日本文芸社マンガの感想・レビュー443件<<7891011>>まさにリアル!女の解体新書 シモダアサミ名無し女の解体新書、そのまま! カップルの女性の内面も赤裸々に書いてあるし、美人な女性がオナラをする描写もある。赤裸々で面白くて女性が読んだら私も私も〜となりそうな内容。 作者女性なんでしょうか。 女性が描く女性の漫画、包み隠さず言いたいこと言ってくれるし不満があれば漫画の中で暴れてくれるから好きです。寄って撮って仲良くなる! #1巻応援ぱち☆ もいろみあうしぃ@カワイイマンガ慣れないうちは人物撮影って恥ずかしくて、それを拗らせてしまう気持ち分かるなぁ、と懐かしい気持ちになりました。 スマホで写真を撮るのが好きなロモと、一眼レフを持つが人を撮るのが苦手な硝子(れんず)。ロモが硝子にぐいぐい迫り、関係を構築しながら、インスタントカメラ好きな名月、モデル志望でスタイリストの腕があるめぐの女子四人で同好会設立。 四人それぞれの興味は、早速硝子がロモを撮影するくだりで上手く噛み合い始めます。今後、四人がどんな撮影を見せてくれるのか楽しみです。 硝子の心の変化は、ロモを撮影するスタイルに表れます。人物撮影でよく言われるのは、モデルとの心の距離感。友人になりたての二人が見せる撮影の試行錯誤は、技術に留まらない関係性の試行錯誤。硝子の心の動きに、私の中の陰キャが喜んでしまいます。 カワイイ絵と美しい光景。実在の場所をもじった舞台、写真やカメラの話題(硝子のカメラのメーカーにワイ狂喜乱舞)、さらにロモと硝子のフルネームまでネタは豊富。何より撮りたい写真への拘りがすでに見えて、メンバーそれぞれの成長が楽しみな作品でもあります。 カメラマニアとしては、スマホが優秀なのは認める。上品でかわいい、食いだおれ漫画姫野さん、くいだおれる。 サイトウミチ野愛ディープな大阪グルメ×才色兼備なお嬢様! お嬢様学校の生徒会長・姫野さんが放課後や休日にさまざまな大阪グルメを食べ尽くすお話。 上品な女の子が欲望を解放させる系の飯漫画でありがちな過剰なシズル感やセクシーな誇張がないのが素晴らしいです。 食事シーンも上品で、純粋に美味しいご飯を楽しんでいるのが伝わってきます。 帰りはじいやが迎えに来てくれるのも見ていて安心します。 大阪グルメの魅力もお嬢様の魅力も100%で届けてくれるすてきな作品です。 ドライカレーにも焼きそばにも生卵、美味しそう…! あとパチンコ屋の看板にツッコミ入れるお嬢様とても推せる。エッセイと絵柄がすばらしく良く合っている男の作法 池波正太郎 なかじまもりお名無しエッセイと絵柄がすばらしく良く合っている。また、もともとはエッセイであって、物語ではないと思われるが、うまくエピソードに落とし込んでいる。企画・マンガ家の選択をした人もえらい! 「池波正太郎」は歴史小説で、ふだん読まない層には敷居が高いが、マンガ化し、しかも小説ではなく、エッセイを題材にしてくれたので、自分でも買う気になれました。 酒を飲むとは人生これ喰ってシメ! 久住昌之 武田すん野愛できるだけだらだらと酒を飲んでいたい怠惰な人間からすると、ガツンと飲んでガツンとシメ喰って終わり!みたいな飲み方がかっこよく感じます。 神保さんみたいに竹を割ったような飲み方もできないし、ひじきちゃんみたいに無邪気な飲み方をするわけでもないけど、酒と肴を最大限楽しむ気持ちは一緒です。だからこの漫画はいい漫画なのです。 物足りないくらいがいいと言ってる日もあれば、ガッツリステーキを喰らう日もある。酒を飲むってもしかして人生なのでは? 全肯定したいところですが、プロレスを子供騙しの例えにあげるのだけはプロレスヲタクとしてはスルーできないんだなあ…そこが本質じゃないのでいいんですけどね。バカ主人公と愉快なクズ仲間たちって話終園地 本田真吾名無し※ネタバレを含むクチコミです。こんな旅もうらやましい車窓のグルメ 魚乃目三太野愛旅グルメいいなあ…。 日帰り出張だから旅情なんてものはないけれど、新幹線でご当地の駅弁とお酒を楽しむ時間はとってもうらやましい。 駅弁って不思議なもので、お家で食べるとわりとただのお弁当なんですよね。美味しいは美味しいけど。 やっぱり移動中に旅気分込みで味わうのがいちばん美味しい気がします。 博多の明太子弁当めちゃくちゃ美味しそうだなあ…旅したいなあ…。 旅行に行きたいけどなかなか行けないし、外食もままならない今だから漫画読んで旅気分を味わいましょう。 ハイテンション人情飯漫画浅草人~あさくさびと~ 鍋島雅治 小川悦司野愛人力車の車夫でありながら、類稀なる料理の腕を持つ男・風さんが美味しい洋食を作って啖呵を切ったりトラブルを解決したりするお話。 こってり濃厚な絵柄、浅草の人情味あふれるキャラクター、シズル感たっぷりの洋食…全部が過剰なのにコンパクトに読めちゃう感じ、好き。 風さんの料理を食べたらみんな裸で風神雷神になったりお神輿担いだり、これぞ飯漫画のリアクションだ!と気持ちよくなっちゃう。 エロ要素強めな過剰リアクションは苦手だけど、トンチキ系過剰リアクションはいいもんだ…! 登場する料理もハヤシライスにナポリタンにオムライス、味の想像がつくからこそ無性に食べたくなるものばかり。 こってり濃厚な読み応えだけどちゃんとお腹は空きますね。これはパラレルワールドか…?極!!男塾 宮下あきらさいろく当時読んでいなかったので(というか知らなかった)先日ついに1巻に手を出しました。 魁から始まる男塾、その懐かしさを胸に抱いて開いたこの極にはなんとも見たかったような見たくなかったような世界が。。。 だってみんなお爺ちゃんなんだもの… 時事ネタも満載に盛り込まれる宮下あきらワールドですので今読むとちょっと古いんですが、超不謹慎だけど笑っちゃうようなネタが満載でもあります。 宇宙空間で宇宙服を破って戦う伊達を見て珈琲を噴き出してしまわずにはいられませんでした。これから1冊ずつ噛みしめるように読もうと思います。板垣巴留の人間読切白ヒゲとボイン 板垣巴留starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)『BEASTARS』板垣巴留による特別読切。 風俗嬢のイチカはある日ヤバめの客に当たってしまった。 その客はガタイが良く、白ヒゲでコワモテのおじいさん。 セクシーに迫ってみても、なぜか半裸で黙々とPCで作業をしていて相手にしてくれないがそれにはある事情があって・・。 人間を描いてるのを初めて読んだ! といっても白ヒゲのじいさんは野性味あるし、ボインなお姉さんもどこか動物的な愛嬌を横顔のフォルムに感じるのは「BEASTARS」の読み過ぎかもしれない。 内容的にはフリの段階でだいたい想像できるものではあったけど、シンプルでベタで見開きがパワフルでかっこいい。 裸の女性が谷間を寄せて少しかがんだときのお腹のしわをちゃんと描いているのがなんだか良いなーと思った。 二人の関係性は、あくまで世の中に割り当てられた役割を必要に応じて演じているだけで、男だからとか女だからとか、性によるこじらせた自意識のようなものが描かれていないのでさっぱりしてていい。 ここでは性差、年齢差を取っ払って意図的に人間対人間の構図にされている気がする。 ヤルつもりはないが一泊するためだけに風俗に来た男と、風俗嬢だがヤラない客を持て余し気味の女、この二人の間には性的搾取もなく仕事でもなくなってしまったから、ただただフラットな二人になるのだ。 そして忘れられない特別な関係になる。いや、なっていた。 全く内容とは関係ないけど、友達になるなら、妙な政治や力関係などが及ばないフラットな関係を結べる、こんな人達となるのが楽しそうだ。 タイトルは男性向けっ…サブスク彼女 山本中学大トロタイトルは男性向けっぽいけど若い女性向けな内容です! シリアスすぎない心理描写が◎それでも一緒にいたいと思えたならきみにかわれるまえに カレー沢薫野愛犬や猫はとてもかわいい。一緒に暮らせたら幸せだろうなあと思う。 でも安易な気持ちで動物は飼えないよなあ、という当たり前のことに改めて気づかせてくれる作品。 ずっと守ってあげなきゃいけないけれど、大それたことができるわけではない。別れは必ずやってくるし、その後も自分の人生は続く。 悲しみも寂しさもある。でも、幸せな記憶や大切な思い出もある。 決して、ペットを飼うことのデメリットばかりを描いた作品ではない。 悲しみも寂しさも無力さも煩わしさも感じるけれど、それでもペットと生きることは幸せなんだよと教えてくれる作品だった。こういうのを読みたいときがある激辛クッキング 白川晶 渡瀬のぞみ野愛最初の数ページ読んだだけで、そうそうこれこれ〜!ってなった。 一言で言うならば正統派トンチキご都合主義飯ラブコメです。 ひとり暮らしの小次郎の家に、お隣さんの美姫がやってきてなんやかんやで激辛料理を作ってあげるというお話。 ちょっと気弱だけど料理上手で仕事熱心という、なんとも自己投影しやすそうな小次郎がちょうどいい。 無邪気で強引で可愛くて無駄にセクシーショットを見せてくれる美姫もちょうどいい。 飯とエロは断固切り離すべき派の人間としても、お色気は美姫の露出に全振りで食事シーンはまともなのでとっても読みやすかった。 一味唐辛子とかコチュジャンとか手の出しやすい調味料で激辛料理を作ってるのもちょうどいい。 めちゃくちゃ面白い漫画を読みたい訳じゃないときもあるじゃない。癒されたい訳でも泣きたい訳でも笑いたい訳でもないけどなんか漫画読みたいときもあるじゃない。 そんなときにぜひ読んでみてください。ちょうどいいと思います。 超カワイイ東京銭湯案内!おんな湯にっき ふじたみきあうしぃ@カワイイマンガこちらは東京に実在する銭湯・温泉を巡るコミックエッセイ風な一冊。登場人物は架空キャラですが、きちんとした情報と絵で丁寧な紹介がなされ、読み応えあり。 とにかく、絵がとても良い! 緻密なペン画は味があり、扉や巻末のパース図風イラスト、手描き地図など、コミックエッセイの楽しい部分を美しく。そして女性キャラの、低い頭身に柔らかい肉感……これが意外にも情緒を増す! 19もの店舗の紹介に、銭湯文化の豊かさと地元の人情を織り込む充実ぶり。例えば『ふろラン』に登場する二つの銭湯がこちらでも紹介されていますが、ああいった情緒を味わいたい方には、うってつけの一冊です。天下人教育をうけたいでござるノブナガ先生 大和田秀樹六文銭織田信長。 上司にしたい、総理大臣になってほしい、などなど、その手のランキングで歴上の人物の場合は、必ず上位にくる人物である。 そして、まさに、本作は先生である。 本能寺の変からタイムスリップして現代にやってきた織田信長が、先生になったという話。 織田信長が現代の学校に、しかも高校の先生。 3年B組ノブナガせんせーい!である。 信長らしいやり方で、教育を叩きこんでくる。 ただ、面白いのは、きちんと史実に則った性格で展開されているところ。 意外と知られてませんが、酒好きではなく甘いもの好きとか、 せっかちではなく実はのんびり屋な面があるとか、こうしたエピソードを交えて信長像を描いており、歴史好きとしては、ほくほくします。 信玄とか信長とか、豪放磊落で、肝が座ったイメージがありますが、 実際はかなり細かいことばかり気になる繊細で、常に部下の顔色を伺っていた節とかありますからね。 ギャグがメインなのですが、こうした歴史要素も交えて信長像を面白可笑しく描いているのが本作の特徴かと思います。 色んな信長がありますが、先生な信長を楽しみたい方には是非おすすめしたい。登場人物の名前も面白い!!高嶺のハナさん ムラタコウジstarstarstarstarstar干し芋1巻は、なかなか話が進まないので、このままハナのドキドキが止まらない設定で進むのかと思っていたら、あの2巻の終わり方で、次巻が気になりすぎて、3巻、4巻と新しい登場人物も増えてきてますます目が離せない作品になってきました。 不動さんって、男性版ハナ? 完全に表紙買いだったけどよかったないしょの予習 森井暁正名無しまず表紙がエロい。大事なことです。そして肝心な内容ですがこれまたよかったです。お互いに彼氏彼女がいる高校生の男女2人が本命と緊張しないように色んな予習をするという話なんですが、普通にキスシーンがエロかったりするだけじゃなくて、本命との関係が2人とも複雑なので単なる浮気だろ…と断言できないところが面白いです。作者さんは吉田基已と青山景がお好きらしいですが、この名前でピンと来られる方は多いはず。これは2巻で関係がどうなっちゃうのかめちゃくちゃ気になりますね。優駿劇場 #推しを3行で推す優駿劇場 やまさき拓味名無し最初は「馬が喋ってる……」って引いてたけど今ではこれくらい馬が喋ってくれないと物足りなく感じます。 馬の絵がすごくかっこいいのと、やってることはめちゃくちゃなのに当時の状況がわかりやすく描かれてるのがすごいです。 ウマ娘に出てくる馬やイベントの元ネタもたくさん描かれてるのでファンは面白く読めると思います。最高! #推しを3行で推すボタボタ 板垣巴留ヤマダひとりの女性が愛を追求する話。 ずっと読みたくて単行本が出るのを待っていた作品です。 人間の醜さがよく表れていて最高でした! ジタバタしているのだ!!ボタボタ 板垣巴留starstarstarstarstar干し芋独特の世界観。 母親からの洗脳によって潔癖症になってしまった主人公の氷刈真子。 汚いものに触れると拒否反応として鼻血が出てしまう。 コンプレックスである鼻血を出さずにセックスをすること。 それを、全うするために、その相手を求めて彷徨う…。が、 結果、人って妄想、思い込みで思考回路が混線してしまうもの。 私も、幼少の頃母親が潔癖症で、お店は別としてで母以外の作った物を食べられないことがあった。母は、いまだに潔癖症で、家の拭き掃除も、同じ場所を3回拭かなければ気が済まないし、食器も人が洗ったものはもう一度洗い直したり、人生の限りある時間の使い方がもったいないなぁと思うが、本人がそうしなければ気持ち悪いようなのでそのままにしている。 真子は、そんな自分を変えたいと思って色々なことにトライするが、結局今だに抜け出せない。そして、今日もジタバタするのである。歳を取るのも悪くないじこまん~自己漫~ 玉井雪雄hysysk歳を取ると、若い頃に漠然と抱いていた成功や名誉への欲がなくなってくる。それはある程度の達成感だったり、今更どうしようもないという諦めだったりするが、自分の手でどうすることもできないことに対して苦しむよりは、手の届く範囲でいかに楽しむかという方向にシフトするという感覚が大きい。つまり自己満。 もともと漫画家になるくらいなのだから凝るタイプなのだと思うが、最初の全くこだわりがなかった状態から始まり、いろいろ試してあるスタイルに落ち着く、みたいなプロセスや思想が描かれているのがいい。ガイドブックやカタログでは得られない知見だし、何よりめちゃくちゃ楽しそう。40歳を超えて自分なりの楽しみ方を見つける方法や着眼点が参考になった。不死者「羽人」をめぐる中華歴史ファンタジー!羽人 宮尾行巳名無し※ネタバレを含むクチコミです。 汚いものに触れると大量の鼻血が吹き出す女が愛を求める話ボタボタ 板垣巴留名無し※ネタバレを含むクチコミです。サンタクロースとかいう父性の塊白ヒゲとボイン 板垣巴留たか※ネタバレを含むクチコミです。<<7891011>>
女の解体新書、そのまま! カップルの女性の内面も赤裸々に書いてあるし、美人な女性がオナラをする描写もある。赤裸々で面白くて女性が読んだら私も私も〜となりそうな内容。 作者女性なんでしょうか。 女性が描く女性の漫画、包み隠さず言いたいこと言ってくれるし不満があれば漫画の中で暴れてくれるから好きです。