KADOKAWAマンガの感想・レビュー2722件<<4647484950>>唯一無二の三国志マンガ!三国志 完結編 寺島優 李志清starstarstarstar_borderstar_border酒チャビン何が完結編なのかというと、既に孔明没までを描いたこちらの作品に対しての完結編となります。 https://manba.co.jp/boards/72170 三国志マンガは数多あると思いますが、孔明没後の話を描いたものはかなり少ないと思います。全60巻を誇る大長編ドラマ、横山三国志ですら、59巻が「秋風五丈原」で、最後の60巻で駆け足で紹介するだけなのに対し、こちらは3巻(合計約1000ページ)にわたって孔明没後の世界を描きます。 三国志というのが、文字通りギゴショクの三国の興亡記であるとするならば、晋による中華の統一までが三国志なので、秋風五丈原までしか読んでいないのは画竜点睛を欠きますので、こちらの作品もしっかりと読んでおきたいところです。 特徴としては、かなり書き込みの多い劇画タッチなのですが、リアルに寄った作画のため、ほぼ誰が誰だかわからない点が玉に瑕なのと、姜維をはじめ、世間の印象的にはわりとシュッとしたタイプや、智将タイプの登場人物も、軒並み猪武者感を感じる描写になってしまっている点です。アニメでハマり、内容を理解するために読みました!新世紀エヴァンゲリオン 貞本義行 カラーstarstarstarstarstarこめつぶ私の知能では到底エヴァは理解できなかったのですが、それでもエヴァは面白い!エヴァってどんな話?って聞かれても上手く説明が全然できないw アニメで入門したので、映像美と言いますか、意味わからん世界で苦しむシンジ君と親心どこいった?って思う碇ゲンドウの会話の世界観とかすごく好き。 エヴァはロボットです!とも言い難く、中に入って操作(シンクロ)する訳なのだが、説明できない感じがすごーーーく先の未来のすごい話しにも思えた! エヴァ、空飛んだりするよりも地面をガチダッシュしがちで、そのシーン迫力あって好きw 裏の顔は別人わたしは家族がわからない やまもとりえstarstarstarstar_borderstar_borderママ子タイトルが気になって無料分読みました。 毎日顔合わせいる家族でさえプライベートはわからない。 ましてや普通を絵にかいたような父親がまさか!そんなことを! 自分では確認できず、イライラ悶々していたところに知人から知らされる事実に驚愕する。 家族とは、普通とは、生活が一変するような出来事が起こる。 平凡が飽き飽きして波乱万丈願うが、実際巻き込まれたらどうなるのか平静を保っているが心情の揺れかたが半端ないです。 電撃コミックの美少女動物園ガヴリールドロップアウト うかみstarstarstarstarstar_border宮っしぃ天使が地上でネトゲにハマり、堕天して日常を送る話 タイトルの通り、真面目キャラからアホな子まで、美少女がキャッキャするだけの内容なので、きらら系作品が好きな人は楽しめるのでは きらら系のいい所は何も考えず、動物園で動物を鑑賞し、うわぁ可愛いなぁと思ってるだけで楽しめるのが良い所ですよね、心がぴょんぴょんするし かわいいお転婆ねんどちゃん!ねんどの子 多良見かなぺそ見てるこっちがハラハラするくらいお転婆なねんどの女の子・マルちゃんのお話。いろんなものに変身しまくるマルちゃんが躍動感たっぷりでアニメ映えしそう!主人公のOLさんのサボりから始まったお話が、最後に上手くつながってて思わずニヤッとしてしましました。綺麗でエモいワンシーン山粧う 朔本美津妃ぺそ学校行事で秋の登山に来てる最中もメイクをバッチリきめる女の子。アイシャドウを落としてしまって友達と取りに戻るとパレットには赤だけなくて…。 たったこれだけのワンシーンなのですが情緒があって素敵でした。色んな短編が収録されてて面白かったヘヴンズ ドア 小池桂一 Extra Works 小池桂一starstarstar_borderstar_borderstar_borderかしこ絵が上手すぎる!描写が細かい!正直スマホだと読むのが大変!でも圧倒されますね。のろまでいじめられてる男の子が亀を拾う「ルーパ」が一番好きな話です。いじめっ子に取り上げられた亀が窓から落ちて、男の子だけ時間の流れが変わるんですけど、すごく不思議な気持ちにさせられました。他の作品に比べると描写もシンプルで小池桂一っぽくないかもしれないけど…。 読む人を選ぶ短編集ではある…鵺の砦 福島聡かしこあとがきで福島聡先生本人も言ってたけど病んでる短編集だった…。特に「溺れる者」は病んでたね。モザイクなしでいいのかハラハラした。「みかんスープ」はタイトルから想像する話と全然違って面白かった。この短編集の中で一番好きな話です!「すみれの花」はいきなり絵柄が変わって驚いたけど作画を森薫先生が担当された合作だったんですね。絵柄によって印象ってだいぶ変わるんだな〜。これ福島先生が作画もしてたらもっとエグい話になってそう。ちなみにあとがきで森薫先生について「アシスタントに入った者は全員メイド服着衣を義務付けられるほど彼女のメイド好きは有名」と言及されていましたが本当の話ですか?ゆかいで優しいゆかいなまんが ジョンソンともゆき野愛2コマでも3コマでも4コマでもちゃんと面白くて、なんとなくあったかくてかわいい。 何も考えずに読めるのでどんな精神状態の時にも優しくフィットしてくれる。 いつもフワッとした気持ちで読んでいるので、読むたびに面白いポイントが変わる。 ワードセンスもいいのに絵もかわいい。大喜利強い。Twitterめちゃくちゃ更新してて凄い。顔もいい。病気ははやくよくなってほしい。 眠れない夜に読んでみてください。優しいです。タイムリープ好きには特におすすめ!シュタインズ・ゲート 5pb.×ニトロプラス さいとー栄 さらちよみstarstarstarstarstarこめつぶタイムリープ系の話が好きでなんとなく話題だから読んでみた、という漫画。 というか、ゲームで知って漫画を読みました! 主人公の岡部はアキバが似合うヲタクといいますか、厨二病が抜けないアホな明るいやつ! 色んな世界線が混ざり合って、岡部が目指す未来へ向かうのに困難がありすぎる。メンタルやられ、廃人と化す岡部は結構見てて辛い。 終わる時はめっちゃスッキリ! ゲームも面白いと話題でアニメも見応えあったので、シュタゲファン、めっちゃいると思うw 1巻が面白かったDAY DREAM BELIEVER again 福島聡かしこ主人公の日下部霞は博物館で学芸員をしているが、とある事情で寝たきりになった母親を養う為に夜は風俗で働いている。要は金が必要なのだ。しかし彼女にはもう一つの秘密があった…それは首筋に三日月のアザがあること。ある日、同じくアザが身体にある詐欺師の依田と大学生の比留間に襲われ、自分達には超能力があると教えられた上、この力を使って金を稼がないかと誘われます。そして日下部は暗い過去のある自宅に火をつけて2人に付いて行くことしたのです。 1巻はすごく面白かったんだけど2巻からよく分からなくなった。比留間はもっと活躍するキャラだと思ったんだけど違ったんだな…。でも2巻の見開きの描写とかはカッコよかったです。プロフェッショナル仕事の流儀藤川家のごはん 藤川英子野愛レシピ漫画は漫画というよりレシピ本として参考にしたいから読むんですが、これはあまり参考にならなかった。むしろアスリートの奥様凄すぎる…という感動が上回ってしまった。 かの有名な藤川球児はめちゃめちゃ偏食家で、野菜も肉も魚も食べられないものが多い。食べられる食材でも変わった味付けや知らない調理法だと食べられない。お菓子とか冷凍食品とかは好きらしい。 これが一般人なら「は?菓子でも食ってろ」となりますが、トップアスリートだからそうも言ってられない。 慣れ親しんだ味かつ毎日違うメニュー、おかずが少ないと寂しそうだからと一汁九菜を食卓に並べ、野菜も肉も魚もたっぷり食べさせるなんて…凄すぎる! 藤川球児じゃなかったら腹立ってるところだった。藤川球児でもちょっと腹立ってるけど。 参考になんてならないしする気もないですが、感動はした。見えないところで一流の仕事をしてる人が世界を支えているんだなあ。美味しい&尊い作りたい女と食べたい女 ゆざきさかおみstarstarstarstarstarNanoいやめっちゃお腹空く~~~!! ご飯が好きな二人すごく可愛いし、料理がどれも美味しそう。私も野本さんの作ったご飯食べたい…でも二人の邪魔をしたくない…葛藤…。 美味しそうにがつがつ食べる春日さんを見つめる野本さんの表情がもう…たまらん…出会えてよかったねえ…と胸がじーんとなる。 急にコミケの話が出て春日さんに奇特と言われてヴッとなったのは内緒。 でもそれと一緒なんだなあ、それ(料理やら本やら)に対して美味しい!嬉しい!って全身で表現してくれるの、作った方はめちゃくちゃありがたいよね…いい関係だなと思う。 ずっと二人仲良くいてほしい。 ぶっとんだ少子化対策無敵の未来大作戦 黒崎冬子名無しこの作家さんが少子化問題を描くと、なるほどこうなるのね!もう絶対面白い…わかる… でも普通に考えれば当たり前で、少子化問題の解消に必要なのは「金」だよ「金」!!! ということで、『聖婚』という制度が制定された。どんな制度かというと、男女関係なく“聖人”の資格を持つものは、一夫多妻・一妻多夫が認められ、金銭的に保証される人間を増やそうという制度。 つまり、お金持ちと結婚できる人が増える=子供もたくさん産める!ということ。 主人公は平凡(より少し恵まれない)な家庭に生まれた晶瑛子(あきらえいこ)。 学園の王子様・良々田砕(いいだくだく)が聖人に認定されたところから、瑛子は無事に聖婚までたどり着けるのか!? しかし、大人たちが結婚・出産を当たり前に勧めてくる一方、本人たちの本心は少々複雑で…本当の幸せ、本当の自由ってなんだろう?物語のパーツがいいやさしいからだ 安永知澄かしこ2巻に収録されてる対談で森薫先生が「安永さんはキャラクターじゃなくてシーンとか話の展開とか物語のパーツに対して愛情がある」とおっしゃっていてなるほどと思いました。男の子の坊主頭が好きな女の子の話とかまさにそうで「夏の暑い日には汗のつぶがぴっと跳ねるんだろうな」のシーンはすごく印象に残りました。でも一番好きなだったのは中学生の時に同級生だった女の子の日記が自分の鞄に入ってたことを大人になってから見つけた話かな。ちなみに3巻には上野顕太郎先生との対談が収録されています。怪談じゃなくてジャパニーズホラーな感じ累 田邊剛 田辺剛starstarstarstarstar_borderかしここの作者さんって日本の話も描くんだな〜と思ったので読んでみました。日本が舞台だとストーリーに入り込みやすいのでいいですね。読んでる最中は平気だったのに、いざ読み終わって寝ようと思ったら急に怖くなってきました。霊の気配とか血生臭さみたいなものが残ってる感じがするんです。その日は電気を点けて寝ました。 夫が15年間続けている文通の相手とは夫の文通相手 古田青葉名無し性別や年齢すらもわからない相手に、もやもやしてしまう妻の気持ちは非常に理解できる。そしてそんな妻が相手にとった行動によってついに相手の素性が明らかに…!!!夫のメガネ外した姿のシーンのところがツボりました。朝日を待っていると…!朝焼けの色 岩宗治生名無し思いがけず早起きしてしまった日には、思い切って外に出てみたくなる!三文以上の得をするかも知れない…最強殺し屋は命がけでアイドルを推す殺し屋の推し 大島琳太郎名無しギャップがすごい系のコメディですね。絵がめちゃくちゃ上手いのでアクションシーンがかっこいい。カオリンの素性が意外すぎる…!! すっごいわかるダーリンは外国人 小栗左多里 トニー・ラズロstarstarstarstar_borderstar_borderママ子日本のこと好きすぎてこちらより物知りだったりするけど、 独自の数え方だったり細かい表現だったりは、海外の方には理解して使えるようになるのは難しいところあります。 ちょっと間違えたちゃった時に、恥ずかしそうにごまかしているところがとってもチャーミングなダーリン。 捉え方が違うので、新鮮なこともあります。 日本人と外国人の違いを楽しめる一冊。映画監督見習い物語オールラッシュ! 映画を作る物語 ねじがなめた名無し助監督と言えば聞こえは良いですが、その中でも三番手の雑用同然な主人公。この立場からの映画作りを描く作品って意外にないと思いますし、スクリーン裏の苦労や業界の厳しさはストレートに伝わり、読後は映画鑑賞する時の感じ方が少し変わった気がします。 展開は地味ですし、主人公のヘタレ気質はちょっと鼻につくものがあって、ついに辞めるか悩みだした時は辞めちまえよと思ってしまいましたが。 単行本の装丁デザインはこれで手に取る吸引力がありました。 私的にアタリ漫画真夜中のオカルト公務員 たもつ葉子starstarstarstar_borderstar_borderママ子神様?妖怪?人ならざるもの「アナザー」と新宿御苑で出会い、彼らの声が聞き取れる区役所の夜間地域交流課の職員 宮古。 ほかの職員は人間に危害を加える可能性があるからと駆除しようとするが、宮古は話を聞いてどうにか対処できないかと奮闘する。 しかしアナザーには彼らなりの理由や事情があり、人間のことなぞお構いなし・・・ 不思議な設定ですが、都市伝説としてあり得るかもと思ってしまいます。 男性養護教諭について。保健室のせんせい。 水島ライカPom 男性養護教諭のお話でした。 自ら希望してなった仕事でも、男性で小学校の保健室の先生で頑張るってすごく大変そうだなぁ。 自分が小学生の頃、うろ覚えだけど、女性の先生だったけれど保健室って何となく行きにくかった様な。。 でも、保健室の先生=女性って思ってたのが、男性の先生もいるんだ。こんなことがあるんだ、考えるんだな。と、知ること学ぶことができたので良かったし、保坂先生の頑張りを読んで自分も頑張ろと励まされました。アツいSF友情ストーリー最高の休日 岩澤美翠nyae作者の名前、どっかで…と思ったら千年ダーリンのひとか!! スケールが大きいけど、最後は泣ける友情ストーリーでした!説明が多くなく、主人公の人となりなど明かされない部分も多いけど、その分自分で自由に想像を広げられそうなワクワクがありました。<<4647484950>>
何が完結編なのかというと、既に孔明没までを描いたこちらの作品に対しての完結編となります。 https://manba.co.jp/boards/72170 三国志マンガは数多あると思いますが、孔明没後の話を描いたものはかなり少ないと思います。全60巻を誇る大長編ドラマ、横山三国志ですら、59巻が「秋風五丈原」で、最後の60巻で駆け足で紹介するだけなのに対し、こちらは3巻(合計約1000ページ)にわたって孔明没後の世界を描きます。 三国志というのが、文字通りギゴショクの三国の興亡記であるとするならば、晋による中華の統一までが三国志なので、秋風五丈原までしか読んでいないのは画竜点睛を欠きますので、こちらの作品もしっかりと読んでおきたいところです。 特徴としては、かなり書き込みの多い劇画タッチなのですが、リアルに寄った作画のため、ほぼ誰が誰だかわからない点が玉に瑕なのと、姜維をはじめ、世間の印象的にはわりとシュッとしたタイプや、智将タイプの登場人物も、軒並み猪武者感を感じる描写になってしまっている点です。