小学館マンガの感想・レビュー4596件<<5152535455>>男性目線の不妊症漫画不妊男子 玄黄武六文銭レスだとか、女性目線の不妊系はエッセイ中心によく見ますが、男性目線のは珍しく読んでみました。 本作にもありましたが、不妊の原因は女性側のみで41%。 男性側のみで24%。 男女双方に原因があるのは24%。(原因不明11%) つまり男性に原因があるのは48%にのぼるというのは目からウロコ。 結構、多いんだなと。 男性の不妊の原因やそのための治療(処置?)の仕方、よくある問題(特に夫婦間の妊活に対する温度差)とその考え方なども描いているのが個人的に良かったです。 病院で男性が精子をとる採精室のシーンは心理描写など生々しかったです。 また、ちょっと演出が過剰気味で読んでいて違和感覚える部分もあるのですが、上記のようにきちんと学べる部分がアクセントになって、総じて読み応えがありました。 この夫婦が、不妊とどう乗り越えていくのか見守っていきたいです。なんか顔が違う・・・?今際の国のアリス RETRY 麻生羽呂おかえりアリススピンオフ的な連載かと思いきや、しっかり本編の続編だった。作画も人任せではなく、原作側に回りつつある麻生羽呂氏本人なのも嬉しいところだが、、 なんか、久しぶりに見たせいかアリスの顔が記憶と違いすぎて戸惑っている俺ガイル笑 たぶんNetflix実写ドラマ化にあわせての企画だと思うので、そんなに長編にはならない気がする(1話から難易度MAXだし) できれば単行本が出るまでは続いてほしいっすね奇跡の続編・特別連載!!!ノケモノたちの夜 フレイムナイト 星野真サミアド『ノケモノたちの夜』アニメ開始のタイミングで『サンデー うぇぶり』で始まった特別連載! 続編きたぁあああああああっ!!! ウィスとマルバス+スノウ兄さんが訪れたのは『オフェーリアの森林迷宮』。登場人物を絞り込んだのは新規読者とグダグダ防止の配慮だと思います。「ノケモノたちの夜」本編を読んでいると思わずニヤリなセリフも登場。 カラーページは綺麗だし漫画は読みやすいです。最終回から間が空いているのにキャラの言動や作品の雰囲気はノケモノそのもの!作者さんの作品愛をビシバシ感じます。 打ち切り作品がアニメ化・続編漫画化なんてレア中のレア。雑な最終回にせず限られたページ数で可能な限り丁寧に作品を畳んだ事が余韻となって良い結果に結びついたと思っています。 今回の連載で全ての伏線回収は難しいでしょう。 続きの続き、待ってます!!(気が早い)小さな奥地で食べるため舞妓さんちのまかないさん 小山愛子starstarstarstarstarママ子※ネタバレを含むクチコミです。 源氏名が可愛いフルーツ宅配便~私がデリヘル嬢である理由~ 鈴木良雄starstarstarstar_borderstar_borderママ子絵は少し読みずらいかもしれませんが、お話自体は淡々としていて読みやすいです。 デリヘル店長の日常なので内容的重たくなるか、エロに走るかと思いきやしっかりヒューマンドラマしてました。 デリヘル嬢もお客さんも個性豊か、それぞれに事情があり、読んでいると無力感を感じたり共感したり。 作中にか書かれていなけど、あの人どうなったんだろうとか考えっちゃったりしました。 シンゴジラとかに似てる感じがしました機動警察パトレイバー ゆうきまさみstarstarstarstar_borderstar_border酒チャビンロボものですが、戦闘用に作られたロボットがビーム兵器などで派手に対決するタイプのマンガではなく、どちらかというと人間ドラマや組織同士の戦略戦がメインのマンガです。主役ロボも飛行機能もない作業用ロボです。 1988年に連載開始とのことですが、すでにOSとかの概念が登場してたり、かなり当時としては先を行ってたのではないでしょうか。わたしこれより全然後の時代に大学でロボットのゼミにいましたが、私より断然作者の方が知識すごいと思います。 サブテーマも外国人労働者問題あり、テロ対策の問題ありと、かなり新しいです。戦いを「ゲームやんか」という敵キャラも今では多くいますが、当時は新しかったんではないでしょうか?? ただ「そおですか」とか「ぐりふぉん参上」「ぐおんぐおんぐおん」など、口調や表現の部分では80年代が強めに出ています。 個人的にはサードステージが出てきたところが興奮しました。クソ野郎の集まり。星屑の王子様 茅原クレセ名無し今のホストはこんなマインドで働いているのか・・・ 女を餌としか思っていないな・・・ 僕らの時は、ホストをTVが追ってたものです。 城咲仁とかね。クラブ愛とかTOPダンディーとかね 日本テレビがよく追いかけてたよ。 当時のホストは女の子は神様という態度で接してたけど、日本も変わっちまったもんだ。 まぁまだ一話だから、これからどうなるかわからないけどね。 おそらく王子様というタイトルついてるから良い話になるんでは? 憧れが詰まってるねKYO 皆川亮二 たかしげ宙地獄の田中天才なんだけど「しょうがなく」普通の学校に通っているっていう妄想は何度したかわからない家族がみんな自分勝手真綿の檻 尾崎衣良starstarstarstarstarママ子ほんと家族って難しい。 毒親、田舎の長男、不倫父などなど登場人物が見栄と自分の損得だけで動く人が多すぎ。 話が複数名の視点から構成されているので、読んでいて「ああ、この人は、こうやって感じ取ってこの行動なのね」と納得させられた。 はたから見れば窮屈に取られそうだけど、視点が変わればその人にはその環境が幸福だったりするから不思議。 次の巻はまた違う話がでてくるのか楽しみに待ちたいと思います。推理力<お金一括解決!大富豪グレースの事件簿 旗町マコ名無し名探偵コナンや金田一少年は頭脳で犯人を追い詰めたけど、今回の推理漫画の主人公はお金の力で犯人んを追い詰めます。 事件が起きた家は全て買取、隅々まで調査。 公共交通機関までも、お金の力で止めて犯人を追い詰める。 なぜそこまでして犯人を捕まえるのか? それは読んでからのお楽しみ。 レッドブルーの感想 レッドブルー 波切敦名無しめっちゃ面白いなって思った。 度々見せる主人公のネジが外れたような ところがまたいい!主人公の後ろに彼岸花とか最高かよ。 しかも主人公が負けながら成長するってところに好感が持てる。面白いから見たほうがいいと素直に思う。このお話は、きっと誰かの心を揺さぶると思う。私の息子が異世界転生したっぽい フルver. シバタヒカリ かねもとstarstarstarstarstarPom 涙なしでは読めませんでした。 自分の人生について考えてしまった。 息子を交通事故で亡くした未央。未央は亡くなった息子が異世界に転生したと思い同級生、堂原の元を訪ねて転生する方法を2人で探す。 私は、本当に異世界に行って息子と会えるのかなと思ってたんだけど、やはり異世界はない。 息子の死を受け入れられない未央の気持ちが、漫画の中から伝わりすぎて読んでて辛かった。 きっと、心の奥底では息子はもういないって分かってたんだろうなぁ。でも納得できないし受け入れるなんてできないよな。 特に最終巻、現実と向き合った未央に、前に進む2人に更に心掴まれ涙でした。“聴こえる”音楽マンガこそ、表現の一つの到達点かもしれないと思った青のオーケストラ 阿久井真mampuku音楽マンガには名作が余りにも多いですよね。『四月は君の嘘』『のだめカンタービレ』『ピアノの森』など挙げだしたらきりがないほど。 初めて『BECK』を読んだとき「聴こえる〜〜〜!」と感動したのを覚えています。 マンガという媒体には音声がついていないので、声や音色は完全に読者の想像力に委ねられています。もう一つ、マンガが読者に与えている自由があります。それは間、スピード、時間です。音声にリズム(時間)が合わさったのが音楽です。音波が誌面から飛び出てくるかのような迫力のある表現と、次のコマ次のページへ導かれるような心地よいリズム、これらの相乗効果で「聴こえる」と感じるのかもしれません。 『青のオーケストラ』は言うまでもなく「聴こえる」マンガです。 加えて素晴らしい魅力がたくさんあります。 ・人物、楽器、キャラ造形、エフェクトすべてのクオリティが超高い。 ・選曲がキャッチー。誰でも知ってる曲ばかり。 ・『響けユーフォニアム』ばりに感動の学園ドラマ&スポ根 ・ラブコメの満足度も◎ アニメ化の出来次第では冒頭の名作の仲間入りも十分ありうるポテンシャルはあると思います。 話が早くて助かるコーヒー&バニラ 朱神宝野愛話が早くて助かります。出会って3秒で大恋愛。 付き合う付き合わないをじっくりやるのもいいけど、秒で恋に落ちて運命感じちゃってやることやっちゃうのも夢があっていいと思います。 高嶺の花扱いされているけど純情な女子大生・リサがハイスペックイケメン若社長・深見さんと出会い、暇さえあればそこら辺でイチャイチャしまくるお話。 仕事中にやりまくったりキスマークつけまくったりする32歳の大人ってどうなん…とか思っちゃうけど、これはファンタジーだからそんなんどうでもいいんです。 当て馬男子たちもハイスペックイケメンだけど、深見さんの前では霞むわ!とばかりに一瞬で消えていきます。 本当に話が早くて助かります。 現実逃避するならこれくらい思いっきりやらないとですね。素晴らしいです。掘り出しものでした!田中圭一の「ペンと箸」 田中圭一 GMOクリエーターズネットワーク 株式会社ぐるなびstarstarstarstarstar_border酒チャビン面白いです!往年の有名マンガ家のご子息にマンガ家のエピソードを聞いてマンガにする企画で、一人当たり10ページ未満なので、サクサク読めます! 知らない、もしくは作品を読んだことがないマンガ家さんもいましたが、あっ読んでみたいな、と思わせるものが多くありました。チャレンジしてみます! 最初の数話は、手探りだったのか、あまりピンとこなかったのですが、途中から田中先生の中で何かが吹っ切れたのか、かなり面白くなってきます!なので、試し読みで「あまり面白くない」と判断しないで欲しい一作です!!! あとさすがマンガ家の血をひいているからなのか、登場するご子息もかなり個性的な方が多くて面白かったです!いがらしゆみこ先生のお子さんの登場シーンは思わず笑いました。 あとはパタリロでおなじみの魔夜峰央先生の娘さんから「ワンコ攻め」という単語がさらっと発せられていたシーンは、なかなか感慨深かったです。 元はぐるなびの企画だったようで、だからしょうがないのですが、個人的には飯の部分はいいので、そいういのをとっぱらって第二弾を作って欲しいです!すごい…劇光仮面 山口貴由名無し語り口調からなんか文学作品を読んでるようですね…。 自分は特撮について全く知識ないですがなんか肉体描写がストイックな体すぎて最初から凄みがあります。 これ特撮好きが読んだらどういう感想持つのか気になります…。 主人公最強漫画TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには 丸山恭右 Zoo名無し主人公最強! だけど主人公戦いたくもないしなぜ強いかもわからないし、ワンパンマンとは逆の全拒絶系! 主人公やる気ないので主人公以外のキャラが引き立って面白いです。そういうもんかもぼんさいとかせ たぞの田んぼ野愛逆にこの作品に励まされる人もたくさんいそうだな。楽しんでるうちは凡人なのかもしれない。それによって幸せを感じた瞬間なんかないのに、やめられなくてこれしかなくてやり続けてる人だけが天才になれるのかもしれない。 凡人は漫画家の皆さんが描き続けてくれることを祈るのみです。素直な気持ちになれる💓金の国 水の国 岩本ナオstarstarstarstarstar干し芋童話を読んでいるような素敵なお話。 子どもたちにも分かりやすく、戦争、愛、困難に立ち向かうこと、常に前を向いて突き進むこと、思いやりが大切なこと、すべて詰まったいい作品です。 九龍城砦!!九龍城でもう一度 藤田三司名無しゲットパッカーズの無限城のモデルにもなった香港のスラム街「九龍城砦」がモチーフとなった作品です。 九龍城って、だいたい悪いやつが住んでいて邪悪に描きがちだけど、この漫画は違います。 もちろん悪いやつはたくさんいるのだけど、家賃さえ払えば誰でも受け入れてくれる優しい街。 主人公は九龍城で大家さんをやっています。 ドラゴンと吸血鬼の同棲とか、ファンタジーも満載で面白いですよ。ありえないけど感動するコタローは1人暮らし 津村マミstarstarstarstar_borderstar_bordermotomi4歳児がアパート借りて一人暮らしなんてまずあり得ない設定ですが引き込まれます。 大人っぽいけど、子供だな。って思えたり、我慢してるなって思ったらいじらしくもあります。 コタロー君には色々事情があるようですがずっとはっきりとわかりません。 所々で見えるコタロー君の生い立ちを想像して泣けてきます。 自分の子供と重ねるとコタロー君のようにしっかりはしていないけど色んなことを感じとれる年齢という事に気づいて涙腺崩壊しました。表紙詐欺ならぬ表紙正直笑顔の世界 岬かいり兎来栄寿伝説的なバズりを記録した表題作「笑顔の世界」を始めとする、ちゃおコミやちゃおデラックスに掲載されたホラー短編を8編収録した岬かいりさんの待望の作品集です。 皆さんも、子供のころに読んでトラウマになったマンガの1つや2つはあるのではないでしょうか。私は『アウターゾーン』の「妖精」(という名の獰猛な小さいゴブリンのような怪物)が怖くて仕方なかったり、『ジョジョ』4部のしげちーのハーヴェストが億泰のズボンの下に侵入して足の肉を刮ぎ抉り取るシーンに生理的な嫌悪と恐怖を覚えたりしていました。 「笑顔の世界」を読んだことがある方ならお解りになるかと思いますが、本作は小さい頃に読んでいたらトラウマになっていただろうなと思う話が満載です。 ただ、元々の発表媒体がちゃお系だったにも関わらず、単行本のレーベルは裏少年サンデーになったのは時代の流れでしょうか。帯が伊藤潤二さんなのはホラー系を描く作家としては最高級の誉れだと思いますが、表紙の絵も間違っても小さな女児が「かわいい〜!」といって手に取らなさそうな露骨なものになっているのは個人的にはちょっと惜しい気持ちもあります。 あえて、表紙詐欺で作中のかわいい部分を押し出した形のものにして「かわいい〜!」と思って買ったらとんでもないことになった、という体験をしておくこともまた人生においては大事な経験ではないかと思うからです。現実は、もっともっと理不尽で残酷なのですから……。 という余談はさておき、岬かいりさんのホラー系短編はただ露悪的というわけではなく、かなり社会情勢や社会問題にも寄り添いながら批評的な意味合いも持っているお話が多いのが面白く、推せるところです。 「笑顔の世界」はもちろん、マスク社会で他人の素顔が都市伝説同様になってしまったという「口裂け女」や、中学受験における競争社会性を描いた「地獄の落とし穴」などは特に顕著です。「地獄の落とし穴」の最後のコマなどは非常に味わい深さがありますね。 本日、ちゃおコミに掲載された読切「社会の秘密」も併せてお楽しみください。 https://ciao.shogakukan.co.jp/webwork/47206/ 巨乳まろ眉こじらせ系喪女と化野クンのオカルト物語怪異と乙女と神隠し ぬじまstarstarstarstarstarさいろくツボすぎる。 何もかもがツボ。ツボ売ってたら轆轤回すレベル。 やわらかスピリッツで連載中で、まだ4話しかないけどはよ続きください。。。 リンク先貼る必要あったっけ、と思いつつ念の為。 良かったらみんな読んでみてくださいー https://yawaspi.com/kamikakushi/index.html神の領域には踏み込めず欲しかった魔法 黒木翔名無し※ネタバレを含むクチコミです。<<5152535455>>
レスだとか、女性目線の不妊系はエッセイ中心によく見ますが、男性目線のは珍しく読んでみました。 本作にもありましたが、不妊の原因は女性側のみで41%。 男性側のみで24%。 男女双方に原因があるのは24%。(原因不明11%) つまり男性に原因があるのは48%にのぼるというのは目からウロコ。 結構、多いんだなと。 男性の不妊の原因やそのための治療(処置?)の仕方、よくある問題(特に夫婦間の妊活に対する温度差)とその考え方なども描いているのが個人的に良かったです。 病院で男性が精子をとる採精室のシーンは心理描写など生々しかったです。 また、ちょっと演出が過剰気味で読んでいて違和感覚える部分もあるのですが、上記のようにきちんと学べる部分がアクセントになって、総じて読み応えがありました。 この夫婦が、不妊とどう乗り越えていくのか見守っていきたいです。