竹書房マンガの感想・レビュー356件<<12345>>老人ホームに入居し暴れる西の怪物 #1巻応援老境博徒伝SOGA 福本伸行 森橋ビンゴ 三好智樹 瀬戸義明兎来栄寿私は『天』が好きすぎて、このマンバでのクチコミなどを書く際にも何度名言やネタを引用したかわからないくらいです。 その『天』の東西決戦において、西代表の雀士として一際存在感を放っていた僧我三威を主人公に据えたスピンオフです。 『トネガワ』『ハンチョウ』『イチジョウ』などに連なる、コメディタッチを基調としながら部分的には感慨深いところもある内容となっています。 現代医療によって病から回復を果たし80歳を超えた僧我は老人ホームに入居して静かな余生を送ろうとするも、その老人ホームはボケ防止というお題目で麻雀やパチンコ・パチスロなどのギャンブルが横行し、「ペリカ」による経済活動が行われる安息とは程遠い場所でした。 赤木と僧我の最後の戦いを終えた後の余生がこうなることに若干複雑な想いはありますが、逆にあれだけ怪物然としていた人物が世俗に塗れる瞬間を描いているというところでの味があります。 老人ホームで暮らす主人公の作品もなかなかないので、そういう意味での面白さもあります。老人ホームに詳しくないですが、ジャージがゆるゆるなのは、あるあるなんでしょうか。 闘牌シーンもありますが、1回ツモって捨てるまでに何十秒もかかり、見せ牌のオンパレードな老人たちに、さまざまな玄人技を持つ僧我が負けるはずもなく。 ″僧我は深い森……… 漆黒の闇……… いないっ…! その闇を見通せるものなど… この老人ホームにはっ…!″ といった、原作を踏襲したナレーションには笑いを誘われます。 また、『ハンチョウ』でもコラボしていた雀魂を元にした雀天という麻雀ゲームアプリを遊び出すところでは、大槻や一条や利根川が美少女化されており笑います。 そうした笑える部分も良いのですが、余生という状況を振り返ったときや終わりの時を前にした人々の営みに、やがて誰にでも訪れる未来の一旦を垣間見れる瞬間もあり、何とも言えない感情に見舞われる部分があります。 『天』を読んでいない人でも楽しめるようになってはいると思いますが、読んどいたほうがいいですよ『天』は..!猫の擬人化クロ、お嫁さんよ 【電子限定特典付き】 高橋なめ子starstarstarstarstar_borderるるかんわいいいいい! 猫の動作を擬人化したとことか「たしかにそんなつもりでいるのかもね😹」って思っちゃう。 飼い主の元で1人優雅な時間を過ごしてきたクロ(←クロ目線w)。 そこに飼い主が突然クロのお嫁さんに、と捨てミケ(♂😅)を拾ってきてクロの生活は一変。 新参者ミケは我が物顔でスクスク成長し、クロはストレスで食欲がなくなる。 こんなとこも多頭飼いあるあるの擬人化。 そんな2人(2匹w)が歪み合いながら両思いになるまで。擬人化と猫姿両方を堪能できて本当に可愛い。どんな生活にも日常はあって日本人傭兵の危険でおかしい戦場暮らし にしかわたく 高部正樹starstarstarstarstar_borderゆゆゆ相手が自分のことを傭兵と知ると「人を殺したことがあるんですか?」と聞いてくる話を何かで読んだなと思い出しつつ、一巻読了。 傭兵として戦場へ赴き、戦闘を繰り返す中で、それでも存在しうる何気ない日々の日常。 感動的なものから、休日の下衆いものから、戦場ならではの空気感などが描かれている。 柔らかい絵柄がとてもすばらしくオブラートに包んでくれているので、本当はドロドロとした世界なのかもしれないけれど、とても読みやすい。 なぜ傭兵になったか理解できないので、私は普通の人なんだろう。囚われの戦士と王子の亡命放蕩王子と囚われの獣 【電子限定特典付き】 爺太starstarstarstar_borderstar_borderるるアランの母親が違うのにも関わらず兄弟3人仲良かったのに、アラン母が息子を王にしようと画策したせいでアランは地下牢に収容されていたマタラの戦士サロウに頼んで一緒に亡命する。 マタラの土地に異分子は入れないからアランはサロウの婚約者として行動するけど、その内2人の間に友情以上の気持ちが芽生える。 アランはマタラのみんなに素性を話せたのかな。 アランの事情を知ってるからより一層ランベールは異教徒への対応を緩くしようとしてくれてるのかな。 准教授と学生五百路准教授の密かな愉しみ 【電子限定特典付き】 由元千子starstarstarstar_borderstar_borderるるアダルトなレビューを投稿している五百路准教授に気が付いてどんどん引かれていく須賀井くん。 これお互い心の底で何となく好きだったことはないのか? まあ恋ではなかったかもしれないけど。 同性であんなレビュー読んでも多分何とも思わない気がするから。(動揺はするだろうけどw)借金大王は魔王を倒す!借金大王は魔王を倒す! 中村十名無し※ネタバレを含むクチコミです。ただのエロコメとは違います魔法少女にあこがれて 小野中彰大starstarstarstarstar_border宮っしぃアニメ化でポスターとか見かけて気になって読んでみました おもしろい...!ただのエロ要素強めなコメディかな、ていどに思ってたけど読み進める度に面白さが増えてきます(まだ5巻ぐらいですが...) 魔法少女に憧れた少女が、いつもの変身マスコットと出会って変身したら悪の組織だった、というお話しでコメディ色強めな内容 もちろん、ちょっとエッチな要素もあるが、バトルにコメディにキャラクター性もろもろ、個人的に楽しい内容盛りだくさん さらに読み進めるのが楽しみな、ここ最近ではかなり当たりな良作でした ブラック主婦ブラック主婦SP(スペシャル)vol.6~クローンな女~ 杉崎美千代名無し短大時代の友です。漫画家になりたい!といってた夢を実現した。みっち。 すごいです。 元気かなぁ。この2人なんてアホなんだ!!!呆😂フェイクファクトリップス 【電子限定特典付き】 末広マチstarstarstarstarstar_borderるる※ネタバレを含むクチコミです。収集しすぎて失ってる収納しすぎて家、失いました 堀内三佳starstarstarstarstar_border野愛タイトルが気になって読んでみたら、収納しすぎてというより収集しすぎてのほうが正しいのでは?という内容だった。 収納が悪いとか家の造りが悪いとかいう話を学ぶ作品ではなく、癖って治らないんだろうなという学びがありました。 思い出の品は取っておかないと気がすまない、作ってくれたものは捨てられない、珍しいものかわいいもの気になるもの全部揃えたい……気持ちはわかるけど、家手放すまでに至った人が収集物について嬉々と語る姿は狂気すら感じました。でも欲しくなってしまう気持ちはわかるから楽しく読んでしまうんだなあ…。 足るを知るといいますか、なんでも自分で管理できる程度にしておかないとね…と改めて感じました。 「ロストバージン」続編ロストバージン how to sex 【電子限定特典付き】 那木渡starstarstarstarstar_borderるる本編よりこっちの方が好きかも。 お付き合い前の意味不明な八つ当たりする江本じゃなくて、もう長治から大切にされて落ち着きつつある江本に成長中だからかな。 ただ!江本襲われ過ぎ問題😂 あれだけ乱暴なくせに襲われたらどうにもならない、てか学ばない。脇が甘い。 最後に関係を公表するかなーどうかなーと思いながら、そこはスルーのまま終了。江本くんが情緒不安定過ぎロストバージン 【電子限定特典付き】 那木渡starstarstarstar_borderstar_borderるるこの江本くん、最初何がどうしてこんなに荒れているのか意味不明だし不快だった。 読み終わってもまだ理解できないんだけど。 長治さんと出会ってようやくマトモになった? オネエでイケメンとか長治さん素敵だ🥰(片方)無自覚両片思いどうやら恋したみたいです。 【電子限定特典付き】 山口すぐりstarstarstarstarstar_borderるる男運が悪い日高くんだから三浦くんのこと好きになっても言い出せずにいる。 この作品の良いところはそんな日高くんで、過去のこともあって一歩踏み出せずにいるわりには明るく爽やかなとこ。 このパターンだとウジウジするんだよ、みんな。 三浦くんは思わせぶりだよー。 そりゃ日高くんのこと無自覚に好きだったのはこちらは分かるけど、気づくのほぼラスト。 それまでに色々してるよね😩 三浦くんの弟が何気にブラコン素直で可愛かった。 奏太のおバカ設定は意図的だけどやらかしヒモ男のおしおきライブ配信中! 【電子限定特典付き】 和良比もち名無し※ネタバレを含むクチコミです。告白セリフの練習だったのに黙秘したまま嘘つきは溺愛のはじまり!? 【電子限定特典付き】 桃尻ひばりstarstarstar_borderstar_borderstar_borderるる※ネタバレを含むクチコミです。エロコメ好きならどうぞ島崎奈々@お仕事募集中 あきばるいきstarstarstarstar_borderstar_border宮っしぃ隣人が大好きな漫画家の先生で、まさかのかわいい女性、主人公と漫画の題材のために色々な事をしてく、というエロコメ ありがちな内容ではありながら、あばるいき先生の可愛らしくも肉感のあるイラストで進むエロコメなので十二分に楽しめます 小さい先輩とは売って変わった内容なので作風は異なりながらもヒロインの成長も感じられるラブコメとしても楽しめる エロ要素は強いですが、王道なラブコメでもあるので良い作品でした 先生の他の作品も面白いので作家推しできる! 「愛なら素直であればいい」続編愛なら一途であればいい 【電子限定特典付き】 あずみつなstarstarstarstarstar_borderるる※ネタバレを含むクチコミです。自分への片思いを募らせたBL小説(・・・ではなかったw)愛なら素直であればいい 【電子限定特典付き】 あずみつなstarstarstarstarstar_borderるる※ネタバレを含むクチコミです。「絶倫プリンシパル」スピンオフ赤坂部長のプリンスボーイ育成計画 【電子限定特典付き】 輪子湖わこstarstarstarstar_borderstar_borderるるこのスピンオフの存在知ってたから本編に赤坂さん 登場した時はこの人が次のメインか!と楽しみにしてた。 本編の本郷さんとこちらの赤坂さんは恋愛スタンスが どちらも似ているけど、本郷さんは進行形で奔放だったから苦手だった。 赤坂さんは本郷さんに失恋してからは本気を探して落ち着いていたから本編よりこちらの作品の方が好きかも。 四谷くん、赤坂さんに真っ直ぐですごく可愛い😍 (でも攻め受けは見た目通り無難なのが好きw) 節操なさ過ぎて地雷だった絶倫プリンシパル 【電子限定特典付き】 輪子湖わこ名無し社長美しいしこれで誠実なスパダリなら 最高だったのに。 社内外にセフレ何人もとか無理。 社内の2人も赤坂部長も分かって付き合っていたから アッサリと関係終わったけどそれでも受け付けない。ゆるく読めてゆるく楽しい4コマ漫画よーじょらいふ! あまーstarstarstarstarstar_borderゆゆゆ起きたら幼女だったのに冷静だな。第一話のアキヒコくん、もといアキちゃん。 ふつうにしていると思考が幼女にひっぱられて、見た目は子供!頭脳も子供!感情も子供!になるところがおもしろい。 みんなアキちゃんが好きで、アキちゃんがかわいらしすぎて、流れ弾でモブもやられているのもおもしろい。 アキヒコも先生も、最後にあった友人に対して、薬をもったか聞いていたのは、『お兄ちゃんはおしまい!』があるからだろうか。読み方は、きみのためならしねる姫のためなら死ねる くずしろstarstarstarstarstar_borderゆゆゆNintendo DSで遊んだ、あのゲームを思い出すタイトル。 一人の女性を振り向かせようとがんばったあのゲームの主人公。一途な人でした。 一方こちらは、定子様にメロメロな清少納言。 おかわいらしい、定子様。 仕える清少納言の思いが「姫のためなら死ねる」なんだなと、序盤から察することができます。 一途っぷりは、あのゲームの主人公と煮ているかもしれません。 一巻表紙だと、青いほうが清少納言で、ピンクのほうが中宮定子様です。 ちなみに中宮ってなんぞやと思ったら、天皇の后だったんですね。 まだ10代前半というのに。 と思ったら、天皇のほうが更に若かった。 藤原氏が栄華を極めた時代はそんなかんじだったと、歴史の授業で習ったような…。 細かいことはわからなくても、そうでなくても楽しめる、平安後宮4コマギャグ漫画です。 安心して読めます。 がんばれ、清少納言。 青山広美の漫画は読みやすさと面白さが洗練されているバード-砂漠の勝負師- 青山広美starstarstarstarstarさいろく絵柄の好き嫌いはあるだろうけど、この『バード-砂漠の勝負師-』は序盤の引き込み方が映画的で面白い。 ヒロイン(般若組)が蛇と戦う理由、天才マジシャンの正体などなど最初の展開が尋常じゃなく早い。 この詰め込み方でどうなっていくんだ!?と思ったが、近代麻雀だから麻雀にさっさと行かなきゃいけなかったのかもしれない(笑) 麻雀の対局になってからは重たい空気の中1つ1つイカサマの戦いの正体が暴かれていく。これもまた面白かった。 すごい漫画だ。全2巻でサクッとスッキリ終わるのもちょうどよかったかもしれない。ゆるい、御当地4コマ漫画。しまなみぽたぽた 瀬戸内チャリ散歩 東屋めめstarstarstarstarstar_borderゆゆゆポタリングでのんびり、しまなみ海道を自転車でお散歩する高校生たちを描いた4コマ漫画です。 食べ物情報もあります。 しまなみ海道、2024年まで自転車無料とは知りませんでした。 たしかに、行かなきゃ!という気がしてきます。 知人がしばし原付でお友達と行っているので、なかなか良い旅路のようです。 気候が良いときに行きたいなと思ったものの、無料は今のところ2024年(令和6年)3月31日までのようです。 愛媛御当地ものらしく、地元民の常識が連なっています。 たしかに通学のヘルメットが義務とは知らなかったし、8割が自転車通学と言われるとおお!と思ってしまいました。 私の地元では中学校までですね、その自転車率は。 高校も、と言われると、都会なんだなあと思ってしまいます(トーキョーとか、もっと都会は電車通学が普通なんですかね??)。 しまなみ海道へ行く際は、事前に読んでおくと、より旅が充実するかもしれません。 御当地もの&旅行の組み合わせって、時代劇でも推理小説でも、読んで現地に対する知識が増えて、実際に行って頭でっかちが消化できて、楽しいですよね。<<12345>>
私は『天』が好きすぎて、このマンバでのクチコミなどを書く際にも何度名言やネタを引用したかわからないくらいです。 その『天』の東西決戦において、西代表の雀士として一際存在感を放っていた僧我三威を主人公に据えたスピンオフです。 『トネガワ』『ハンチョウ』『イチジョウ』などに連なる、コメディタッチを基調としながら部分的には感慨深いところもある内容となっています。 現代医療によって病から回復を果たし80歳を超えた僧我は老人ホームに入居して静かな余生を送ろうとするも、その老人ホームはボケ防止というお題目で麻雀やパチンコ・パチスロなどのギャンブルが横行し、「ペリカ」による経済活動が行われる安息とは程遠い場所でした。 赤木と僧我の最後の戦いを終えた後の余生がこうなることに若干複雑な想いはありますが、逆にあれだけ怪物然としていた人物が世俗に塗れる瞬間を描いているというところでの味があります。 老人ホームで暮らす主人公の作品もなかなかないので、そういう意味での面白さもあります。老人ホームに詳しくないですが、ジャージがゆるゆるなのは、あるあるなんでしょうか。 闘牌シーンもありますが、1回ツモって捨てるまでに何十秒もかかり、見せ牌のオンパレードな老人たちに、さまざまな玄人技を持つ僧我が負けるはずもなく。 ″僧我は深い森……… 漆黒の闇……… いないっ…! その闇を見通せるものなど… この老人ホームにはっ…!″ といった、原作を踏襲したナレーションには笑いを誘われます。 また、『ハンチョウ』でもコラボしていた雀魂を元にした雀天という麻雀ゲームアプリを遊び出すところでは、大槻や一条や利根川が美少女化されており笑います。 そうした笑える部分も良いのですが、余生という状況を振り返ったときや終わりの時を前にした人々の営みに、やがて誰にでも訪れる未来の一旦を垣間見れる瞬間もあり、何とも言えない感情に見舞われる部分があります。 『天』を読んでいない人でも楽しめるようになってはいると思いますが、読んどいたほうがいいですよ『天』は..!