驚愕の忍術+ガンファイト!!堀江卓 渾身の西部劇忍者アクションが初単行本化!!忍者が西部劇に乱入する!?あらすじ酋長は忍者でガンマン!?伊賀忍者との暗闘で一人生き残った甲賀小五郎はインディアンにいざなわれ、アメリカへ渡る。弾丸の飛び交う西部で自分のルーツを見い出した小五郎は、騎兵隊の攻撃を受けるゼミナール族の酋長“黒い野牛”になることを決意する……。
『まぼろし探偵』と同時代に発表された少年探偵アクションがここに復活!数々の少年ヒーローを描き続けてきた桑田次郎の知られざる人気作品を〔完全収録〕!!【あらすじ】正義の人 黒わし探偵は神出鬼没の赤い星怪盗団と戦うが抹殺されてしまう。その息子である猛男少年は謎の人物ブラックXに導かれ、黒わし少年を名乗り赤い星怪盗団に戦いを挑んでいく――。【解説】1958年に秋田書店の「漫画王」で連載が開始された『黒わし少年』は桑田次郎による少年探偵作品である。この時期の桑田次郎は『まぼろし探偵』をはじめ『Xマン』『ベビーテック』といった話題作の量産体制に入っており、まるで映画のカメラワークのようなストーリー展開でファンを魅了していた。本作もその例に漏れず、黒わし型のロケットで宙を舞い、悪人に迫る主人公のスピード感が紙面から感じ取れる作品だ。今回は「漫画王」連載の全エピソードを収録! 昭和の売れっ子漫画家が描いた空中を疾走する少年探偵アクションをお届けする!!
獣人
本書に収録されている9の短編は、『キャプテンウルトラ』『ガッツジュン』といった多くのヒット作をもつ、小畑しゅんじが1960年代後期に描いたものが中心である。“ホラー”というテーマのもとに集められた収録作は、繊細な線をもって人間の心にある醜さと美しさを見事に表現しているのだ。SF、ヒーロー、スポーツ、ハードボイルド、時代物といったイメージが強い著者だが、ホラーというジャンルにおいても非凡さを発揮している。今回表紙として使用したイラストは小畑渾身の描き下ろしである。
SF・サスペンス・戦記・カーレース稀代のストーリーテラーが放つ珠玉の9作品、すべてが単行本初収録。《解説》1963年、不朽の海洋コミック『サブマリン707』を発表し、往時の少年たちの心に夢と情熱の種を植えつけた小沢さとる――。 本書は、小沢にとって文字通り右腕であった増田眞吾を失い707 の連載にひとまずの区切りをつけ、漫画家としての活動を一時休止するまでの5年間に発表された作品の中から、これまで単行本に収録されることのなかった読切作を厳選した短編集である。 SF、サスペンス、戦記、カーレースと収録の全9作はバラエティに富んでいるが、全ての物語の背景に共通して漂う、哀愁と叙情性は 707では少年たちに伝え切れなかった要素であるような気がしてならない。
運動音痴で野菜嫌いの少年 麻丘俊は生まれてはじめてピーマンを食べた事で超能力に覚醒し、超人的な能力を持つ分身を発現させる。俊が困ったときに現われるもう一人の自分は不良たちを叩きのめし、野球部で活躍し、女の子たちを魅了する学園のヒーローになる。俊は何でもできるもう一人の自分にいつしか頼りきりになっていくが……。表題作『エスパー大旋風』ほかプロレスに青春を賭け、強敵を撃破しようとする『暗黒の野獣』、失われた首狩りの風習の陰にある父親の足跡を追う兄妹を描いた『どくろの門』計三本の短編を初単行本化した。30年以上の時を経て復活した小畑ワールドを楽しんでもらいたい!
少年NO.1
「レース界のNo.1を目指せ!!」レース漫画のスペシャリスト関谷ひさしが初めて描いた本格的レース作品満を持して復刻!!カーマニアの宏少年は、命がけで危険なレースに参加する!!素顔を見せないライバル“黒いいなずま”の正体は!?あらすじ社長の娘をなぐって会社を飛び出た車好きの少年 南宏。ムシャクシャする気分ながらも銀行ギャングを捕まえた縁で、小さな町工場 早川モーターズに再就職することになる。スピードに命をかける宏はおやじさんが作ったフラッシュ号で、レースに出る事に。だがレースには、謎の強豪レーサー黒いいなずまやフラッシュ号の以前のドライバー 黒原など強敵が参加する。宏は多くのライバルを破ってNo.1になることができるのか!?解説1960年に「少年ブック」で連載された『少年No.1』は、レース漫画のスペシャリストとして知られる関谷ひさしが初めて本格的に描いたレース漫画である。この作品を連載しはじめたころ、関谷ひさしは車も免許も持っておらず、資料も少なかったため苦労して車のことを調べたところ、カーマニアになってしまったというエピソードを持つ。本作のレース描写や主人公の立ち回りは、後年の『イナズマ野郎』『吠えろ!! レーサー』のような本格レース漫画の原型といえる。また『ストップ! にいちゃん』や『ばんざい探偵長』のような学園ドラマや探偵アクションにカーレースの描写があることからも『少年No.1』が後の関谷作品にどれだけの影響を与えたかが見て取れよう。今回は、多くの復刻リクエストにお応えして既刊単行本 全6巻を復刻した。ド迫力レースシーンやコミカルな登場人物たちは関谷ひさしファンならずとも必見だ!!
本書が桑田次郎ファンの“満足”を約束する3つの理由!!理由その1『少年ジュピター』全12回に「別冊少年キング」(少年画報社)1967年1号に掲載された読切『少年ジュピター スパイ・スネークの巻』を加えた完全版。理由その2未完ながら、復刊リクエストの上位に入っている幻のSF作品『パトロールV』全話を同時収録。理由その3連載当時の扉全てを集めた完全扉絵集。あらすじ<少年ジュピター>舞台は近未来――。主人公は若干13歳で宇宙大学を卒業するほどの天才、光一。大いなる存在から指令を受けた光一は『少年ジュピター』を名乗り、強力な機能(電気ショック、超振動メス、熱線銃)が宿った剣とスーパーマシン「エンジェル号」を駆使し、全宇宙の悪を根絶やしにすることを誓う!!<パトロールV> 西暦20XX年――。科学は発達をつづけ、全ての労働を人類の代りにアンドロイドが行うという理想社会を形成していたが、ある日、人類に逆らえないはずのアンドロイドによって人間が殺されるという惨劇が起きてしまう!この事件を解決すべく超A級アンドロイド・パトロールVが捜査に乗り出す!!
不朽の海洋SFコミック『707』『青6』誕生の源泉となった革新的作品が初の単行本化!月刊漫画誌「少年」に昭和37年1月号から2年半もの長期にわたり連載された『少年台風』は、宇宙開発時代に必要不可欠な人材の育成機関を有する巨大原子力空母「台風」の乗員に選ばれた少年、山川三太と風間大助の友情と冒険を描いた海洋青春巨編である。 描き手は『サブマリン707』『青の6号』といった海洋SFコミックのパイオニア小沢さとる。当時、筆を折りエンジニアとして生きることを希望していた作者が、最後に空母を描きたいという理由からスタートさせた連載であったが、本作は「少年サンデー」編集部の目にとまり、『サブマリン707』を同誌に連載するきっかけとなるのだった。 「僕の人生を決めた因縁の作品」と作者自身が振り返るとおり、『少年台風』には後に発表する『サブマリン707』『エムエム三太』『青の6号』といった名作のエッセンスが散見できることから、小沢ワールドにとってまさにエポックメイキングな作品と言えるだろう。 なお、本書(全3巻)は全エピソード、全扉絵、読切4話、「少年キング」連載のセルフリメイク版を収録した完全版である。いつの時代も決して色褪せることのない作品群の源泉を心ゆくまで堪能いただきたい。
青の6号
『サブマリン707』ともども小沢さとる氏を潜水艦漫画の第一人者とした代表作『青の6号』。1967年から「週刊少年サンデー」で連載された本作は、世界各国から集められた潜水艦の多国籍軍がテロ組織に立ち向かうというストーリーとカッコいい潜水艦の緊迫感ある“ドックファイト”が読者の心をつかんだ。現代の国際テロ問題を先取りしたようなリアルさとエンターテイメントを融合させたSF海洋戦記であり、その人気は現代にも及び「サンデー」連載から30年の時を経て、アニメ化やゲーム化をされている。今回は、その再ブーム化と時を同じくして描き下ろされた『青の6号AO6』を復刻。本作品はアニメ版やゲーム版とストーリーが異なり、30年前の「少年サンデー」版をもとにリ・イマジネーション(再構築)された『新・青6』ともいうべき作品である。また小沢先生よりお借りした本作のネーム(下書き原稿)と現在執筆中の新作『青の6号』(『新・新・青6』?)のネームを特別収録。世紀を越えたシーウォーズがアナタを待つ!!
1967年「週刊少年サンデー」誌上に発表されるや、たちまち子どもたちの心を鷲掴みした『青の6号』。世界経済の破綻を目論むテロ組織と、海洋の平和を守る多国籍組織との戦いを描いた先進的ストーリーは、漫画界に留まることなく波及。気鋭のクリエイターらによって近年アニメ化も成されている。本書は、これまで発行された単行本ではカットされていた扉絵と図解を加え、可能な限り連載当時の誌面を再現。さらには、プロトタイプとなった『読切版青6』と著者自ら制作秘話を明かす読物などを新たに収録した初の完全版である。伊賀艦長、ギルフォード、ベルグ、敵味方関係なくカッコイイ潜艦乗りの生き様。コーバックの美しいフォルム。無敵の生物兵器赤ハゲ……。世に登場してから半世紀近くたった今も、小沢さとるの企みよって手に汗握らされていることに、あなたは気がつくだろう。
元々、一本の豪刀として戦国の血を吸った業物を名工関の孫六が、二振りに打ち分けたと伝えられる、妖刀乾雲と坤竜――。離れれば互いに求めあい、持つ者に災いをもたらすこの二本の妖刀を巡り、独眼隻腕の剣士丹下左膳、柳生七忍を率いる柳生源三郎、怪僧泰軒、謎の素浪人闇太郎らが大江戸を舞台に峻烈な争奪戦を繰り広げるノンストップアクション!本書は、1967年から「少年キング」誌上にて連載された林不忘原作の時代劇小説『丹下左膳 乾雲坤竜の巻』のコミカライズ版全話を扉絵も含め完全収録している。(同時期に松山英太郎が主演したTV版丹下がTBS系列にて放映されている。)描き手は『サブマリン707』など数々の海洋SF漫画を手がけた才人小沢さとる。オリジナルキャラの登場によるシナリオのアレンジや、片手片目である左膳の強さにリアリティを持たせるなど小沢流が散見できる内容となっている。そして、最大の見所は時代劇屈指のスーパーヒーロー、丹下左膳を強さと弱さを併せ持った人間味溢れる男に描きあげた事だろう。
えっ!桑田次郎版 アトム !?今回お贈りする桑田次郎初期ヒーローシリーズは桑田版「鉄腕アトム」ともいえる弾丸トップだ!!ホラーストーリー『朝は死んでいた』冒険奇譚『地底にうごめく』単行本初収録!あらすじ世界一と評されるパワーと正義の心をもつロボット“トップ”は開発者の東博士、親友たけしと協力して、次々と現れる悪党どもから地球を守りぬくことができるのか!?世界最高峰ロボット“トップ”を利用し、世界を混乱に落とし入れようとする空魔Z。海底魔城を本拠に大洪水を起こし、世界征服を狙うサタンX。遠い宇宙から飛来し、ロボットに憑依する夜光怪人……。敵はあまりに強大だっ!解説『弾丸トップ』は月刊誌「ぼくら」(講談社)に1958年1月号から1年間に渡り連載された少年向けSF作品だ。作者は『まぼろし探偵』『月光仮面』といった国民的ヒーロー作品を世に送り出した天才マンガ家、桑田次郎!(本作は前述の2作品と連載時期が同じことから、発表当時の桑田次郎の凄まじい仕事量が推測される。)手塚治虫風のタッチを採用したことや、心優しきロボットが世界の平和を守る設定などからも桑田版『鉄腕アトム』とも言えるだろう。シンプルながら飽きさせることのないストーリーをお楽しみ頂きたい。また、未単行本化作品『朝は死んでいた』『地底にうごめく』の2編も同時収録したので、そちらもお見逃しなく!!0