集英社マンガの感想・レビュー4975件<<160161162163164>>いい読切!アンバーハニー 大北真潤starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)※ネタバレを含むクチコミです。実はこれがデビュー作新久千映のねこまみれ 新久千映starstarstarstarstarひさぴよ新久一家と飼い猫たちの日常を素朴に描いたエッセイ&4コマ漫画。 本のあとがきに書いてあり知りましたが、実質このネコまんががデビュー作なんですね。言われてみればワカコ酒とはどこかタッチが違うなあと思いました。(目の感じとか) はじめの4話はエッセイ風の漫画で、残りページは4コマという構成になってます。たまに斬新な角度のシーンが出てきたり、いきなり画面が狭くなったり、「おおっ!?」という場面があって、色々と試されてた時期なんだなぁという感じも味わい深いです。同時にネコへの愛も非常に感じました。 ちなみにスペシャルサンクスとして、『またタビ』の市川ヒロシ先生、『片桐くん家に猫がいる』の吉川景都先生からの寄稿ページも載っていますので猫マンガ好きは要チェックです。「アクタージュ act-age」読んでみたアクタージュ act-age 宇佐崎しろ マツキタツヤt・cocoキャラ1人1人の顔面が良い上に、目の描き分け等細かいところがきちんとしている。ストーリーも芸能界という中途半端に知っている界隈だからこそ知っていること、新しく知ることとどちらもできて面白い。『新線西部軌道』は傑作歌屑 伊藤悠初期短編集 伊藤悠starstarstarstarstarひさぴよ初期作品を中心に、これまで単行本未収録で長らく入手困難となっていた読切ばかりで、伊藤悠ファンにとって待望の短編集でしょう。 中でも2008年ウルトラジャンプに掲載された『新線西武軌道』は、『皇国の守護者』連載終了後に描かれた傑作と言っていい読切ですので、ファンならずともぜひ読んでほしい一作です。 話のあらすじとしては、戦争によって東京の街が巨大な外郭で隔てられた世界を舞台に、荒廃した西東京から線路を復興し、未知の壁の中へ列車を走らせるという、もうロマンの塊みたいな鉄道ドラマです。ちなみに、この本の冒頭に収録されてますので、試し読みで途中まで読めますよ。 1巻出た!九龍ジェネリックロマンス 眉月じゅん大トロ眉月先生はやっぱり女の子を描くのが抜群に上手いですね! SFっぽい展開に胸が熱くなってきます。笑いと切なさと/Paper-Thin Bond of Boysパンティトラップ 吹屋フロOrad大笑いした!飯島が高山に全然関心がなくて面白い。二人の奇妙な関係性が終わる場面、卒業式の話がとても切なかだ。 —- A blonde high school boy is staring at me with a nasty look --- while wearing panties on his head and a bra around his neck. It's impossible to forget the day I found this intense cover on a website called "Tonarino Young Jump", which is owned by a publisher of Weekly Shonen & Young Jump (Shueisha). It looks like a Boys' Love manga, but was serialized under the famous seinen label. Even though the story is ridiculous, it's strangely appealing so I sometimes get the urge to read this manga. I've already read it again and again. Why does this manga absorb me so much? I guess the reason is that their relationship is awfully temporary and fragile. The relationship between Takayama and Iijima is less than friends or even classmates - it only involves Iijima taking photos of blonde-haired Takayama in fancy ladies' underwear. What's curious is the fact that Iijima never cares for Takayama despite this weird habit. No matter how many times Iijima takes creepy and perverted pictures of him, Takayama is neither a source of benefit nor a waste of time for him. The two boys become very close over the year, but their relationship may easily disappear on graduation day. I was shaken up, yet found it impossible not to fall in love with the protagonists' strange yet irresistible paper-thin connection.部長と同じスタンスで読んでるけど邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん 服部昇大ANAGUMAかなり楽しい! 自分も部長と同じく洋画はそこそこ見るけど邦画はあんまり…というタイプなので邦キチが勧めてくる映画が全部気になってしょうがない! (『貞子3D』そういえば石原さとみだったな何故か…)とか劇場まで見に行くことはなかったけど心に引っかかっていた情報をザザーッとおさらいできるのでありがたいです。 Twitterやネットで話題になってたレベルでピックアップしてくれるのも個人的には身近で嬉しい。ミーハー万歳です。 まだ1巻しか読めてないのですが『ミュージアム』とか出てきたりしませんかね?(小栗旬が好きなので…) 読んでみた鬼滅の刃 吾峠呼世晴名無し鬼滅の刃を読んでみました。 絵のタッチは好きな方ではなかったけど、内容は面白くてのめり込んでしまった。ざひ読んでみてほしい。なんどもキングダム 原泰久名無し何度読んでも面白い!! オウキ将軍が、ずっといい。奇習は、たびたび性に繋がるウラヤミ〜昭和日本奇習集〜 山口譲司名無しグランドジャンプむちゃ 2019年11月号掲載。 日本の奇習を扱った特別読切で二本立て。作者は不倫食堂の山口譲司なので内容はなんとなく想像つくと思う。まぁでもこの作者はエロだけじゃなく、風土というか地域性みたいなのを汲み取るのが巧いから「奇習」とか「奇祭」みたいな題材とは相性がいいのかも?ほどほどだった めちゃめちゃ好きですMY LITTLE MARS 踊場ゆう名無し初見で好きすぎて20分位動けなくなりました。最初のカラーの時点で本当に最高だと思いました。人って好きなものに出会うと動けなくなるんですね。絵も素敵で、物語も最高です。そして世界観が好きです。メインの2人が今後どうなっていくのか気になります。踊場ゆう先生の作品をもっと見たいと思いました。これからのご活躍が楽しみです!!!DIO様の能力についてジョジョの奇妙な冒険 第3部 カラー版 荒木飛呂彦名無し今の時代だとネットミームに少しでも触れた人なら知ってるレベルだけど連載当時に読んでた人は絶対ビックリしたよね 『ありのまま今起こった事を(ry』 『な……… 中にいたのは……………… おれだったァーーーーー』 この時点でDIOの能力の正体に気づけた人がどれくらい居たのかやらりぼんの異端児たちお父さんは心配症 岡田あ~みん影絵が趣味1980年代、何故か、突如として、りぼんに異端児たちが集結する。 さくらももこ、おーなり由子、岡田あーみんの三人衆がそれである。 さくらももこが『月刊ガロ』の影響を汲んでいるのは周知の通り、三人が三人とも、従来の少女マンガの系譜から隔たったところから出現している。 まあ、三人は異端児同士、仲も良かったらしい。『ちびまる子ちゃん』のほのぼのした世界に『お父さんは心配症』のとんでもワールドが侵食していくあの合作には痺れたなあ。合作きっかけで、それぞれの身辺雑記的なマンガにお互いのことを描いたりもしている。普段はふたりともハナクソみたいな絵を描いているのに、さくらが描く岡田の容姿も、岡田が描くさくらの容姿も、妙に気合いを入れて描いていたのは微笑ましかった。 ちなみに、さくらももこは、おーなり由子とも合作をしている。ふたりでカーペットに寝転んで、でかい一枚の画用紙にふたりで絵を描いたりしていて、なんとも羨ましく思ったものだった。 かわいい男子と雑知識満載の工業高校コメディ只野工業高校の日常 小賀ちさと兎来栄寿男子333名・女子45名、機械科・自動車科・電気科・設備科の4つの学科がある只野工業高校を舞台に繰り広げられるコメディ。 スタイリッシュな絵で描かれるヤンキー気質の強い男子生徒たちの等身大の日常はそれだけで可愛げがあり面白いのですが、そこに工業高校要素が濃厚に絡まり独特の妙味を醸し出しています。 バカっぽく見えても国家資格を複数持っており(取得理由は「かっけーから」)専門分野の知識や技能では頼りになってカッコ良く見える部分もありつつ、その上でなお日常の残念さが際立つなど、それぞれのキャラの様々な面が見られて皆魅力的に感じられます。 男子高校生のわちゃわちゃ感が好きな方、工業高校に興味のある方には無条件でお薦めしたい楽しく読める作品です。 表紙の通り、一応後半から少し女の子も出てきます。男女比が極端な工業高校の中で今後繰り広げられるであろう少し特殊な恋愛にも期待が募ります。客をアゲアゲにしたり…とんかつDJアゲ太郎 イーピャオ 小山ゆうじろう野愛客をアゲアゲにしたりチルしたりする点において、とんかつ屋もDJも同じなんですね…。 DJとしての心得を学んでいくうちに、とんかつ屋としても成長し、かわいい女の子との関係も深まっていくという進研ゼミの漫画のめちゃくちゃ面白いやつみたいな感じがしました。 クラブでうどん踏むイベントとかトイレ工事やデスマッチを見せるライブハウスとか実際にあったし、とんかつ揚げる音でアゲアゲになるクラブも実際あるといいなあ「もっと精神病患者が増えればいい」というセリフの真意Shrink~精神科医ヨワイ~ 月子 七海仁兎来栄寿マンガ好きにとっては「シュリンク」というと、書店でマンガを買った時に本を覆っているビニールのカバーをまず想起してしまいます。が、本作のタイトルである『Shrink』が意味するのは精神科医のこと。 純粋に英語で精神科医を表すのであればpsychiatrist、therapistといった語の方が一般的でありshrinkと言ってしまうとやや侮蔑的な意味もこもってしまうのですが、それでもしばしば使われる語彙です。 特に、海外ドラマでは本当によくshrinkが登場します。親族やペットの死、仕事や恋愛での痛手などメンタルにダメージを与えられることが起きたらすぐにshrinkのところに行くのが当たり前だそうです。それによって、精神病の人の数は日本より遥かに高いんだとか。 翻って日本では精神病の人の数は表向きは少ないですが、実際にはストレス大国であり同じような水準でカウントしたら精神病の人は海外より高い割合で存在するのではないか、そういう意味では精神科にかかる人が増えて精神病と判定される人が増えた方がより人々は幸せになれるのではないか、という問題提起をしてくれるのがこの作品です。 「微笑みうつ」を「新しい自分として生き直すチャンスをくれる病」と非常に前向きに捉える視座にはなるほど、と思わされました。 パニック障害や自閉症など、聞いたことはあってもまさか自分がそうだとは微塵も思ってなかった、という人も世の中には多いことでしょう。本作を読むことで、精神科医にかかるかからないに関わらず少しでも生き易くなる人が増えれば良いなと思います。 キメツおもしろい鬼滅の刃 吾峠呼世晴川又海人最初は興味本位で読んでみましたが 爆ハマりしました 15巻からは自ら買ってますギャグの奇才?はホラーの鬼才だった邪図 ブーメランパンツ野郎名無しジャンプ+を読んでた人なら知ってると思うけどブーメランパンツ野郎先生って、ギャグ漫画の人ってイメージが完全に定着してたんですよね。しかもかなりアホ寄りの。 そんな人がホラーを描くとなったからみんな侮ってた。けどこれが中々凄かったんですね。まさに不協和音。ズレた世界にいるような、不思議な怖さがある。絵の下手さがまたこれに味を出している。病院に描いてあったらゾクっとくるタイプの。まぁ読んでみるのが一番早いと思いますよ。はい荒いけど面白いFLASH 伊原圜名無し主人公格のキャラが強烈。話も分かりやすく面白かった。他方で脇役は平坦だったのでそこらに味が出るといいなと思った ヒョウモントカゲモドキことレオパルドゲッコーのナンシーちゃん爬虫類ちゃんは懐かない 佐々木マサヒトさいろくあたおかな主人公でとても良い。 1巻で出てくる主要な爬虫類ちゃんは レオパ(ナンシー) ニシアフ(ミシェル) ニホンヤモリ(ヤモリン) フトアゴ(ジェシカ) などであるが、爬虫類スキーとしてはとても良い。 ただ、恐らく漫画のネタにするほど生態系に特徴がない(飼いやすい子ばっかなので)ためか、女体化して見えるっていう頭のおかしい主人公の目だけが頼りのストーリーである。 と思ってたら他にもいた…! いずれにせよ可愛いしサクッと読めるので良いです、アオジタはどういうキャラになるだろう(2巻以降できっと出てくると信じて)最終回の捉え方ハイスクール!奇面組 新沢基栄名無し※ネタバレを含むクチコミです。ジャンプ王道漫画!!!べるぜバブ モノクロ版 田村隆平名無しジャンプらしい、王道漫画!! バトルシーンもあり、ギャグシーンもあり。 序盤に出てきたキャラが終盤まで活躍するなど、 長期的にみている読者に対しても読みやすい漫画。 バトルシーンに関しては比較的シリアスなイメージだったものの、終盤ではギャグシーンに引っ張られすぎて バトルシーンまでギャグ要素に見えた部分が欠点。 一人一人のキャラクターがわかりやすく、かつ印象に残りやすい。 終盤に関しては引き延ばされている印象もあった。 面白い恋するワンピース 尾田栄一郎 伊原大貴名無し最高。荒木飛呂彦の始まりバオー来訪者 荒木飛呂彦バルバルバルバルバオー来訪者、ジョジョの奇妙な冒険の作者荒木飛呂彦氏による2度目の連載作品である。 おもしろいかおもしろくないかで言ったら、あまりおもしろくない。 ストーリーもキャラクターもいまひとつだろう。ただし、荒木飛呂彦のファンとしては魅力的な作品である。 絵は前作魔少年ビーティーよりも肉体の描写が進化し、ストーリーもドラマティックになり、ジョジョを彷彿させる。漫画の描き方も良くなり、荒木飛呂彦氏の漫画家としての上昇を感じさせる。素直に荒木飛呂彦氏のセンス、やさしさなどの魅力を堪能できる。 少し古い漫画ではあるがぜひ読むことをオススメしたい。<<160161162163164>>
※ネタバレを含むクチコミです。