KADOKAWAマンガの感想・レビュー2722件<<45678>>家族ってとても尊い。かわいすぎる人よ! 綿野マイコstarstarstarstarstarPom メイちゃん、健気で一生懸命で可愛いなぁ。 メイちゃんと、メイちゃんの叔父さんが一緒に住むお話です。 ロングヘアでイケメンと言われる叔父さんと一緒に行動するメイちゃん。周りから色々と言われる時もあって気にすることもあるけれど、メイちゃん本人は何だろう、周りに流されない強くて優しい子だなと思う。 この作品のゆるりとした雰囲気がとても良くて、メイちゃんの成長を、そして二人のこれからの物語を見守りたいなと思う気持ちです。 メイちゃんが大人になるまでとかなのか、結婚とかするまでかな〜泣 いやでも、読みたい。7巻収録のポメラニアン回についてDOG SIGNAL みやうち沙矢兎来栄寿※ネタバレを含むクチコミです。RPG世界のモンスター牧場にようこそ!わたしたちが育てました 平平平平名無しRPGをプレイしていて抱く疑問ーー「モンスターはどこから来るのか?」 少なからずありますよね それ専用の牧場「有限会社 魔界牧場」という答えを出したのが本作です。 打倒勇者の為それまで育てていたモンスター用の飼育場を、魔王軍のお偉いさんの命令で、より強いモンスターを育てるために解体したり、食用として売ったり…… ファンタジーに「下請けの悲哀」という要素を掛け合わせた目の付け所が光っています。 画風もがぁさんなど彷彿とさせる平成・萌えノスタルジックなものでたいへん魅力的 サキュバスの新人飼育員のティマちゃんがぽんこつえっちでかわいかったです(小並感 ティマが上司に抗議したりスライムを愛でたりする、一挙一動がとことん愛おしい。 またティマの独特なファッションが「瘴気を取り込むため」なのにクスリ。 全般にこうした理屈づけが上手いなと。ミノタウロスもかわいいです。ニッコニコで水浴びに来るシーンとか、すごく。小ネタのいっぱい詰まったお弁当箱のような楽しさ、読んでいてあります。 さてやられっぱなしとはいかないのですが、どうなるのかは読んでみてのお楽しみ♪ 本作以前にもいくつか読み切りを発表している平平平平(ひらだいらへいべい)、今後が楽しみなマンガ家です。読切をアップデート怪獣を解剖する サイトウマド名無しXで読切版が読める。 読切版とは違うユニバース?の連載版はよりキャラクターに焦点が当たっている。ページ数も多く、1話の満足感がとても高い。面白い。続きが楽しみである。 イマドキなんだろうなヤンキーとキャラメリゼ 梅渋ちうこstarstarstarstar_borderstar_borderるる悪くはなかったけどインフルエンサーDKの承認欲求がアホっぽく見えてキュンとはしなかった。 でもこれがイマドキのDKなんだろう。まだまだ溢れるタイの魅力 #1巻応援ソイ・ストーリー まんが家はタイの小路をゆく【タテスク】 小林眞理子兎来栄寿『タイのひとびと』、『タイランドクエスト』の小林眞理子さんが、新たにタテスクコミックにて描くタイの実録エッセイマンガです。 前作までの魅力はそのままに、また新たににさまざまなタイの魅力を描いて届けてくれます。 小林眞理子さんのマンガは、読みやすいすっきりした絵柄でありながらも、異国の地であるタイの街並みや食べ物などは情報量濃く絵でしっかり描きこまれている絶妙なバランスが良いです。 1話で言えば水上バスが走る運河の様子であったり、夥しい電線の上を闊歩するリスであったり。同じアジアでも、景色の全然違うタイのありようはとても興味深いです。 iPadとApple Pencil片手に、そんな異国で悠々自適に執筆活動をしているさまを見ると「良いなぁ〜!」と思わされます。最近は円安で東南アジアから日本の方が物価が安いと遊びに来る話も聞きますが、タイやベトナムなどはまだ日本人的な感覚からするとリーズナブルに満喫できる場所で良いですよね。 私は東南アジアは行ったことがないですが、興味はあるので一度1〜2週間くらいゆっくり滞在してみたいです。そしてこの作品の中でたびたび描かれているような、タイの人々の温かさや大らかさに直に触れてみたいですね。 現在は単話ごとの購入ですが、5話の内3話までは無料で読めるのでそちらだけでも読んでみてください。タイにそこまで興味がないという方でも、単純なマンガの上手さと面白さで楽しめるのではないかと思います。ひさしぶりに読んだらグッときたヒナまつり 大武政夫starstarstarstarstar_border野愛ひさしぶりに読んでみたらやっぱり面白い!! ギャグ漫画としてもSF漫画としても日常漫画としてもいいけど、アンズが身をもってお金を稼ぐ大変さを学ぶ回からのヒナも学ぶ回が改めてよかったなあ。 教育として素晴らしい回でグッときてしまった。 瞳ちゃんの不憫さもいい。以前読んでたときよりも自分が歳をとったからか瞳ちゃんとアンズの不憫さ健気さが沁みてくる……絶対そういう漫画じゃないのに!! 「ニンゲンの飼い方」感想ニンゲンの飼い方 ぴえ太ニーナわりと物騒なタイトル(笑)だがそんな事はまったく無く、心あたたまる優しい世界だった。偶然拾ってしまった未知の生物ニンゲンに対し、わからないながらも大切に育てようと奮闘する魔獣が微笑ましくて、思わず応援したくなる。 途中ちょいちょい差し込まれる〈ニンゲンの生態図解〉のページが、妙に詳しくて面白かった。2巻まで読んでの感想羊角のマジョロミ 阿部洋一名無し2巻まで読んでの感想 世界中の人間を眠らせてしまう魔女になってしまった後輩の澤田と澤田の大好きな男の子である先輩が、二人だけになってしまった世界で終わらない放課後を過ごし続ける話。 この人の漫画の中ではかなりまともな部類だけど僕個人としてはエッジの効いてる話を欲してた。 面白い作品ではあるけど 1巻と2巻で作品のテイストが変わるので一巻の試し読みの段階でいいな!!と思った人は注意が必要かも。 おそらく物語的に3巻で完結するのではないか?と思う。 白昼夢のような悪夢のような不思議な世界の漫画。今に疲弊した人へ送られるエール #1巻応援アッコちゃんは世界一 鳥トマトstarstarstarstarstar兎来栄寿『幻滅カメラ』の1,2巻と同時発売となった、鳥トマトさんの短編集です。 「アッコちゃんは世界一」 「三田君は大丈夫」 「マイお兄ちゃん」 の3つの短編が収録されています。 表題作の「アッコちゃんは世界一」から、とにもかくにも最高なので百聞は一見に如かずでまず読んでみて欲しいです。 https://x.com/tori_the_tomato/status/1788949089192923568?s=46&t=S5wm4E-TmT39NBg4BgQsPA 今この瞬間も、現実世界では元々とても素敵であったはずの人がさまざまな理由でその輝きを失わされるということが起きているのでしょう。そうなった時に、物語の中では救いの手が差し伸べられますが現実にはその手となるものは自分自身しかないのではないか。そんな感想を抱く人には、まさに3作品目の「マイお兄ちゃん」が刺さることでしょう。 解像度の高い、現代社会で人間を壊す力を持つストレスの元凶たち。そういったものたちから自分を守れるのは究極的に自分だけで、大切な自分を守ることを諦めたり忘れてしまったりしている人に力を与えてくれる物語となっています。 「三田君は大丈夫」は、東大生の本郷くんとKO生の三田くんがそれぞれ会長と副会長をこなす国際交流サークルのお話です。本郷くんにコンプレックスを持つ三田くんが、自尊心を保つために本郷くんにはできない女の子と遊びまくるという行為に直走っていきます。 言うまでもなく本郷は東大の、三田は慶應のキャンパスがある土地の名前で、ヒロインのキラキラした白金さんや芋な千駄木さんさんも土地のイメージから来ているのでしょう。 こちらも「東京最低最悪最高!」の鳥トマトさんだなぁというのを強く感じさせてくれる作品で、競争社会の歪みが生む空虚さや絶望感が何とも名状し難い読み味をもたらしてくれます。三田くんだけならまだしも、最後の方の千駄木さんのセリフが実にリアリスティックで無情感を呈しているところが好きです。 この作品の並びも絶妙で、「マイお兄ちゃん」で締められることによって全体的な読後感としては非常にスッキリしたものになっています。 いろんなものに負けずに大切なあなたの人生を生きて欲しいという祈りの込められた、素敵な短編集です。 汚泥のような現代を切り裂く刹那の光 #1巻応援 #完結応援幻滅カメラ 鳥トマトstarstarstarstarstar兎来栄寿「東京最低最悪最高!」の流れを色濃く受け継いで、現代を鋭利に刳り取ってみせる鳥トマトさんの新作が1・2巻同時発売となりました。同時発売の『アッコちゃんは世界一』とあわせて3冊同時発売ですが、全部オススメです。 主人公のジゲン(27)は売れないカメラマン。その姉・姫子は、新興宗教の教祖と仮面結婚をして莫大な財力を手に入れ、学生時代からの関係がある社長令嬢でビッチのアメリと恋仲。ジゲンが好きな5つ年上の男性・山田は、アメリと不倫する仲で奥さんとの離婚を画策中と1話目で提示される人間関係からドロドロの泥沼の様相を呈してきます。 そして、それだけでも成立しそうな人間ドラマにひとつまみ盛り込まれるファンタジーが、タイトルにもなっている「性欲を消すカメラ」の存在です。人間の根源を司る三大欲求のひとつを消し去ると、何が起こるのか。さまざまなシチュエーションの人間たちが、どこからどこまで性欲を原動力に駆動しているのかということを目の当たりにできるという意味でも非常に面白い作品です。 お金が無さすぎて資本主義の犬になるしかないジゲンは、生活のために姉や社会から多種多様なことを強いられます。マッチングアプリやブラック企業、メン地下や新興宗教、モラ男や家父長制など現代の象徴的なシーンを巡っていく中でさまざまな人間と関わっていきますが、「普通」とか「まとも」と呼ばれるような生き方をしている人がメインにはほぼ出てきません。 しかしながら、深い中身を見ようとしなければ、皆普通に生きているように見えるであろうという絶妙な状態の描き方が最高な作品です。あたかもカメラを通して切り取った一瞬が、現実よりも美しく見えるように。みんなみんな生きているんだ、友達ではないけれど。 ジゲンの恋愛に関するトラウマであったり、姫子やアメリの現在に至るまでの諸事情などが徐々に明かされていく構成、その上で描かれる主軸の人間ドラマも良いです。個人的には、1巻終盤のドライヴ感全開のセリフと展開が好きです。呪詛返しして強く生きていく力と魂を常に持っていきたいものです。 鳥トマトさんの絵柄とお話の相性も絶妙で、デフォルメが強いところとシリアス時のギャップがまた演出として強い効果を発揮しています。表情の描き方などもすごくいい瞬間があるんですよね。 唾棄したくなるような現実、人間、事象を描きながらも、読んでいると不思議とエネルギーをもらえる紛うことなき現代文学です。SF×ノスタルジーなコメディ傑作!NieA_7 Recycle 安倍吉俊 gKstarstarstarstarstarナカタニエイト<ログライン> 地球人と居候の宇宙人が一部屋で同居するコメディ。 <ここがオススメ!> 詳細な説明なしに始まる物語。 宇宙人がやってきて、どこか少し(だいぶ?)世界が変わってしまった中で日常を生きる貧乏予備校生と居候宇宙人。 世界が変わっても、人はご飯を食べて、勉強をして、喧嘩をしたり笑ったりして、図太く明るく生きていくんだなぁ、と思わされる。 とかくハイテンションだけど、基本的に緩くて、くだらないけど、だからこそ、なんだか元気になる。 よくわからないけど、なんか脱力する感じの不思議な味わいのある作品を読んでみたい。 そんな人にオススメできる作品です。 <この作品が好きなら……> ・クジマ歌えば家ほろろ https://manba.co.jp/boards/140797 ・タビと道づれ https://manba.co.jp/boards/21209 ・潮が舞い子が舞い https://manba.co.jp/boards/101462待ちに待った大横山飴の新作花の在りか 大横山飴 mgr allergen0024starstarstarstarstarかしこ割と時系列が複雑なので2回目を読んで理解したところも結構あります。上巻は三ツ郎視点で、下巻は真帆視点なのかな。2人が喫茶店で会話するシーンなんかはそれぞれの記憶が元になってるからか微妙に言動が違うのが面白い。 非常に淡々とした作品だけどそれが不思議と心地よく感じられます。三ツ郎と真帆と先生の3人の関係が絶妙に絡んでくるんだけど結局は何も起こりません。それが太陽の周りを複数の惑星がぐるぐると回りながら近づいたり離れたりするのと似てるなと思いました。 あの日に先生と会わなければ三ツ郎と真帆は離れ離れにならなかったかもしれないなと思わなくはないけど、でも彼らはすれ違ってもまた出会える、しかもより良い形でそれが実現するんじゃないかと淡い期待を自分は感じました。 こんな先生がいたらファンになったか毛嫌いしたか、どっちだろうメンタル激強保健医の力技カウンセリング 霰屋starstarstarstarstar_borderゆゆゆめんどくさい思春期の子どもたちには、これくらいめんどくさい性格の先生が相談相手にはちょうどいいのかもしれない。 先生は「ここであーだこーだ言っても、地球全体から見たらちっぽけなことよ」という考えがベースの回答をしているらしい。 マンガの展開には乗せられ、日常では視野が狭くなりがにな自分には分かっちゃいるけど、言われなきゃ分からない点が多々。 先生の回答に、チコちゃん的な衝撃を受ける。 説教くさくてうるさいなーと思う気持ちは、先生の「あ、それ先生が言っちゃう?」という回答で飛んでいき、次の話を読んでしまう不思議スパイラル。 それから、先生が白衣を脱いでイメチェンしたシーンでは、チャラい!よりも、眼の前の生徒を飛び越え「お前らこういうの好きだろう?」と読者向けに言われた気がして、この先生は恐ろしい…と思ってしまった。「歴史」が好きな人なら手に取らない理由がない傑作!ふしぎの国のバード 佐々大河starstarstarstarstarナカタニエイト<ログライン> 明治初頭に日本を旅し記録する女性の物語。 <ここがオススメ!> 実在人物である「イザベラ・バード」の「日本紀行」をベースにした物語。 いま、自分たちが住んでいるこの国の過去のお話。 「生きること」が今よりもずっと大変だった時代で、「日本」といえど異文化とも言えるような状況を主人公バードの目を通じて眺める。 バード女史の真っ直ぐな瞳と魂が、僕には気付けないであろう、そこにいる人々の強さと優しさを見せつけてくる。 記録に残すことの意義を見せつけられる傑作。 <この作品が好きなら……> ・へんなものみっけ! https://manba.co.jp/boards/79053 ・乙嫁語り https://manba.co.jp/boards/10108 ・絶滅動物物語 https://manba.co.jp/boards/138405過去を受け継ぎ、現在に活かし、未来へと繋ぐための『BLUE MOMENT』BLUE MOMENT ブルーモーメント 小沢かな 荒木健太郎starstarstarstarstarナカタニエイト<ログライン> 災害に立ち向かう気象予報士たちの物語。 <ここがオススメ!> 生きるために、災害の被害を最小に抑えるよう、知識を活用する。 過去を受け継ぎ、現在に活かし、未来へと繋ぐ。 それが、人間の重要な営みであることを強く実感する作品。 全巻通じて、悲しみと切なさでいたたまれない気持ちになる部分はありつつも、人の強さと優しさを感じる。 おざわかな先生のこだわりの「青」の美しさとも相待って、余韻に浸りまくってしまう。 完結巻である3巻の先生のあとがきを読んで、再び涙が出そうになる。 皆様も最後までぜひ。 <この作品が好きなら……> ・植物病理学は明日の君を願う https://manba.co.jp/boards/168599 ・海猿 https://manba.co.jp/boards/104642 ・胚培養士ミズイロ https://manba.co.jp/boards/178398 何もしないことで、蔑んできた奴らを見返す結界師の一輪華 クレハ おだやか ボダックスstarstarstarstarstar_borderゆゆゆのはやめて、老後に備えて少し働きます。 少しだけ、少しだけですよ?! という始まりです。 考えたら、最初からフラグはたっていた。 いつも優秀な双子の姉と比較され、周囲からは残り滓だのなんだの言われ、両親も姉を贔屓し、能力が低いと虐げられてきた。 でも覚醒したら、めちゃ強。 能力も式神もめちゃ強。強いってもんじゃないくらい強い。 強いものが正義の世界なので、強いとわかれば皆手のひらクルン間違いなし。 覚醒を詳らかにすると思いきや、残念ながら覚醒したのは、家族に受け入れてもらいたいという願いが消え果てたあと。 全力で覚醒した能力を隠し、能力なんて関係ない普通の仕事に就いて、一人悠々自適な老後を過ごすことを目標にした。 なんて健気…と思ったところで、本家ご当主様の登場。 主人公の強さに気づいたのはご当主様ひとり。 当主母も力が弱くて気づかず、主人公家族も気づかず、学校はみんな学生だからか気づかず。 能力の弱い人が周りに多すぎて、この世界は大丈夫だろうかと不安になってくる。 さらに主人公がなぜ覚醒したかもわからない。 わからないことが多いけど、離婚条件がついに成立したと主人公が喜び、なんやかんやあったところで2巻終了。 気になるところは3巻以降にわかるんだろうか。 離婚条件の成立が想定外に早くかった。 こんなに早く終わる条件なら、主人公もノリノリで応じて、式神は騙されていると心配するよねえと得心してしまった。幸せ、そして祈り星屑家族 幌山あきstarstarstarstarstarNano虐待問題や少子化の加速により、子どもを持つことが免許制になった世界。「子どもは親を選べない。ならば社会が親を選別すればいい」理にかなっていると思ったし、現実でも起こりえる話かもしれないと思った。 「理想の社会」「人として、家族としての幸せ」「人でなし」「正しい大人」……現実社会を生きる自分も色々考えさせられたし、なにより一度最後まで読んでから改めて読んでからヒカリの気持ちを考えると苦しくなった。ラストは驚いたけど、よかったと思いました。全部繋がっていた…最初から…。本当に、読めてよかった作品です。「マッドミニスケープ」感想マッドミニスケープ 廣瀬アユムニーナ4年前に事故死した実がある日突然、陽日の元へ戻ってきた。ことあるごとに彼女の命を奪おうとする実と、それでも自分の元にいてほしい陽日。執着心が強すぎるあまり、2人して脳がいい感じにイカれてるな(笑)。 これは壮大なアレだ描描猫猫 猫アレルギーだけど猫飼いたすぎ物語 猫飼太陽starstarstarstarstarかしこどういうスタンスで感想を書こうか迷いましたが、分かる人には分かるように書こうと思います。私と同じ疑惑を持たれている方で買うか迷っているならば買った方がいいと思います。これはあなたが想像するソレですが、我々の想像を超えたソレです。いい意味で怪漫画だと思います。いい意味で!!予想外の内容だった描描猫猫 猫アレルギーだけど猫飼いたすぎ物語 猫飼太陽starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男絵の感じが某作家に似ていたので勝手に「その「おこだわり」、俺にもくれよ!!」みたいなのかなというイメージで読み始めたが全然違った。実際にあったエッセイ風でどこまで本当なのだろう、作者は一体、なんてことを考えながら読んでいて、なんかいい話になってきたからのあの最終回だった。いい夢を見ていて起きたら現実を突きつけられた感があるな左遷を望む、悪役令嬢マンガアルバート家の令嬢は没落をご所望です 双葉はづき 彩月つかさ さきゆゆゆ本作は、小説家になろう→書籍化→コミカライズと、夢の街道をまっしぐらに進んでいる作品です。 原作は2014年に投稿されているものです。 従者とは思えない態度と性格の従者や、それを許しているご令嬢は超絶権力持ち公爵家の娘。 どこへ行くにもその従者を連れ歩き、学園へは馬車でなく自転車通学、好きなものはコロッケ。 でもやろうと思えば立ち振舞は地位に見合った完璧公爵令嬢を振る舞うこともできる。 にもかかわらず、悪役令嬢だと記憶を取り戻してからは、悪役っぽい振る舞いを従者とともに研究… それから、悪役令嬢を強制するかのような縦ロール。ドリルのような縦ロール。緩やかにならない、かきあげれば、フワッでなく、ブンッ。 なんじゃそりゃ、となる書き方ですが、そこがおもしろいです。 ラブコメですが、主人公は鈍感というかフラグクラッシャーというか、そんなかんじなのと上述のとおりなので、コメディも強いです。 それから表紙イラストより、漫画のほうがキャラクターがイキイキしています。 デフォルメ、コミカル、シリアル。どれも魅力的です。 ちなみに、転生先のゲームは、売れたとあるのにアラが多いストーリーだなあ、と本編とは関係ないところに疑問をもってしまいました。 「乙女ゲームだから仕方ないよNE★」で許されているところが多いです。なので、そこは目をつむりましょう。舞台と、ストーリーを強制するゲームが悪いのです。 続編の逆ハーレムルートはKUSOゲーと言われても仕方ない気もする勢いです。 それでもやりこんでしまう人たちがいるのはキャラクター愛故なのでしょうか。 もしくはだからこそ、3作目が出なかったのでしょうか。いや、1作目が人気すぎたのか。 話がずれました。 オリジナルの小説も読みやすいです。 コミカライズのこちらも読みやすいです。 悪役令嬢系が好きな方はぜひ。 変人奇人たくさんの高校コメディ #1巻応援東遊高校の日々 ★薄荷堂★兎来栄寿みなさんの学校では先生はどんなあだ名で呼ばれていましたか? 私の学校の先生方は「極道」、「ソルジャークラス1st」、「化身」(いずれも女性の先生)などと呼ばれ親しまれていました。そんな懐かしい記憶を呼び起こしてくれたのが、この愉快な4コママンガでした。 生徒も先生もキャラがとにかく濃い東遊高校を舞台に繰り広げられる学園コメディで、ギャグ色強めのラブコメ成分も多めに含まれています。 バレエをやっていたものの背が伸び過ぎてモデルをやっており、同じ事務所に所属する超美形の恋人もいるものの、独特の感性を持った美人ゾーィ。 人間観察が趣味で、茶道部に入って「頂上(てっぺん)」を取ろうとしている、自分の容姿に自信がありすぎる鈴音。 身長は低いもののラグビー部で活躍する、優しいけど鈍い、いつも笑顔でスマイル王子と呼ばれている鍛冶。 中学時代から鍛冶を慕いストーカー化しているが自覚に乏しい怜。 そんな怜への気持ちに徐々に自覚的になっていく、この作品の中では常識人寄りで清涼剤のような存在の小川。 おとなしいメガネ文学少女的な外見で、バイオレンスアクション小説を書いている青山さん。 10年間「とび森」をやりこみ続け公共事業をコンプリートしている斉木。 ミステリアスな美人だが、目を開けたまま眠ることができ、鍵開けが得意で、男子ふたりのかけあいに妄想を昂らせる五十嵐さん。 他にも、書ききれないほどたくさんの個性的なキャラクターたちが登場します。 教師のあだ名も「アンドロイド」、「板長」、「アガペー」など特徴的で、それだけで日々の賑やかさが伝わってきます。倫理教師のあだ名がアガペーになるところ、好きです。 それぞれのキャラクターたちが複雑に関係し合って織りなされる群像劇は実際の学校生活さながらで、その中で萌芽を見せるいくつかのラブの部分も見どころとなっています。ラブらないところも、それはそれでまた良く。 私はこういった耽美な絵柄で描かれるエキセントリックなギャグが大好きです。同じ趣味の方、変な人間が好きな方にオススメです。ほどよくエロくて甘酸っぱいあの頃、 コジキオウジstarstarstarstarstarNano中学生男子の主人公コジキくんとクラスの女子たちの話。実際に作者さんの学生時代に起こっていた…かもしれない話。いや起こってたら羨ましすぎるが…あまずっぺえ…。女の子たちみんな可愛すぎるしエロい。ずるい。とてもいい。 どの話も誰もが憧れるシチュすぎんだよな~!いや私の時もあったか…?記憶にないだけで…当時はそういう視点がなかっただけで…。ちなみに実際の私の中学時代は既に立派に腐っていたので、クラスの男子二人組が距離近いたびにニチャア……としてました。<<45678>>
メイちゃん、健気で一生懸命で可愛いなぁ。 メイちゃんと、メイちゃんの叔父さんが一緒に住むお話です。 ロングヘアでイケメンと言われる叔父さんと一緒に行動するメイちゃん。周りから色々と言われる時もあって気にすることもあるけれど、メイちゃん本人は何だろう、周りに流されない強くて優しい子だなと思う。 この作品のゆるりとした雰囲気がとても良くて、メイちゃんの成長を、そして二人のこれからの物語を見守りたいなと思う気持ちです。 メイちゃんが大人になるまでとかなのか、結婚とかするまでかな〜泣 いやでも、読みたい。