小学館マンガの感想・レビュー4596件<<180181182183184>>ロアナプラに住みたいブラック・ラグーン 広江礼威名無し雑多で猥雑で犯罪に溢れた悪の街みたいなのがすごい好きなんですよね だから、ブラックラグーンのロアナプラとかドストライクで大好き あと、ああいう街だからこその真理というか深みというかそういうのもまたいいですね3年ぶりの新作ストーリーがサンデーにまじっく快斗 青山剛昌地獄の田中青山剛昌のコミックス累計発行部数2億冊突破を記念して、まじっく快斗の最新話が掲載された。3号連続で続くらしい。それにしても、連載デビュー作がいまだに未完で、特別読み切りとかじゃなくて、最新話が更新されるってすごいな・・・ 田辺イエロウのデビュー作や投稿作が収録された短編集田辺イエロウ短編集 フェイク! 田辺イエロウ名無し田辺イエロウのデビュー作や投稿作が収録された短編集。それぞれの作品に田辺イエロウのコメントがついている。結界師のプロトタイプ版もある。(結界師・指南之書にも収録されてるとか) 収録されている中で一番古い「闇の中」が一番インパクトあった。「一読しただけでは意味がわからないところが多い」ってコメントがあってまさかそんなことないだろって思ってたら実際急な展開でいつからそうなってたの?ってなった。 どれも世界観とか設定はシンプルなんだけどキャラクターが魅力的で面白い。とよ田みのるの傑作短編集とよ田みのる短編集 とよ田みのるマンガトリツカレ男「FLIP-FLAP 」/「友達100人できるかな」の作者のとよ田みのるの短編集 「素敵な面倒さん」/「CATCH&THROW」/「ヒカルちゃん」/「等価なふたり」/「片桐くん」の読み切りが掲載されている。 個人的には「CATCH&THROW」が最高だった。 こういう短編集を毎日読みたいもんだな。 アングレーム国際漫画賞にノミネート!ちいさこべえ 山本周五郎 望月ミネタロウ名無しぜひ賞獲って欲しい〜 http://animationbusiness.info/archives/1553『居酒屋内戦争』真造圭伍 ヒバナ2017年6月号居酒屋内戦争 真造圭伍斎藤jr第三次世界大戦の最中、敵に追われて二人の兵士が居酒屋に逃げ込むんだけど、その居酒屋が平和なときに二一人は客として飲みにきたことがあって一人は店員として働いていた居酒屋だったっていうそれだけの話なんだが、切なさとか平和の良さとかが詰まっててめちゃくちゃよかったよ幼馴染のためにヘタレが立派な侍に成長していく話嘘つきは殿様のはじまり 福井あしび名無し剣術道場でボコボコにされては泣いて帰って来るのに、母親に「剣の天才だ」って嘘をついていたような小太郎が、男子が生まれなかった高高条家存続のため後継者として連れ去られてしまった幼馴染おしんのために、上司の侍から怒られたり、家老からイビられるのにもめげずに、立派な侍に成長していく話。 誰がどう見てもヘタレなんだけど、最後の最後にこいつはすごい立派な侍だって言わせるシーンがあってあそこがすごくよかった。 江戸初期の舞台設定も結構しっかりしていて、時期としては徳川幕府ができたばかりの頃だけど、当時の情勢がごたついているところが物語に結構食い込んで来て、そこらへんも面白かった。 浅田真央引退に寄せたマンガ赤兵衛 黒鉄ヒロシ地獄の田中ビッグコミック2017年vol.10の赤兵衛は浅田真央引退に寄せた漫画だった。 タンポポの花と綿毛が徐々にアイススケーターの形になっていってだんだん浅田真央になって行って浅田真央の思い出に浸る感じの漫画。面白いというかすごくよかった。巻頭カラー記念 細野不二彦×庵野秀明空想科学対談&『庵野カントク会見記』バディドッグ 細野不二彦くるみ割り人魚ビッグコミック2017年vol.10にバディドッグの巻頭カラー記念で細野不二彦×庵野秀明空想科学対談が掲載されている。最初のカラーページの対談だけじゃなくて、バディドッグの後ろに対談の続きと細野不二彦の1pマンガ『庵野カントク会見記』があってかなり豪華。 対談もマンガも面白かった好きなひみつどうぐ!ドラえもん(てんとう虫コミックス) 藤子・F・不二雄成海好きなひみつどうぐ、なんですか? ポスト・ジャイキリはこれじゃないでしょうか。アオアシ 小林有吾 上野直彦練馬のロベカルJリーグのユースをテーマにした漫画です。スポーツ漫画の"ゾーンに入る"感じをよく描けてて、ドキドキします。うる星やつらで一番かわいいキャラうる星やつら 〔新装版〕 高橋留美子信夫キツネだと思うんだけどどうかな?33年ぶりの完全新作さすがの猿飛 細野不二彦名無しまじかw http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1705/01/news053.html 『トゥルーブルーズ』やまもとありさ 月刊!スピリッツ 2017 6月号トゥルーブルーズ やまもとありさ地獄の田中バンドのメンバーに求めるレベルが高すぎて軽音部を追い出されたドラム女子亜也子(コテコテロックンローラー)がギターを弾くと楽しくなって周りが見えなくなる下手くそ沙世にギターを教えてギタリストとして育てていくうちに仲良くなって・・・っていう感じで軽音部を舞台にしたマンガ いじめというわけではないけど元バンド仲間との陰険な諍いがあったりしながらも演奏シーンが爽快で面白かった男組ごっこをしたい男組 雁屋哲 池上遼一ちゆうとにかくカッコいい。 とにかくキャラクター1人1人のカッコ良さに震える。そのカッコ良さも理論的だったり、バックボーンのカッコ良さというよりも『瞬間』のカッコ良さ。『一瞬の閃光のように~』というのはまさにこの作品のキャラクターたちが証明している。 熱血男系マンガが好きな方には是非オススメの作品。 『くそぅっ』って呟いてしまう作品響~小説家になる方法~ 柳本光晴ちゆう小説とか活字というような塊で殴られていくような感触の漫画。マンガ大賞取ったのも『この作品にはあげないと仕方ないよな』と思わせてしまうパワーがある。 よく『こうだったら売れたかも』『時代が~』『流行りが~』などあるが結局の所『そういう全てがひれ伏してしまうほど面白いものを描けば良い』と響というキャラクターが魅せてしまった。 作品の持つもやもや度としては雰囲気『あひるの空』の持つもやもやに似てる。 最新刊を読んだ後に『くそぅっ』と声に出てた。 そんな作品。 「朗読」で迫る表現の極致『花もて語れ』花もて語れ 片山ユキヲ 東百道兎来栄寿老若男女を問わず、普段漫画を読まないような方にも強くお薦めしたい漫画が、この『花もて語れ』です。 この作品には ・「表現」についての理解が深まりスキルアップする ・様々な名作文学に詳しくなる ・今後のあらゆる物語体験がより豊かになる といった効能があります。 そして、何より純粋に物語として素晴らしいのです! **朗読の世界** 『花もて語れ』の題材は、漫画初の「朗読」。 普通の人であれば、朗読といっても国語の授業位のイメージでしょうか。 しかし、この作品を読めばそのイメージも変貌します。 朗読とは、物語を最高度に楽しむ読み方であり、文章に最も真摯に向き合う姿勢、感受性を極限まで研ぎ澄ます所作なのです。 六種の「文章のカメラワーク」を意識した一文一文の読解。 作者の思想、その話が書かれた環境・背景まで酌んでの作品理解。 作品を他人事ではなく、我が事とするのが朗読という読み方。 それは、役者の役作りに通ずる部分があります。 私も経験がありますが、何かを演じる為に台本を精読して作品と対峙し続けたり、物語の舞台となった地に実際に立ってみたりすることで、極めてリアルな想像力が働くようになります。 すると、一見何気ないセリフでもその裏にある重みが見えて来ます。 そうした掘り下げにより、普通に読んでいては気付かない事柄が読み解かれます。 宮澤賢治の『注文の多い料理店』に出てくる二人の兵隊の性格にこんな違いが! と驚かされました。 今作では太宰や芥川から金子みすゞまで、様々な作品が取り扱われます。 総じて「この作品はこんな読み方が可能なのか!」と目から鱗がぼろぼろ落ちて行きます。 解釈自体への感動。 それに加え、その鮮烈な解釈によって訴えられる熱き「真意」に感銘を受けます。 こうして読み解いた奥深き世界を、朗読はどう人に伝えるのか。 音楽、絵画、彫刻、漫画…… 表現の方法は数多くある中で、朗読という手段が可能にする領域が開示されます。 **今にも飛び出してきそうな作画の前で** 多くの漫画は、原稿1枚で1ページです。 当たり前だ、と思うでしょうか。 しかし、この『花もて語れ』は80枚の原稿で38ページ、といった非常に特殊な形態を取っています。 1ページを構成するのに、複数枚の原稿が用いられているのです。 それは、「漫画という表現」で「朗読という表現」を表現しようとして生まれた挑戦。 普通の漫画賞の応募規定などでは禁止されていることも多い薄墨を用い、それを通常の作画と組み合わせて、珠玉の朗読シーンが作られているのです。 その結果、優れた音楽漫画から音が聞こえて来るように『花もて語れ』からは声が聞こえて来ます。 様々な意味で、漫画表現の極点に挑んでいる作品と言えます。 **『花もて語れ』のすばらしさは人間のすばらしさ!** 主人公は、両親を亡くし田舎に引き取られた何の取り柄もない女の子・佐倉ハナ。 彼女が、教育実習でやって来た青年に朗読を教わる所から始まります。 極度の引っ込み思案で友達も皆無。 OLになってからも、まともに仕事ができずミス連発。 自分は何をやっても駄目だ、と思い悩むハナ。 しかしそんな彼女は、朗読をすると驚くべき才能を発揮します。 普段はみそっかすの女の子が、圧倒的センスで大衆を前に凄まじいパフォーマンスを披露する爽快感は、さながら『ガラスの仮面』。 構造が似ているだけではなく、作品が持つ熱量、面白さも同等以上です。 『花もて語れ』の主要人物の多くは、ハナ以外もすんなりとは生きていません。 たとえばハナにとって無二の存在となる満里子は、妹の死によって家族と断絶し五年間引き篭もった女性。 ハナの師となる折口も、様々なものを抱えて生きています。 彼らは皆、強い人間ではありません。 弱いけれど、強くあろうとする者たちなのです。 圧倒的に弱き者が自らの弱きを自覚し、絶望する。 しかし、そこから目を背けず受け止め、その上で強くなろうとする。 たった一つの武器だけを手に、勇気を振り絞って世界と対峙して行く。 その姿は理屈を超えて美しく貴いもので、普遍的に心を打ちます。 そんな人物たちの朗読によって、「失った居場所の取り戻し方」「真の友情」「想いを伝えること」「悩むことの意味」「かつて傾けたが実らなかった情熱の意味」など様々なテーマが謳われる物語。 私は近巻を読む度、想いの質量や熱に涙を流してしまいます。 それらは全て生の肯定。 この物語は、魂の込もった人間賛歌でもあるのです。 **終曲も劇的に奏でられる** 現在10巻まで刊行され、あと3巻で完結というクライマックス。 まだ間に合います。 奮えること必至の感動のラストを、共に見届けましょう。 個人的な願いとしては、全国の学校の教室や図書室に是非この漫画を置いて欲しいです。 今作を読めば、国語や朗読が更に楽しくなることは間違いないですから。 子供の国語の成績を良くしたいという親御さんにも、強く推薦します。 ちなみに片山ユキヲ先生の前作『空色動画』(全3巻)も、漫画で動画であるアニメーションの創作を描いた意欲的で面白い作品ですので、併せてお薦めです。 https://manba.co.jp/boards/58937響の小説を読んでみたい響~小説家になる方法~ 柳本光晴名前はまだないこの漫画を読んだ感想って、響の小説を読んでみたいっていうのに尽きるかなと個人的には思う。 難しいのはわかっているけど作中の人物があれだけ絶賛する小説は是非とも読んでみたい。 リアルと空想がかけ合わさってすごい世界になってる映像研には手を出すな! 大童澄瞳名無し「その妄想を畳んでください。掃除をしましょう」ってシーンがこの漫画の好きなところを象徴している。自分たちが創り出す世界をフィクションのものとして疑っていないし、むしろ現実を侵食しているのが違和感ないどころかワクワクさせる。 2巻も楽しみだな 累計2億冊記念名探偵コナン 青山剛昌地獄の田中青山剛昌のコミックスが累計2億冊を突破したのを記念してサンデー連載陣がお祝いイラストとコメントを寄せている。 個人的に親交があるほどなのかはわからないけど、ベテラン陣は結構イラストで遊んでて面白かった。 草場道輝のおかげで蘭の髪型の秘密がやっと解けた基本的に暗い短編集だが、読むと落ち着く富士山 さそうあきら名無し生きてるから素晴らしい、死ぬから悲しい、みたいな単純な話ではないんだよなと思える(いや勿論素晴らしいし悲しいんだけど)。富士山は象徴的に描かれていて、実物よりもかなり傾斜がきつい。この違和感によって、自分の中の富士山のイメージが浮き彫りになる。 二話の最後に出てきた「殺意にも似た元気」てのが気に入った。人情がある地方新聞社の漫画書かずの753 中山昌亮 相場英雄マンガトリツカレ男女性の敏腕若手記者が地方新聞社に出向するところから始まる。 一話完結のこういう人間味のある話はすごい好きだし、地方紙の現状などがわかって面白い。 「オフィス北極星」の頃の印象が強いせいか、中山昌亮は見るたびの絵が上手くなっていってる気がする。 3巻発売記念座談会がディープあげくの果てのカノン 米代恭ごっちん米代恭と主婦やOLとの座談会形式の記事だけど、よくこんなに濃い人たちを集められたなって気分 >どうして我々は好きな人の物を集めてしまうんでしょうね? 私も大好きな人からもらったリポビタンDの空き瓶を花瓶にして、花を活けてしまった過去があります...... http://comic-soon.shogakukan.co.jp/blog/interview/agekuno-hate-girls-crosstalk-1/丼漫画丼どん飯 ちくやまきよし 夏緑starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男外航客船のシェフをやりたかった主人公が埋立作業船の司厨員になる話。 毎回作業員の体調不良を丼レシピで解決する。 獣医ドリトルといい ちくやまきよし/夏緑のコンビの漫画は面白い<<180181182183184>>
雑多で猥雑で犯罪に溢れた悪の街みたいなのがすごい好きなんですよね だから、ブラックラグーンのロアナプラとかドストライクで大好き あと、ああいう街だからこその真理というか深みというかそういうのもまたいいですね