闇の土鬼 横山光輝かしこ赤ん坊の時から口減らしの為に土に埋められても生き返る強靭な生命力を持った主人公。その才能を見込んだ元暗殺者が技を仕込み育ての父となるが、組織の裏切り者として暗殺集団から殺されてしまい、土鬼と名付けられた主人公が仇を打とうとする話なんだけど…中盤で「父から教わったこの技を極めたい!」と土鬼が言い始めたところから様子が変わる。序盤はあんまり面白さが分からなかったけど中盤からは面白くてあっという間だった。結末が少年漫画とは思えないくらい渋いのもよかった。 一生幸せに拷問されててほしい姫様“拷問”の時間です 春原ロビンソン ひらけい野愛姫様には申し訳ないけど一生拷問されててほしい。かわいい動物に癒されて美味しい料理を食べてみんなで楽しく遊んで一生幸せに監禁されててほしい。 最終的に国王軍と魔王軍が仲良くなったらいいなあとは思うけど、姫様の美味しい顔は毎週見続けたい。 どこを読んでも平和で癒されるんだけど、夜中に読むとお腹空くので結構拷問ではある。公園とか川遊びとか遊園地とか楽しそうすぎて「ともだちっていいな…」みたいな気持ちになる。これも人によっては拷問かもしれない。 でも姫様も魔王もマオマオちゃんもトーチャーもみんなかわいくて幸せ。みんなでラーメンとかお寿司食べに行きたい。「食戟のソーマ」コンビが描くサンジのスピンオフ食戟のサンジ 尾田栄一郎 附田祐斗 佐伯俊 森崎友紀名無し「ワンピース」1000話記念の本誌に載ってたのが2話だったので「?」と思ったんですけど前に1話やってたんですね(ジャンプラで読めるのは途中まで) https://shonenjumpplus.com/episode/10834108156632388768 2話の時系列はグランドラインに入る前。この時のメンバーが一番馴染み深いのですごく懐かしい気持ちになりました。ゾロとのやり取りがめちゃめちゃ良いですね…。 とにかくご飯が美味しそうでした!!鮭!!無限の住人のスピンオフがアフタヌーンでスタート無限の住人~幕末ノ章~ 沙村広明 陶延リュウ 滝川廉治mampuku公式スピンオフと銘打ってアフタヌーンで連載が始まりました。続編(幕末編)ですね。 どう転んでも面白くなる時代を舞台に万次さんの活躍が再び見られるのは大変喜ばしい反面、沙村先生のセンスがスペシャル過ぎたことをはからずも思い知らされたというか。。絵はよく似せてありますがそれだけにコマ割りや台詞回しに差がありすぎてパチモノ感が際立ちます。 ただまぁこの絵柄で新選組が勢揃いしてるのはなかなか壮観なので、今後の展開には期待したいです。 七都市物語の感想 #推しを3行で推す七都市物語 田中芳樹 フクダイクミマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ フクイタクミってこんな絵だったっけ?いやフクダイクミだった。こういう戦闘メインで単純な勝ち負け以外も含めて扱われるのはおもしろい。 ・特に好きなところは? ポルタ・ニグレ掃滅戦のユーリー・クルガン。孫臏の馬陵の戦いっぽさがあって好き ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 原作は続きがあるのかはわからないが色々伏線もあるし5巻で終わるのはもったいないので是非続きが読みたい 耳が聞こえない少年の成長物語王様ランキング 十日草輔じっち手塚治虫のような漫画のタッチで見る人を引き寄せます。登場人物一人一人にちゃんとドラマがあって丁寧にストーリーを練って描かれているんだなと思います。ボッジくんが可愛くて癒やされます。無職転生 ~異世界行ったら本気だす~の感想無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ フジカワユカ 理不尽な孫の手 シロタカクロキ現代の日本で無職のニートだった36歳の青年が転生する話。なろう小説が原作だが、ストーリー、キャラクターともに素晴らしい。とくにキャラクターの心理描写が巧みで、読んでいて強く心揺さぶられる。 明治の北海道を舞台に金塊探しゴールデンカムイ 野田サトルタカ明治の軍人杉本は、アイヌの少女アシリパと出逢い、アイヌの秘蔵していた金塊のことを知る。幼なじみの梅子の病気の治療のために金が必要だった杉本は一緒に金塊を探すことになる。ギャグとシリアスなシーンやグルメも織り交ぜられていて非常に面白い。アーニャかわいい。SPY×FAMILY 遠藤達哉ゆゆゆなりゆきでつくった家族なのに、すごく良い家族。それぞれのキャラと能力が組み合わさって、いいバランスに仕上がります。スパイモノ好きにおすすめ。アニメも面白い!『狼の口』久慈光久が描く薔薇戦争鋼鐵の薔薇 久慈光久兎来栄寿三浦健太郎さんが逝去された後も、盟友・森恒二さんやスタッフの方々が遺志を継いで制作中の『ベルセルク』の行方が気になり過ぎる今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。 そんな三浦健太郎さん、そして森薫さんという偉大な師を持つ久慈光久さんの最新作1巻が発売になりました。 代表作である『狼の口 ヴォルフスムント』もそうですが、久慈さんと言えば中世ヨーロッパ。そんな久慈さんが「薔薇戦争」における″ジャック・ケイドの反乱″を描くとなればこれはもう、間違いありません。個人的に今年発売の1巻の中では、坂本眞一さんの『DRCL』と並んで「間違いないな……」と感じた企画です。 試し読める1話から、期待通りにたっぷりと甲冑を着た騎士の闘いを堪能できます。 そして、2話に登場するリチャード・プランタジネットは、『狼の口』のヴォルフラムを髣髴とする悪辣さを見せながら、一方で怒りの理由が◯◯◯◯であるなど当時の命の軽かった世相を強く感じさせます。 歴史に詳しくなくとも十分楽しめるのも、『狼の口』と同様です。たった一人で行う△△△など、エキサイティングな見所も満載。 馬の名前に反応してしまう人は仲間です。 こういう歴史マンガが増えると、どんどん歴史を学ぶ楽しみも増えていって良いなと思います。 ゴールデンカムイ、完結ゴールデンカムイ 野田サトルさいろく※ネタバレを含むクチコミです。大ヒット漫画家の正体は元○○○チリアクタ 木村航starstarstarstar_borderstar_borderかしここの感じで漫画家マンガなんだ?!というのがまず面白い。 漫画家の芥先生は刑務所にも入ってたことがある元ヤクザで、実は大ヒット作「隻眼の阿修羅」は先生の自伝だったのだ!その秘密を知ってるのは初代担当でもある編集長。そしてなぜか2代目担当に任命された新人編集の三原さん。 事情があるヤクザ仲間の子供達を引き取って育てている人情派の芥先生と、漫画に興味がないギャルの三原さん。2人の凸凹感も楽しい。なんで編集長は三原さんを2代目に指名したのかは今のところ不明…。 自分の感覚的には「漫画家:ヤクザ=5:5」って感じでちょうどいいです。しかも芥先生がすでに売れっ子なので、他の漫画家マンガとは違う視点の話もあるのが好き!<<7273747576>>
「女子攻兵」に乗り込むパイロットは段々と自我が女子高生のそれに侵食されてくる(俗っぽく言うとSAN値が削られる…みたいな)設定があるので、幻覚やフラッシュバックなど、元々サイケデリックな表現が特徴の作品ではあるのだが、それでも7巻はちょっとすごい。 終盤、作中を貫く狂気の根源に迫る、エヴァンゲリオンで言うところのネルフ最深部みたいなところにいよいよ乗り込む展開がアツいのだが、7巻に入った途端一気にようすが変わる。 セカイ系ということばが浸透して随分経つような気もするが、やっぱり本作みたいに舞台装置そのものを揺らしながら描くような作品ってすごいと思ってしまった。